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目次
楽天モバイルは解約できる?縛りや違約金はある?
楽天モバイルは、契約期間の縛りがなく、いつでも自由に解約できる仕組みになっています。いわゆる「2年縛り」や「更新月」などの制限はないため、利用者のタイミングで柔軟に解約できるのが大きな特徴です。
ただし、解約にかかる費用がまったくゼロとは限りません。いくつか注意すべき費用項目があるため、以下で詳しく解説します。
解約事務手数料がかかるケースがある
2025年4月1日以降、楽天モバイルの回線を契約してから1年未満で解約する場合には、解約事務手数料が発生します。この手数料は、「契約していたプランの月額最低利用料金1カ月分」に相当します。
たとえば、現在のRakuten最強プランの最低料金が1,078円(税込)の場合、その金額が解約時に請求される形になります。1年以上継続利用していれば、解約事務手数料はかかりません。
契約解除料(いわゆる違約金)はなし
一方で、楽天モバイルは契約解除料(違約金)を廃止しています。以前は「スーパーホーダイ」など旧プランで最低利用期間が設けられていましたが、現在はすべてのプランでその期間を終了しており、契約解除料は一切かかりません。
そのため、いつ解約しても違約金を支払う必要はなく、安心して他社への乗り換えや契約終了が可能です。
解約月の料金は日割りにならない
解約月の料金は、日割り計算されません。たとえば月の途中で解約しても、その月の利用データ量に応じた料金が1カ月分まるごと請求されます。月末まで使い切らないともったいないと感じる人は、月末に解約するのがベターです。
なお、オプションによっては月途中の解約で日割りになるものとならないものがあります。たとえば「15分かけ放題」など一部の通話オプションは、解約日によらず満額請求されるため注意が必要です。
解約手続きはアプリ・Webで完結
楽天モバイルの解約手続きは、ショップに行かなくても「my 楽天モバイル」アプリやWebサイトから簡単に行えます。ただし、一度解約を申し込むと取り消しはできません。電話番号も使えなくなるため、手続きを始める前に本当に解約してよいか、慎重に確認しておきましょう。
また、MNP(番号そのままで他社に乗り換える)を希望する場合は、MNP予約番号を事前に取得する必要があります。こちらもアプリやWebから手続きできます。
製品やオプション契約の扱いに注意
楽天モバイルでスマホ本体を分割購入していた場合、解約後もその支払いは継続されます。また、AppleCareやスマホ交換保証などの端末保証オプションは、回線の解約では自動的に解除されません。これらは別途解約手続きが必要になるため、うっかり忘れないよう注意しましょう。

楽天モバイルは解約しやすいキャリアではありますが、タイミングやオプションの扱い次第で思わぬ費用が発生する可能性があります。事前に条件をよく確認してから、スムーズな解約を進めていきましょう。
解約のベストタイミングとは?損しないポイントを解説
楽天モバイルを解約する際、無駄な出費を避けるには「いつ手続きするか」が重要です。楽天モバイルは契約期間の縛りがないためいつでも解約できますが、手続きのタイミングによっては損をしてしまうケースもあります。
解約月の料金はデータ使用量に応じて満額請求される
楽天モバイルの料金は、月の途中で解約しても日割りになりません。解約する月のデータ使用量に応じて、1GB以下なら0円、3GB以下なら1,078円、20GB以下で2,178円、それ以上は3,278円(税込)というように段階的に満額が請求されます。
たとえば、月初に解約しても20GB以上使っていれば3,278円が請求されます。逆に月末まで使っても3GB以内に抑えていれば1,078円で済むため、「使い切ってから解約する」という考え方が費用面では無駄がありません。
解約に向けて準備すべき3つのチェックポイント
- データ使用量の確認
月間の使用量は「my 楽天モバイル」アプリから確認できます。月の途中でもこまめにチェックし、3GBや20GBを超えそうかを把握しましょう。 - 有料オプションの解約タイミング
15分かけ放題など一部オプションは、日割りされず満額請求されます。これらを契約中の方は、月末までにオプションを先に解約することで余計な出費を避けられます。 - 楽天ポイントの付与タイミング
