除脂肪体重計算

1. 「体重」「体脂肪率」を入力します。
2. 自動的に「除脂肪体重」「体脂肪量」が表示されます。

除脂肪体重（Lean Body Mass, LBM）とは、体脂肪を除いた体重のことです。具体的には、筋肉・骨・内臓・血液・水分など、脂肪以外の全ての組織の重さを指します。

除脂肪体重の構成要素

筋肉（骨格筋・内臓筋）

身体の動きや代謝に関わる主要な部分。

骨（骨密度・骨量）

身体の骨格を構成する硬組織。

内臓（臓器）

肝臓、心臓、腎臓などの生命維持に必要な器官。

血液や体液（水分）

血液や体内の水分（体内の約60%が水分）。

除脂肪体重の役割と重要性

筋肉量の維持・増加の指標

筋トレやダイエットの効果測定。

基礎代謝量（BMR）との関係

筋肉量が多いほど基礎代謝量が高く、消費エネルギーが増える。

健康維持・肥満防止

体脂肪を減らし、LBMの維持が健康的な体作りに重要。

医療やリハビリの評価基準

サルコペニア（加齢による筋肉量減少）の診断にも使われる。

除脂肪体重のポイント

• 体脂肪率が低いほど除脂肪体重（LBM）は高くなります。
• 筋トレや運動によって筋肉量が増えると、LBMが増加します。
• ダイエット中は、LBMの維持が健康的な減量のポイントです。

除脂肪体重　＝　体重（kg）　×　（1　－　体脂肪率）

体脂肪量　＝　体重（kg）　－　除脂肪体重

除脂肪体重の計算例

体重：70kg

体脂肪率：20%

除脂肪体重　＝　70kg　×　（1　－　20%）　＝　56kg

体脂肪量　＝　70kg　－　56kg　＝　14kg

男性の年代別体組成

女性の年代別体組成

出典：名古屋学芸大学健康･栄養研究所年報　第14号　2022年　1,036名（男性715名、女性321名）

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