ahamoの海外ローミングを完全解説|ahamo(アハモ)追加料金なしで海外でも使える?設定・注意点まとめ



海外でもahamoが使えるって本当?

海外旅行や出張が決まると、「現地でスマホが使えるのか」「Wi-Fiを借りるべきか」「SIMカードの差し替えは必要か」など、通信手段に不安を感じる方が多いのではないでしょうか。特にITに詳しくない方にとっては、「ローミング」や「eSIM」といった専門用語を聞くだけで戸惑ってしまうかもしれません。

そんな方に朗報です。

NTTドコモが提供する料金プラン「ahamo(アハモ)」は、海外でもそのまま使える仕様になっています。しかも、面倒な申し込みや追加料金は不要。スマートフォンの設定を少し変えるだけで、海外91の国と地域でインターネットを利用できます。日本人の渡航先のおよそ98%をカバーしており、ハワイや韓国、ヨーロッパ諸国など人気エリアの多くが対応済みです。

「でも、無料って言われても本当に大丈夫なの?」と心配になるのも当然です。実際、他社プランでは海外で通信するだけで1日あたり数千円かかるケースもあります。しかし、ahamoでは月額料金の中に海外データ通信(最大30GBまで)が含まれており、短期滞在であれば追加の費用がかかる心配はほとんどありません。

さらに、Wi-Fiルーターのレンタルや現地SIMの購入のように、空港で機器を受け取ったり、SIMを差し替える手間も不要。設定を済ませれば、いつものスマホで日本と同じようにネット検索、地図アプリ、SNSなどがそのまま使えます。

ただし、注意すべき点もあります。15日を超えての滞在では通信速度が制限されたり、通話やSMSは別料金が発生したりと、あらかじめ知っておきたいポイントがあるのも事実です。ですが、それらを理解して使えば、ahamoは非常にコストパフォーマンスに優れた海外利用の選択肢となります。

「初めての海外ローミングでも不安なく使いたい」「機械が苦手だけどスマホは手放せない」──そんな方にこそ、ahamoの海外利用は安心・便利なサービスです。どんな国で使えるのか、設定はどうすればよいのか、次の章から詳しく解説していきます。

ahamoの海外ローミングとは?対応国と料金の基本

ahamoの海外ローミングとは、日本で使っているスマートフォンをそのまま海外でも使えるサービスです。特別な申し込みは不要で、設定を変更するだけで91の国と地域でインターネットが利用できます。通信はドコモと提携している現地キャリアの回線を使って行われるため、現地のSIMカードを購入したり、モバイルWi-Fiルーターを持ち歩いたりする必要はありません。

仕組みとしては「データローミング」に分類され、これは日本の通信事業者(この場合はahamo)が、提携している海外の通信事業者のネットワークを通じて通信サービスを提供するというものです。あくまで日本で契約した回線を使い続ける形になるため、電話番号やデータプランもそのまま適用されます。

海外でも月額料金の範囲内で利用可能

ahamoは月額2,970円(税込)で30GBまでのデータ通信が可能ですが、この30GBには海外での利用分も含まれています。つまり、国内外を合わせて30GBまでは追加料金なしで使えるということです。通信量が残っていれば、海外にいてもYouTubeの視聴やGoogleマップ、SNSなどを普段通りに利用できます。

ただし、海外で使えるデータ通信の上限も国内と同じ30GBです。たとえば、出発前に日本で10GB使っていた場合、残り20GBが海外で使える上限になります。仮にその30GBを使い切った場合は、通信速度が送受信最大1Mbpsに制限されます。

大盛りオプションでも海外は30GBまで

ahamoには月額1,980円を追加することで+80GB(合計110GB)使える「大盛りオプション」がありますが、海外で使えるのはあくまで30GBまでです。この点は勘違いされやすいため注意が必要です。

対応している国と地域

ahamoの海外ローミングは、アメリカ、カナダ、ハワイ、グアム、韓国、台湾、タイ、シンガポール、フランス、ドイツ、イタリア、スペインなど、日本人がよく訪れる旅行先を中心に91の国と地域に対応しています。これにより、日本人の渡航先のおよそ98%がカバーされているとされています。

対応地域は以下のように広範囲にわたります(一部抜粋)。

  • 北米:アメリカ本土、アラスカ、カナダ、ハワイ、グアム、サイパン
  • アジア:韓国、台湾、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、ベトナム、インドなど
  • ヨーロッパ:イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、スイスなど
  • オセアニア:オーストラリア、ニュージーランド、フィジーなど
  • 中東:アラブ首長国連邦(UAE)、サウジアラビア、イスラエルなど
  • アフリカ:南アフリカ、モロッコ、エジプトなど