楽天モバイルではキャンペーンによりポイント還元が行われることがあります。ポイント付与前に解約してしまうと、条件を満たしていてもポイントが受け取れなくなることもあるため、ポイント進呈予定日を事前に確認しておくと安心です。
月末解約がもっとも無駄がないケースが多い
楽天モバイルの請求は月単位で行われるため、料金やポイント、オプションの満額請求リスクなどをトータルで見ても、月末に解約するのがもっとも損をしにくいタイミングといえます。
ただし、他社へのMNP転出を検討している場合は、MNP予約番号の有効期限(15日)や、乗り換え先の申込み日程も踏まえて日程を逆算する必要があります。
1年未満の解約には事務手数料が発生する可能性
2025年4月以降、楽天モバイルの契約から1年以内に解約する場合は、月額料金1カ月分相当の解約事務手数料が発生します。この費用を避けたい場合は、契約から1年が経過してからの解約が望ましいです。

月末まで使い切る、ポイントやオプションの状況を確認する、1年経過後に解約する——これらのポイントを押さえることで、楽天モバイルを最もお得に解約することができます。損をしないよう、あらかじめ計画的に手続きの準備を進めましょう。
楽天モバイルを解約する方法(アプリ/Web)
楽天モバイルの解約手続きは、ショップに行かずにスマホやパソコンから簡単に行えます。ここでは、IT操作に不慣れな方でも迷わず進められるよう、アプリとWebそれぞれの操作手順をくわしく解説します。
アプリから解約する手順
- 「my 楽天モバイル」アプリを起動
スマホにアプリが入っていない場合は、App StoreまたはGoogle Playからダウンロードしてください。 - 右上のメニュー(三本線)をタップ
表示されたメニューから「契約プラン」を選びます。 - 「その他のお手続き」>「手続きへ進む」>「解約」を選択
表示された注意事項をよく確認し、「次へ進む」をタップしてください。 - 製品保証サービスの継続可否を選択
保証オプションを契約している方は、続けて利用するか選びます。 - 簡単なアンケートに回答
アンケート回答後、「解約内容を確認する」をタップします。 - 内容を確認し「解約を完了する」を選択
手続きが完了すると「回線の解約手続き完了」と表示され、解約完了のメールが届きます。
※ 解約手続きは一度完了すると取り消しできません。番号の引き継ぎなどが必要な場合は、先にMNP手続きを済ませましょう。
Webから解約する手順
- 「my 楽天モバイル」にアクセスしてログイン
スマホ・PCどちらからでもアクセスできます。楽天IDとパスワードを入力してログインしてください。 - 「契約プラン」>「各種手続きへ進む」を選択
解約以外の手続きも表示されますが、ここでは「解約」を選びます。 - 製品保証の解約 or 継続を選択
アプリと同様に、保証サービスの扱いを選んでください。 - アンケートに回答し、「解約内容を確認する」へ
内容を確認後、「解約を完了する」をクリックすると手続き完了です。 - 解約完了メールが届くか確認
解約が完了すると、登録メールアドレス宛に通知が届きます。
手続き時の注意点
- 解約の申込み後はキャンセルできません
- 解約すると即座に回線が使えなくなります
- 電話番号も失効しますので、LINEの再設定や二段階認証の変更が必要な場合は先に行ってください
ITに詳しくない方でも安心して進められるよう、アプリ・Webどちらも直感的な画面設計となっています。表示される文言やボタンをひとつずつ確認しながら進めれば、5分程度で解約が完了します。
MNPで他社に乗り換える方法|予約番号の発行と注意点
楽天モバイルから他社に電話番号を引き継いで乗り換えるには、「MNP予約番号」を取得する必要があります。MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)を利用することで、現在の電話番号をそのまま新しい通信会社でも使うことができます。解約と同時に番号が失われることを避けたい方にとって、MNP手続きは非常に重要です。
MNP予約番号の取得手順(アプリ・Web共通)
楽天モバイルでは、店舗でのMNP予約番号の発行は行っておらず、「my 楽天モバイル」からの手続きのみ対応しています。アプリとWeb、どちらの方法でも操作内容はほぼ同じです。
- 「my 楽天モバイル」にログイン
スマートフォンアプリ、もしくはPC・スマホのブラウザからmy 楽天モバイルにアクセスし、楽天IDでログインします。 - 「契約プラン」から「各種手続きへ進む」を選択
