睡眠障害診断・不眠症症状チェック Sleep Disorder Diagnosis
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睡眠障害診断・不眠症症状チェックは、睡眠の状況から簡単に「睡眠障害・不眠症リスク」を自己診断できるセルフチェックツールです。「アテネ不眠尺度(AIS)」の不眠症評価方法を採用しています。
睡眠障害リスク判定
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推奨アクション
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総合スコア
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本診断は、睡眠障害・不眠症のリスクを簡易的に評価するためのものであり、医学的診断や治療を目的としたものではありません。本診断結果に関わらず、抜け毛や薄毛に関する不安がある場合は、専門の医師やクリニックに相談することをおすすめします。本診断の利用によって生じた直接的または間接的な損害について、当社は一切の責任を負いません。診断結果を参考にする際は、ご自身の判断のもと、適切な対応を行ってください。
この計算結果は情報提供のみを目的としています。正確性、有用性、完全性、最新性、および品質を含めいかなる保証をするものではありません。計算結果は、参考・目安としてお使いください。アドバイスや診断については、専門家にご相談ください。
使い方
- 「入眠困難(寝つきの悪さ)」「夜間中途覚醒(途中で目が覚める)」「早朝覚醒(朝早く目が覚める)」「睡眠時間」「睡眠の質」「日中の気分」「日中の活動能力」「日中の眠気」を入力します。
- 自動的に「睡眠障害リスク判定」「推奨アクション」「総合スコア」が計算されます。
睡眠障害・不眠症とは
睡眠障害とは
睡眠障害とは、正常な睡眠パターンが乱れ、日常生活に支障をきたす状態を指します。以下のような問題が含まれます。
- 寝つきが悪い(入眠困難)
- 途中で何度も目が覚める(中途覚醒)
- 朝早く目が覚める(早朝覚醒)
- 十分な睡眠時間を確保しても疲れが取れない
- 日中に強い眠気を感じる
不眠症とは
不眠症は、睡眠障害の中でも「眠りの質や時間に問題があり、日中の生活に影響を及ぼす状態」を指します。
不眠症の主なタイプ
- 入眠障害(寝つきが悪い) - 布団に入っても30分以上眠れない
- 中途覚醒(途中で何度も目が覚める) - 夜中に何度も目が覚め、その後眠れない
- 早朝覚醒(朝早く目が覚める) - 予定より2時間以上早く目が覚め、その後眠れない
- 熟眠障害(睡眠の質が悪い) - 長く寝ても「ぐっすり眠った感じがしない」
不眠症の原因
- ストレス、不安、うつ病などの心理的要因
- カフェイン摂取、スマートフォンの使用などの生活習慣
- 寝室の騒音、温度などの環境要因
- 加齢や慢性疾患(痛み・かゆみ)
- 睡眠薬の乱用、アルコール摂取
睡眠障害の影響
- 集中力や判断力の低下
- ストレスやうつ病のリスク増加
- 免疫力の低下
- 高血圧・心疾患のリスク増加
睡眠障害の改善方法
- 規則正しい生活リズムを作る(毎日同じ時間に寝起きする)
- 寝る前のスマートフォン使用を控える
- カフェインやアルコールを控える
- 適度な運動を行う
- ストレス管理(瞑想、深呼吸など)
- 必要に応じて専門医に相談する
睡眠障害や不眠症は日常生活に大きな影響を与えるため、早めの対策が重要です。生活習慣の見直しやストレス管理を行い、それでも改善しない場合は医療機関への相談をおすすめします。
アテネ不眠尺度(AIS)とは
アテネ不眠尺度(AIS)の概要
アテネ不眠尺度(Athens Insomnia Scale, AIS)は、不眠症の評価に用いられる自己記入式の質問票です。
世界保健機関(WHO)のICD-10(国際疾病分類)に基づき、不眠症の重症度を数値化するために開発されました。
アテネ不眠尺度(AIS)の構成
AISは8つの質問で構成され、過去1か月間の睡眠状況を0〜3点で評価し、合計スコア(最大24点)を算出します。
No. | 質問項目 | 評価基準(0~3点) |
---|---|---|
1 | 入眠困難(寝つきの悪さ) | すぐ眠れる ~ ほとんど眠れない |
2 | 夜間中途覚醒(途中で目が覚める) | ほとんど覚醒なし ~ 頻繁に目覚める |
3 | 早朝覚醒(朝早く目が覚める) | 予定通り目覚める ~ 極端に早く目覚める |
4 | 睡眠時間 | 十分な時間眠れる ~ ほとんど眠れない |
5 | 睡眠の質 | 良い ~ 非常に悪い |
6 | 日中の気分 | 良好 ~ 非常に悪い |
7 | 日中の活動能力 | 正常 ~ 極端に低下 |
8 | 日中の眠気 | ほとんどなし ~ 眠気が非常に強い |
アテネ不眠尺度(AIS)のスコア判定
合計スコア | 判定 | 推奨アクション |
---|---|---|
0~3点 | 不眠なし | 問題なし、良好な睡眠習慣を維持 |
4~6点 | 軽度の不眠 | 生活習慣の見直しを検討 |
7~9点 | 中等度の不眠 | 不眠症の可能性あり、医師への相談を推奨 |
10点以上 | 重度の不眠 | 不眠症の可能性が高い、専門医の診察が必要 |
4. AISの特徴と利点
- 簡単に自己診断が可能(短時間で記入できる)
- 世界的に広く使用されている評価法
- 不眠の進行状況を定量的に把握できる
- 医療機関での診断や治療方針の決定をサポート
5. AISの活用例
- 臨床診療:医師が患者の不眠症を診断し、適切な治療法を決定するために使用
- 研究:睡眠障害に関する臨床研究や疫学調査
- 自己診断:個人が自分の睡眠状態を評価し、必要に応じて生活習慣を改善
AISは、不眠症の評価に用いられる信頼性の高いツールです。「最近眠れない」「朝スッキリしない」と感じる場合は、一度AISで睡眠状態をチェックし、必要に応じて生活習慣の改善や医師への相談を検討しましょう。
注意事項
このツールは無料でご利用いただけます。
※このプログラムはPHP8.1.22にて作成、動作確認を行っております。
※ご利用下さっている皆様の
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