ASD Screening Tool

ASD診断テスト

ASD診断テストは、簡単な質問に回答するだけで「ASD」を自己診断できるセルフチェックツールです。DSM-5やICD-11の基準を参考に作ったオリジナルASDセルフチェックツールです。

ASD総合スコア
0
ASDタイプ
-
推奨アクション
-
社会的コミュニケーションスコア
0
共感性・感情理解スコア
0
対人関係の柔軟性スコア
0
感覚過敏・鈍麻スコア
0
反復・固執行動スコア
0
総合適応力スコア
0
本セルフチェックツールは、ASDを簡易的に評価するためのものであり、医学的診断や治療を目的としたものではありません。チェック結果に関わらず、ASDに関する不安がある場合は、専門の医師やクリニックに相談することをおすすめします。本セルフチェックツールの利用によって生じた直接的または間接的な損害について、当社は一切の責任を負いません。チェック結果を参考にする際は、ご自身の判断のもと、適切な対応を行ってください。
この計算結果は情報提供のみを目的としています。正確性、有用性、完全性、最新性、および品質を含めいかなる保証をするものではありません。計算結果は、参考・目安としてお使いください。アドバイスや診断については、専門家にご相談ください。

使い方

  1. 質問に回答します。
  2. 自動的に「ASD総合スコアASDタイプ」「推奨アクション」「社会的コミュニケーションスコア」「共感性・感情理解スコア」「対人関係の柔軟性スコア」「感覚過敏・鈍麻スコア」「反復・固執行動スコア」「総合適応力スコア」が計算されます。

ASD(自閉スペクトラム症)とは

定義

ASD(Autism Spectrum Disorder、自閉スペクトラム症)は、発達障害の一つで、以下の2つの主要な特徴を持つ神経発達症の総称です。

  • 社会的コミュニケーションおよび対人関係の困難: 会話や非言語的なやり取りの理解が難しい。
  • 限定された興味・反復的な行動パターン: 強いこだわりや、同じ行動の繰り返し。
ポイント:「スペクトラム」とは症状の程度が人によって異なることを意味します。

主な特徴

社会的コミュニケーションの困難

  • 相手の気持ちや表情を読み取るのが苦手
  • 会話の流れを理解しにくい
  • 自然なアイコンタクトが難しい

限定された興味・反復的な行動

  • 特定の物事に強いこだわり
  • 同じ行動やルーチンを繰り返す
  • 変化に対して強い抵抗感を持つ

3感覚の過敏・鈍感(感覚処理の違い)

  • 音、光、匂いなどに敏感または鈍感
  • 特定の感覚刺激に強い反応を示す

👶 子どもと大人の違い

  • 子ども: 言葉の遅れ、遊び方の独特さが目立つ
  • 大人: 対人関係のストレス、職場での適応困難として現れることが多い

ASDの原因

生まれつきの脳の特性や遺伝的要因が関与していますが、単一の明確な原因は特定されていません。

よくある誤解

  • 誤解: 親の育て方が原因 → 真実: 生まれつきの脳の特性です。
  • 誤解: 知的障害と同じ → 真実: 知的能力とは直接関係しません。

本チェックツールのロジック解説

診断概要

このASD(自閉スペクトラム症)診断ツールは、以下の6つのカテゴリに基づいて評価を行います。

  • 社会的コミュニケーション: 言語的・非言語的なやり取りのスムーズさを評価
  • 共感性・感情理解: 他者の感情を察知し、適切に反応できるかを評価
  • 対人関係の柔軟性: 状況に応じた振る舞いや適応のしやすさを評価
  • 感覚過敏・鈍麻: 感覚刺激に対する反応の強さを評価
  • 反復・固執行動: 習慣や興味の範囲の限定度合いを評価
  • 総合適応力: 日常生活での自己管理や独立性を評価

スコアリング方法

各カテゴリに10問ずつの設問があり、以下の5段階で回答します。

  • 1 - まったく当てはまらない
  • 2 - あまり当てはまらない
  • 3 - どちらともいえない
  • 4 - やや当てはまる
  • 5 - 非常に当てはまる

全60問の合計スコアは最大300点となります。

診断基準

総合スコアに基づき、ASD傾向を以下のように分類します。

  • 0〜60: ASD傾向なし
  • 61〜120: 軽度のASD傾向
  • 121〜180: 中等度のASD傾向
  • 181〜210: 高度なASD傾向(要注意)
  • 211以上: 強いASD傾向(専門医推奨)

推奨アクション

診断結果に基づき、以下のような推奨アクションを表示します。

  • ASD傾向なし: 日常生活に支障はなく、特別な対処は不要です。
  • 軽度の傾向: 自己理解を深め、必要に応じて軽いサポートを検討します。
  • 中等度の傾向: 日常生活で困難を感じる場合は、カウンセリングや専門家の相談を推奨。
  • 高度な傾向: 明確なASD傾向が見られるため、専門機関での診断・支援を受けることを強く推奨。
  • 強い傾向: 早急に専門医の評価と支援が必要です。

カテゴリ別スコアの解釈

各カテゴリごとのスコアも参考にして、特定の領域での課題を特定できます。

  • 社会的コミュニケーション: スコアが高い場合、会話や非言語的な理解が困難な傾向
  • 感情理解: 他者の気持ちへの共感や感情表現の難しさを示唆
  • 柔軟性: 環境や状況の変化への適応困難さを評価
  • 感覚過敏: 感覚的刺激に対する過敏さや鈍感さを測定
  • 反復行動: 固定された行動パターンや興味へのこだわりを示す
  • 総合適応力: 日常生活での自己管理能力や社会適応力を反映

参考データと基準

本ツールのチェックロジックは以下の国際的なガイドラインおよび研究データを参考に作成しています。

  • DSM-5(精神障害の診断と統計マニュアル第5版): ASDの診断基準
  • ICD-11(国際疾病分類): 世界保健機関による診断基準
  • SRS-2(Social Responsiveness Scale, Second Edition): 社会的応答性の評価尺度
  • 最新のASD関連研究論文: 自閉スペクトラム症に関する科学的知見

注意事項

この診断ツールは正式な医療診断ではありません。あくまで自己評価の参考とし、診断結果に不安がある場合は専門医やカウンセラーに相談してください。

注意事項

このツールは無料でご利用いただけます。

※このプログラムはPHP8.1.22にて作成、動作確認を行っております。
※ご利用下さっている皆様の ご意見・ご要望をお寄せください。