画面下部にある「その他のお手続き」内の「手続きへ進む」をタップ(クリック)します。 - 「他社へのお乗り換え(MNP)」を選択
アンケートや解約理由の選択項目が表示されますので、画面に従って入力・選択してください。 - 「MNP予約番号を発行する」を選択
内容を確認後、「MNP予約番号を発行する」を選びます。数秒後に画面上に予約番号、有効期限、対象電話番号が表示されます。 - MNP予約番号をメモして保存
MNP予約番号は、新しい通信会社との契約時に必要です。必ずメモまたはスクリーンショットで保存しておきましょう。
MNP予約番号の有効期限と注意点
発行されたMNP予約番号には15日間の有効期限があります。有効期限内に新しい通信会社での契約を完了しないと、再発行が必要になります。
なお、格安SIMなど一部の事業者では、MNP予約番号の残り日数が「10日以上」でなければ申し込みを受け付けていないケースもあります。発行から日数が経過してしまった場合は、念のため再取得したほうが安全です。
乗り換え完了と自動解約のタイミング
楽天モバイルからMNP予約番号を取得しても、その時点ではまだ楽天モバイルの契約は継続中です。他社との契約が完了し、回線の切替が行われたタイミングで、自動的に楽天モバイルが解約されます。
そのため、楽天モバイル側での解約手続きは不要です。番号を引き継ぐ場合は、うっかり「解約手続き」から申し込まないよう注意してください。
手続き前に確認すべきポイント
- 端末のSIMロック有無を確認
楽天モバイルで購入した端末は基本的にSIMフリーですが、まれに例外があります。他社でそのまま使いたい方は、対応バンドやSIMの種類を事前に確認しましょう。 - オプションやアップグレードプログラムの解約手続き
MNP転出後も一部の保証サービスやプログラムが継続されることがあります。不要なものは別途解約しておきましょう。 - 楽天ポイントの進呈条件を確認
乗り換え前に、キャンペーンで獲得予定の楽天ポイントがある場合、付与条件を満たしているかを再確認してください。

MNP転出を正しく行えば、電話番号を失うことなくスムーズに新しいキャリアへ移行できます。手続きはすべてオンラインで完結できるため、店舗に行く必要もありません。焦らず画面の案内に沿って操作を進めていきましょう。
オプションサービスの解約も忘れずに!対象一覧と手順
楽天モバイルを解約する際、回線契約とあわせて確認すべきなのが、個別に契約している「オプションサービス」です。これらは回線の解約と同時に自動で解除されるわけではなく、ユーザー自身で別途手続きが必要な場合があります。うっかり契約を残したままだと、解約後も料金が請求され続けることになるため、事前の確認と対応が欠かせません。
解約が必要な主なオプションサービス一覧
以下は楽天モバイルで提供されている主要なオプションサービスのうち、回線解約後も自動解約されないものです。
オプション名 | 対象端末 | 備考 |
---|---|---|
スマホ交換保証プラス | Android端末 | 故障・水濡れ・盗難に対応 |
故障紛失保証 with AppleCare Services | iPhone | Apple公式の保証サービス付き |
故障紛失保証 with AppleCare Services & iCloud+ | iPhone | iCloudストレージ付きプラン |
あんしん保証 with AppleCare Services for Apple Watch | Apple Watch | 時計専用の保証プラン |
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム | iPhone | 解約には端末返却または買取が必要 |
オプション解約手順(スマホ・PC共通)
- 「my 楽天モバイル」にログイン
- トップ画面の「契約プラン」を選択
- 該当オプション欄にある「解約」をタップ
- 案内に沿って手続きを進め、確認画面で「OK」
スマートフォン・パソコンのどちらからでも解約可能です。ログイン後、該当オプションが表示されていない場合は、加入していない可能性があります。
楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラムの解約方法
このプログラムは回線とは別に契約されており、手続きをしない限り継続されます。解約方法は以下の通りです。
- 25か月目以降に端末を返却する
→ 本人確認を含む申請後、返却キットを使ってiPhoneを返送(初期化が必要)。事務手数料3,300円が発生します。 - 返却せず買取する
