燃費計算(EV電費計算) Fuel Consumption

燃費計算(EV電費計算)は「走行距離」「ガソリン代単価」「消費ガソリン量」を入力すると「ガソリン車の燃費」が計算できる無料ツールです。EV電費にも対応しており、「走行距離」「電気代単価」「充電量」を入力すると「EVの電費」が計算されます。
使い方
- 「走行距離」「ガソリン代単価」「消費ガソリン量」を入力します。
- 自動的に「ガソリン車の燃費」が計算されます。
- 「走行距離」「電気代単価」「充電量」を入力します。
- 自動的に「EVの電費」が計算されます。
- 両方入力すると、自動的に「1kmあたりのコスト差 (ガソリン車 - EV)」が計算されます。
燃費と電費とは?
燃費と電費は、車がどれだけ効率よくエネルギーを使って走行できるかを示す指標です。
燃費(ガソリン車)
ガソリン車における燃費とは、1リットルのガソリンで何km走れるかを示します。
- 単位: km/L(キロメートル毎リットル)
- 例: 燃費が15 km/Lなら、1Lで15km走行可能
電費(電気自動車)
電気自動車(EV)における電費とは、1kWh(キロワット時)の電力で何km走れるかを示します。
- 単位: km/kWh(キロメートル毎キロワット時)
- 例: 電費が6 km/kWhなら、1kWhで6km走行可能
燃費と電費の違い
項目 | 燃費(ガソリン) | 電費(EV) |
---|---|---|
使うエネルギー | ガソリン(L) | 電気(kWh) |
単位 | km/L | km/kWh |
高い値の意味 | 燃費が良く、ガソリン消費が少ない | 電費が良く、電力消費が少ない |
補足:コスト比較のポイント
燃費と電費は単位が異なるため、直接比較はできません。
そのため、1kmあたりのコスト(円/km)で比較するのが実用的です。
- EVコスト(円/km)=(電気代 × 充電量)÷ 走行距離
- ガソリン車コスト(円/km)=(ガソリン価格 × 給油量)÷ 走行距離
燃費と電費の計算方法
自動車のエネルギー効率を表す「燃費」や「電費」は、実際の走行データから簡単に計算することができます。このページでは、それぞれの計算方法について丁寧に解説します。
1. 燃費(ガソリン車)の計算方法
燃費は、ガソリン1リットルあたりに何km走れるかを示す指標です。計算式は以下の通りです。
計算式:
燃費(km/L)= 走行距離(km) ÷ 給油量(L)
例:
- 走行距離:400km
- 給油量:25L
燃費は 400 ÷ 25 = 16 km/L
になります。
2. 電費(電気自動車)の計算方法
電費は、電気1kWhあたりに何km走れるかを示す指標です。EV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)で用います。
計算式:
電費(km/kWh)= 走行距離(km) ÷ 消費電力量(kWh)
例:
- 走行距離:300km
- 消費電力量:50kWh
電費は 300 ÷ 50 = 6 km/kWh
になります。
3. 1kmあたりの走行コストの計算
燃費や電費は「エネルギー効率」を示しますが、実際の出費(経済性)を比較するには「1km走るのに何円かかるか」を見ることが有効です。
ガソリン車:
コスト(円/km)= (ガソリン価格 × 給油量) ÷ 走行距離
電気自動車:
コスト(円/km)= (電気代 × 消費電力量) ÷ 走行距離
例:
項目 | ガソリン車 | 電気自動車 |
---|---|---|
走行距離 | 300km | 300km |
使用エネルギー | 20L | 50kWh |
単価 | 170円/L | 30円/kWh |
計算式 | (170×20)÷300 | (30×50)÷300 |
結果 | 11.33円/km | 5.00円/km |
まとめ
- 燃費(km/L)や電費(km/kWh)は効率を示す
- 円/kmは経済的な比較に使う
- 電気自動車は基本的に1kmあたりの走行コストが安い傾向にある
燃費・電費の実際の調べ方
燃費や電費は、車を実際に運転したデータから自分で調べることができます。ここではその具体的な方法を紹介します。
1. 燃費(ガソリン車)の調べ方
準備するもの
- 給油前に走行距離を確認(またはトリップメーターをリセット)
- 給油量(満タンにした量)を確認
手順
- ガソリンを満タンにする
- その後、ある程度走行する(例:300km)
- 再び満タンに給油する(給油量を記録する)
- その間の走行距離を記録する
- 以下の式で燃費を計算する:
燃費(km/L)= 走行距離 ÷ 給油量
2. 電費(電気自動車)の調べ方
準備するもの
- 充電前の走行距離またはメーター確認
- 充電後の消費電力量(kWh)
手順
- EVをフル充電する
- 一定距離を走行する(例:200km)
- その後、必要な充電量(kWh)を確認する
- 走行距離と電力使用量で電費を計算する
電費(km/kWh)= 走行距離 ÷ 充電量
3. 注意点
- 渋滞、エアコン、勾配などの使用環境により数値は変化します
- 満タン法(ガソリン)やフル充電法(EV)が最も正確です
- 1回の測定だけでなく、複数回の平均を取ると信頼性が高まります
4. より正確な方法
最近の車種では、車載モニターやスマホアプリで燃費・電費が自動記録される機能もあります。
メーカーアプリ(例:トヨタ「My TOYOTA+」、日産「NissanConnect」など)を活用することで、より簡単・正確に調べることができます。
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注意事項
このツールは無料でご利用いただけます。
※このプログラムはPHP8.2.22にて作成、動作確認を行っております。
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