うつ病チェック診断テスト Depression Diagnosis
うつ病チェック診断テストは、簡単な質問に回答するだけで「うつ病」を自己診断できるセルフチェックツールです。自己記入式のうつ病スクリーニングツール「PHQ-9（Patient Health Questionnaire-9）」の診断基準を採用しています。
重症度
-
推奨アクション
-
合計スコア
0
本診断は、自己記入式のうつ病スクリーニングツールで、うつ病を簡易的に評価するためのものであり、医学的診断や治療を目的としたものではありません。本診断結果に関わらず、うつ病に関する不安がある場合は、専門の医師やクリニックに相談することをおすすめします。本診断の利用によって生じた直接的または間接的な損害について、当社は一切の責任を負いません。診断結果を参考にする際は、ご自身の判断のもと、適切な対応を行ってください。
この計算結果は情報提供のみを目的としています。正確性、有用性、完全性、最新性、および品質を含めいかなる保証をするものではありません。計算結果は、参考・目安としてお使いください。アドバイスや診断については、専門家にご相談ください。
使い方
- 質問に回答します。
- 自動的に「重症度」「推奨アクション」「合計スコア」が計算されます。
うつ病とは
主な症状
精神的な症状
- 抑うつ気分（悲しみ、憂うつ、虚無感）
- 興味や喜びの喪失
- 無価値感や過剰な罪悪感
- 集中力の低下、決断困難
- 自殺念慮や自傷行為の衝動
身体的な症状
- 睡眠障害（不眠または過眠）
- 食欲の変化（増加または減少）
- 慢性的な疲労感、エネルギーの喪失
- 頭痛、腹痛、動悸などの身体症状
診断基準
うつ病は、DSM-5やICD-11といった国際的な診断基準を基に評価されます。
少なくとも2週間以上、以下の症状が5つ以上存在する場合、うつ病の可能性があります。
うつ病の種類
- 大うつ病性障害（MDD）
- 持続性抑うつ障害（ディスチミア）
- 季節性情動障害（SAD）
- 産後うつ病
- 双極性障害のうつ状態
原因
- 生物学的要因（脳内化学物質の不均衡、遺伝的要因）
- 心理的要因（性格、過去のトラウマ）
- 環境的要因（ストレス、重大なライフイベント）
治療法
- 抗うつ薬（SSRI、SNRIなど）
- 心理療法（認知行動療法、対人関係療法）
- 生活習慣の改善（規則正しい生活、運動）
- その他の治療（電気けいれん療法、rTMSなど）
注意点
自殺のリスクがある場合、速やかに専門機関へ相談してください。
予防方法
- ストレス管理（瞑想、趣味）
- 周囲とのつながりを大切にする
- 異変に気づいたら早めに相談する
PHQ-9（Patient Health Questionnaire-9）診断ロジックとは
PHQ-9（Patient Health Questionnaire-9）は、うつ病のスクリーニングと重症度評価のために広く使用される、自己記入式の質問票です。医療機関や心理支援の現場で、うつ病の初期評価や経過観察に役立つ信頼性の高いツールです。
1. 質問内容（9項目）
| 質問内容 | スコア |
|---|---|
| 1. ほとんど毎日、気分が落ち込んだり、憂うつであったり、絶望的な気分になったことがありましたか？ | 0〜3 |
| 2. ほとんど毎日、以前は楽しんでいた活動に対する興味や喜びが薄れていると感じましたか？ | 0〜3 |
| 3. 眠りにくい、または逆に眠りすぎることがありましたか？ | 0〜3 |
| 4. 疲れやすさ、またはエネルギーの低下を感じましたか？ | 0〜3 |
| 5. 食欲の低下、または過食がありましたか？ | 0〜3 |
| 6. 自分が失敗者だと思う、または自分や家族を失望させたと思うことがありましたか？ | 0〜3 |
| 7. 集中力が続かない、テレビや新聞を読むこと、または会話に集中するのが難しいと感じましたか？ | 0〜3 |
| 8. 他人に気づかれるほど動作が遅くなった、または逆に落ち着きがなくなったことがありましたか？ | 0〜3 |
| 9. 死について考える、自傷行為や自殺念慮がありましたか？ | 0〜3 |
2. 回答形式（頻度別のスコアリング）
| 頻度 | スコア |
|---|---|
| 全くない | 0 |
| 数日間 | 1 |
| 1週間以上（半分以上） | 2 |
| ほぼ毎日 | 3 |
3. 合計スコアの算出
スコア範囲: 0〜27点（各項目最大3点 × 9項目）
合計スコアの計算は、各項目のスコアを合計するだけのシンプルなロジックです。
4. 重症度の評価基準
| 合計スコア | 重症度 | 推奨される対応 |
|---|---|---|
| 0–4 | 最小またはうつ症状なし | 特に対応不要 |
| 5–9 | 軽度のうつ症状 | 経過観察、ストレス管理、セルフケア |
| 10–14 | 中等度のうつ症状 | 精神科医またはカウンセラーへの相談 |
| 15–19 | 中等度から重度のうつ症状 | 専門医による評価と治療の検討 |
| 20–27 | 重度のうつ症状 | 迅速な専門的介入が必要 |
5. 緊急対応のトリガー（重要ポイント）
- 9番目の質問（自殺念慮）は特別な注意が必要です。
- 「1点以上」の場合、自殺リスク評価を即座に行い、必要に応じて専門家へ緊急相談。
- 自傷行為の具体的な計画がある場合は、緊急支援の案内が必須。
6. ロジックフロー（アルゴリズム）
- ユーザーが9つの質問に回答
- 各質問のスコアを合計（0〜27点）
- 合計スコアに基づき重症度を評価
- 9番目の質問で1点以上の場合は自殺念慮の警告表示
- 結果に応じたアドバイスを表示（経過観察 or 専門家への相談）
注意事項
このツールは無料でご利用いただけます。
※このプログラムはPHP8.1.22にて作成、動作確認を行っております。
※ご利用下さっている皆様の
ご意見・ご要望をお寄せください。