→ 「my 楽天モバイル」から買取申込みを行い、残額を一括で支払います。
※25か月未満での解約は、買取による対応が必要です。
オプション未解約で起こるトラブル
- 解約後もクレジットカードから引き落としが続く
- 「保証サービスを使いたいのに終了済みだと思っていた」といった認識違いによる損失
- アップグレードプログラムの返却期限を過ぎて追加費用が発生
これらを防ぐためにも、解約前に契約中のオプションを洗い出し、一つずつ解約処理を行っておくことが大切です。
加入状況の確認方法
オプション加入状況は「my 楽天モバイル」内の「契約プラン」>「オプションサービス」一覧から確認できます。自分がどのオプションに入っているか把握していない方は、必ずチェックしておきましょう。
楽天モバイルを解約する際は、回線の手続きだけでなく、オプションの契約状況を総点検することが重要です。知らないうちに料金が発生し続けるといった事態を避けるためにも、解約前にオプションサービスの確認と手続きを忘れずに行ってください。
解約後のSIMカードはどうする?返却先と処分方法
楽天モバイルを解約したあと、意外と悩むのが「使わなくなったSIMカードをどうすればいいのか」という点です。放置しても問題ないのか、返却する必要があるのか、どこに送ればいいのかなど、ITに不慣れな方にとっては不安の種になりやすい部分です。このセクションでは、SIMカードの適切な取り扱い方法について詳しく解説します。
SIMカードは返却と破棄のどちらも可能
楽天モバイルの公式見解では、解約後のSIMカードは「返却する」または「自分で破棄する」のどちらでも構わないとされています。どちらを選んでも追加料金などは発生しません。ただし、返却を希望する場合には指定の返却先へ郵送する必要があります。
返却する場合の手順と送付先
返却を希望する場合は、以下の手順で進めてください。
- SIMカードを封筒に入れる(破損防止のため、厚紙などに挟むのが望ましい)
- 普通郵便または追跡可能な方法で発送(送料は利用者負担)
- 返送先住所を以下のように記載
〒143-0006 東京都大田区平和島3-5-1 B棟2F 楽天モバイル RSIM回収係
なお、楽天モバイルの実店舗ではSIMカードの返却を受け付けていないため、ショップに持ち込んでも対応してもらえません。郵送が唯一の手段になります。
返却しない場合は「物理的に破壊して処分」がおすすめ
返却が面倒だったり、送料をかけたくない場合は、自分でSIMカードを破棄することも可能です。その際は、必ず物理的に破壊してから処分してください。
SIMカードには個人情報(電話番号や識別番号など)が含まれているため、ハサミで複数箇所に切り込みを入れるなどして読み取れないようにしてから、各自治体のルールに従って不燃ごみや小型電子機器として処分するのが安心です。
※一部地域では「小型家電リサイクル回収ボックス」などの設置もあります。自治体のホームページで処分方法を確認しておくと安全です。
処分時の注意点
- カード内部の金属部分を確実に破壊すること
- 他人に譲渡しない(不正利用リスクがあるため)
- 機種変更や他回線への差し替えはできない(解約済みのSIMは無効)
これらのポイントを押さえておけば、個人情報の漏えいや不正利用のリスクを避けることができます。

SIMカードはサイズが小さいため、つい軽く考えてしまいがちですが、処分を誤ると情報漏洩のリスクがあります。返却と自己処理のいずれかを選んで、正しく対応するようにしましょう。
解約すると楽天ポイントはどうなる?キャンペーン条件も確認
楽天モバイルを解約するときに意外と見落としがちなのが「楽天ポイント」の扱いです。月々の支払いに使えたり、楽天市場での買い物で貯まったりと、楽天モバイルを通じて得られる楽天ポイントにはさまざまな種類があります。解約後に損をしないためには、どのポイントが継続して使えるのか、失効するリスクはあるのかを正しく把握しておくことが大切です。
解約しても楽天ポイントは消えない
楽天モバイルを解約しても、楽天ポイント自体は消滅しません。楽天会員としてのアカウントを維持していれば、楽天市場などの他サービスで貯めたポイントや、過去に獲得したポイントは引き続き利用可能です。
ただし、楽天会員自体を退会してしまうと、保有しているポイントもすべて失効するため注意が必要です。楽天モバイルの解約と楽天会員の退会は別の手続きなので、ポイントを残したい方は楽天会員を継続したままにしておきましょう。
解約月にポイント付与対象外となるケースがある
楽天モバイルには、毎月の契約や利用状況に応じて楽天ポイントが付与される特典があります。たとえば以下のようなプログラムです。
- SPU(スーパーポイントアッププログラム)
- 楽天モバイル契約者向けキャンペーン
- 期間限定の申し込み特典
これらの特典ポイントの多くは、「楽天モバイルの契約が継続中であること」が条件です。そのため、ポイントの付与予定日より前に解約してしまうと、条件を満たさずポイントがもらえなくなる可能性があります。
特に注意が必要なのがSPUです。楽天モバイルを契約しているだけで、楽天市場のポイント倍率が最大+3倍になる仕組みですが、解約した月の途中からSPU対象外になることがあります。
キャンペーンポイントの付与条件は事前に確認を
楽天モバイルの各種キャンペーンでは、「申し込み後〇ヶ月間契約を継続」などの条件が設定されていることがあります。ポイント目当てでキャンペーンを利用した方は、キャンペーンページに記載された付与条件と付与予定日を必ず確認しましょう。
解約タイミングによっては、条件未達となりポイントが付与されない、あるいは進呈されたポイントが取り消される場合もあります。特に高額のポイントが還元されるキャンペーンでは、条件未達による損失が大きくなるため、焦らず慎重に確認してください。
すでに獲得済みのポイントは有効期限に注意
楽天ポイントには「通常ポイント」と「期間限定ポイント」があります。楽天モバイルを解約しても獲得済みのポイントはそのまま使えますが、期間限定ポイントは期限が短いことがあるため注意が必要です。
とくにキャンペーンでもらえるポイントは、付与から数十日~数ヶ月で失効するケースが多いため、解約前後でポイントが失効しないよう、計画的に使い切ることが大切です。
解約してもポイント支払いは引き続き可能
解約後も、楽天カードや楽天市場など他の楽天サービスはそのまま使えるため、保有ポイントは引き続き利用可能です。また、再び楽天モバイルを契約する場合も、アカウントを引き継げば過去のポイント履歴や設定がそのまま活用できます。

楽天ポイントを無駄にしないためには、「ポイントがもらえる条件」と「いつ付与されるか」の確認が不可欠です。楽天モバイルの解約を検討している方は、ポイントの進呈スケジュールとキャンペーン条件をあらかじめチェックし、タイミングを見極めて解約するようにしましょう。
解約後の請求・端末残金・アップグレードプログラムは?
楽天モバイルを解約すると、「これ以上お金はかからない」と思いがちですが、実際には解約後にも支払いが続くケースがあります。とくに注意したいのは、毎月の料金請求、スマホ端末の残債、そしてiPhoneアップグレードプログラムの3つです。それぞれの仕組みを理解しておかないと、「知らない間に引き落としが続いていた」というトラブルにつながりかねません。
解約月の料金は翌月に請求される
楽天モバイルの料金は解約した月の利用分が、翌月にまとめて請求される仕組みになっています。これは月の途中で解約しても同様で、利用データ量に応じた段階制料金が満額で発生します。たとえば、解約月に20GBを超えていれば、3,278円(税込)の請求が翌月に来ることになります。
請求のタイミングは登録している支払い方法(クレジットカードや口座振替)によって異なるため、事前に明細確認の準備をしておくと安心です。「my 楽天モバイル」の「利用明細を見る」から請求金額や内訳の確認も可能です。
また、楽天ポイントで支払っていた場合も同様に処理されます。ポイントを充当していた方は、残ポイントの使い道も含めて事前に調整しておきましょう。
端末の分割支払いは解約後も続く
楽天モバイルでスマートフォンやアクセサリを分割払いで購入していた場合、回線を解約しても残債の支払い義務は継続します。これらの請求は「my 楽天モバイル」内の「申し込み履歴」から確認可能です。
支払い回数や残額は購入時に選んだ設定のまま継続され、楽天カードや他のクレジットカードに毎月請求されます。もし解約後にまとめて支払いたい場合は、一括清算の申込みが必要となります。支払い方法の変更や完済確認については、カード会社に直接問い合わせるのが確実です。
なお、支払い中の端末をそのまま他社で使う場合は、SIMロック解除などの対応が不要かもチェックしておくとスムーズです(楽天モバイルの端末は原則SIMフリーですが念のため確認を)。
iPhoneアップグレードプログラムは解約では終了しない
楽天モバイルでiPhoneを購入した際に加入した「iPhoneアップグレードプログラム」は、回線契約とは別の仕組みです。解約しただけではこのプログラムは終了せず、条件を満たす手続きを行わない限り、48回払いの残債が発生し続けます。
このプログラムを途中でやめるには、以下のいずれかの方法が必要です。
- 25か月目~47か月目の間にiPhoneを返却する
この場合、最大24回分の支払いが免除されます。返却手続きでは、iCloudのサインアウトと端末初期化が必要で、別途3,300円(税込)の事務手数料が発生します。 - iPhoneをそのまま買取る(買い取って解約)
my 楽天モバイルの「製品の詳細・保証のお手続き」から申請し、残債を一括で支払えば完了します。 - 48か月目以降は自動で満了解約
この場合は特に手続き不要で、残債の支払い義務もありません。
返却予定の端末が破損していた場合、22,000円(不課税)の故障費用がかかることもあるため、故障紛失保証に入っている方は修理を済ませてから返送するのがおすすめです。
請求が続いているか不安な場合の対処法
「解約したのに引き落としがある」「これは何の請求?」と不安になった場合は、まずmy 楽天モバイルの利用明細をチェックしましょう。それでも不明な場合は、チャットサポートや電話窓口(050-5434-4653)への問い合わせが有効です。
また、楽天カード明細や銀行の引き落とし履歴も定期的に確認することで、不要な支払いが続いていないかチェックできます。

楽天モバイルを解約した後でも、端末代やオプションなどによって支払いが続くことは珍しくありません。特にiPhoneアップグレードプログラムは放置すると残債の請求が止まらないため、解約前に契約状況を把握し、必要な手続きを確実に済ませておくことが重要です。経済的なトラブルを防ぐためにも、支払いに関する情報は細かく確認しておきましょう。
よくあるQ&A|再契約はできる?問い合わせ先は?
楽天モバイルを解約したあと、再契約はできる?
はい、楽天モバイルは一度解約した後でも再契約が可能です。新たに申し込みをすれば、以前と同じく楽天モバイルのサービスを利用できます。
ただし、初回契約者向けの特典やキャンペーンの対象外になることがあります。たとえば、「楽天モバイルを初めて申し込んだ方限定」といったキャンペーンは、過去に利用歴があると適用されない場合があります。申し込み前にキャンペーンの適用条件をよく確認しておきましょう。
また、以前の契約内容(電話番号・データ使用履歴・設定など)は引き継がれません。解約時点ですべてリセットされるため、新規申し込みと同じ手順で一からの設定が必要です。
なお、楽天モバイルでは1名義につき最大5回線まで契約可能です。すでに別の回線を利用中の方は、追加契約ではなく、過去に解約した回線を復活できるかを問い合わせておくと安心です。
解約後の問い合わせ先は?
楽天モバイルを解約した後でも、請求・端末・オプションに関する疑問がある場合は、以下の方法で問い合わせが可能です。
チャットでの問い合わせ(推奨)
- 受付時間:9:00〜23:00(年中無休)
- アプリまたはWeb版の「my 楽天モバイル」にログイン後、「サポート」メニューからチャットを開始できます
- 操作がわからない方でも、選択肢形式で案内されるため安心です
電話での問い合わせ
- 電話番号:050-5434-4653
- 受付時間:9:00〜17:00(年中無休)
- 音声ガイダンスに従い、「*01279」のコードを入力すると、解約関連のオペレーターに繋がります
チャットがつながらない、または操作が難しい場合は電話を活用してください。特に「端末の分割請求が続いている」「オプションが解除されていない」などのトラブル時は、早めの連絡が重要です。
よくある問い合わせ内容と対処法
内容 | 解決方法 |
---|---|
SIMカードはどうすればいい? | 返却または自分で破棄(安全のため物理的に破壊) |
支払い明細を確認したい | my 楽天モバイル内「利用明細を見る」から確認可能 |
端末の支払いが終わっているか不安 | 「申し込み履歴」から分割状況を確認 |
楽天モバイルでまた契約したい | 通常の新規申込みと同様の手順で可能。ただし一部キャンペーンは対象外の可能性あり |
再契約時の注意点
- 解約した月に再契約をすると、2回線分の料金が発生することがあります。費用を抑えたい方は翌月以降に申し込みましょう
- 端末を再利用したい場合は、SIMカードの種類やバンド対応を確認してください(特に古いiPhoneやAndroid端末)
- 再契約時は本人確認書類が再度必要になります。運転免許証やマイナンバーカードなどを準備しておきましょう
楽天モバイルは解約後も再契約しやすく、サポート体制も整っています。不安や疑問がある場合は、早めに公式窓口に問い合わせて確認しましょう。
16位
楽天モバイル
楽天モバイル

サービス名 | 楽天モバイル |
最安月額料金 | 1,078円~ |
~1GB | 1,078円/月 |
2~3GB | 1,078円/月 |
4~10GB | 2,178円/月 |
11~20GB | 2,178円/月 |
21~30GB | 3,278円/月 |
50GB~ | 3,278円/月 |
利用回線 | 楽天回線、au回線(パートナー回線) |
回線の種類 | MNO |
選べるプラン | 3GB、20GB、無制限 |
昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 46.2Mbps |
通信速度の速さ | 1.36 |
月1GB利用時の安さ | 2.95 |
月3GB利用時の安さ | 3.20 |
月10GB利用時の安さ | 3.38 |
月20GB利用時の安さ | 2.35 |
月50GB利用時の安さ | 3.41 |
機能の多さ | 4.45 |
総合 | 3.01 |
楽天モバイルがおすすめの理由
楽天モバイルがおすすめの理由は「無制限プランが割安で利用できる点」「楽天経済圏でポイントが貯まりやすい点」です。
楽天モバイルは、月額3,278円でデータ容量を無制限に使える点が最大の魅力です。他のキャリアでは大容量プランが高額になりがちですが、楽天モバイルは一定の料金でデータ通信を気にせず利用できるため、動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなどでも快適に利用できます。また、3GB以下であれば月額1,078円、20GB以下であれば2,178円と、使用量に応じて料金が変動するため、データ消費の少ない月にはコストを抑えることも可能です。
さらに、楽天モバイルの契約者は楽天市場での買い物時にポイント還元率がアップするなど、楽天経済圏を活用している人にとっては非常にお得です。スマホ料金の支払いに楽天ポイントを充当できるため、貯まったポイントを活用して通信費を節約することもできます。
デメリットは、エリアによって通信品質にばらつきがある点です。楽天モバイルは独自回線を構築していますが、まだ全国すべてのエリアをカバーしきれておらず、一部の地域では通信が不安定になる場合があります。ただし、楽天はプラチナバンドの運用を開始し、順次対応エリアを広げているため、今後の改善が期待されます。
最安月額料金 | 1,078円~ |
~1GB | 1,078円/月 |
2~3GB | 1,078円/月 |
4~10GB | 2,178円/月 |
11~20GB | 2,178円/月 |
21~30GB | 3,278円/月 |
50GB~ | 3,278円/月 |
利用回線 | 楽天回線、au回線(パートナー回線) |
回線の種類 | MNO |
選べるプラン | 3GB、20GB、無制限 |
昼休み時間帯通信速度(12~13時) | 46.2Mbps |
通常時間帯通信速度(14~16時) | 52.3Mbps |
通勤時間帯通信速度(17~19時) | 60.5Mbps |
問い合わせ方法 | 店舗、電話、メール、チャット |
専用通話アプリ不要 | |
かけ放題プラン | 15分以内かけ放題、無制限かけ放題(Rakuten Link使用時) |
基本通話料 | 0円(Rakuten Linkアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時) |
5G対応 |
セット割引あり | |
カウントフリー・エンタメフリー | |
最低契約期間 | |
データ容量の翌月繰越可能 | |
解約金 | なし |
留守番電話あり | |
初期費用 | 0円 |
テザリング可能 | |
支払方法 | 口座振替、クレジットカード |
追加データ料金 | 1GBあたり500円(海外用のみ) |
速度制限時の最大速度 | 不明 |
取り扱いSIMのサイズ | nanoSIM、microSIM、標準SIM |
eSIM対応 | |
MNPワンストップ対応 | |
プラチナバンド対応 | |
専門ショップあり | |
海外利用可能 | |
Apple Watchプラン対応 |