なお、パラオやモルディブ、ネパールなど一部の国や地域は非対応となっており、旅行先が対応しているかは事前に確認しておくことが重要です。

料金の「本当に無料?」に対する明確な答え

ahamoの海外ローミングは、追加料金なしで使えることが大きな魅力です。他社サービスでは、1日あたり980円〜3,000円前後の定額ローミング料金が発生するケースが一般的ですが、ahamoではこのような追加費用がかかりません。必要なのは月額料金だけで、それだけで海外でもスマホが使えるという点で、コスト面でも大きなメリットがあります。

ただし、通話(音声)やSMSは海外では別料金です。たとえばアメリカでの通話は1分125〜175円前後、SMS送信は1通あたり100円かかるため、LINEやWhatsAppなど、インターネット回線を使った通話アプリの利用が推奨されます。

長期滞在には速度制限がある

ahamoの海外ローミングは便利ですが、長期滞在には制限があります。日本時間で15日を超えて海外で通信を続けると、通信速度が送受信最大128kbpsに制限されます。この速度では地図の読み込みやSNSの表示に時間がかかるなど、実質的に使いづらくなる可能性があります。

この制限は、30GBの通信量を使い切っていない場合でも適用されるため、「長期旅行や海外出張でフル活用したい」という場合は、別の手段(海外eSIMやWi-Fiレンタル)との併用が現実的です。

ahamoの海外ローミングは、追加料金不要・申し込み不要・91カ国対応という点で非常に使い勝手のよいサービスです。短期の海外旅行や出張であれば、面倒な手続きなしに、日本と同じ感覚でスマホを利用できます。ただし、音声通話やSMSの料金、15日以上の速度制限、対応エリアの確認といった注意点は把握しておくことが重要です。これらを理解すれば、安心してahamoを海外でも活用できます。

設定方法|iPhone・Android別のやり方を画像つきで解説

ahamoの海外ローミングは、スマホの設定をほんの数ステップで完了できます。追加のアプリや申し込みは不要で、渡航先に到着したらそのまま使えるのが魅力です。ただし、iPhoneとAndroidでは操作手順が少し異なるため、それぞれ分けて解説します。

iPhoneでの設定方法

海外に到着してからの操作手順は以下のとおりです。

  1. ホーム画面で「設定」を開く
  2. 「モバイル通信」をタップ
  3. 「通信のオプション」を選択
  4. 「データローミング」をオンに切り替える

設定完了後は、現地の通信回線に自動接続され、インターネットが利用可能になります。

帰国時の操作も忘れずに
帰国後は、同じ手順で「データローミング」をオフにしておくのが安心です。国内ではデータローミングをオンにしていても通信料は変わりませんが、無用な設定ミスを防ぐ意味でも、オフに戻すことをおすすめします。

Androidでの設定方法

Android端末はメーカーによって表示や項目名が異なりますが、基本的な手順は以下のとおりです。

  1. ホーム画面で「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」または「接続」をタップ
  3. 「モバイルネットワーク」または「SIM」を選択
  4. 「データローミング」の項目を探し、オンに切り替える

設定が正しく反映されると、渡航先のキャリアに自動接続され、すぐにインターネットが使えるようになります。

設定項目が見つからないときは?

「ローミング」というキーワードで設定内を検索すると、該当の項目にすぐアクセスできる端末もあります。機種によっては「モバイルデータ」「ネットワーク設定」などの階層にある場合もあるため、探しにくいときはキーワード検索が便利です。

よくある質問:設定でつまずきやすいポイント

Q. 渡航前に設定をオンにしても大丈夫?
A. 問題ありませんが、実際に現地で通信を始めるまでは課金対象にもカウントにもなりません。通信が始まるのは、ローミングをオンにした状態で現地の電波をキャッチしたタイミングです。

Q. オフのまま現地に着いたらどうなる?
A. データ通信はできません。GoogleマップやSNS、LINEなどが使えない状態になります。現地到着後、ローミング設定をオンにすることで通信が可能になります。

Q. 日本でローミング設定しても繋がらない?
A. 通信先が国内キャリアなので、設定しても実際のローミング通信にはなりません。ローミングの動作確認をしたい場合は、渡航先にて確認する必要があります。

設定後に気をつけたいこと

  • モバイルデータ通信がオンになっているかもチェック
    ローミング設定だけでは通信が始まらない場合があります。「モバイルデータ通信」がオフになっていると、ローミング設定していても通信はされません。
  • 自動接続がうまくいかないときは、再起動を試す
    現地の電波をうまく掴めない場合は、端末を一度再起動してみてください。再起動することで通信事業者が再スキャンされ、接続が安定することがあります。

この設定さえ済ませておけば、空港に到着したその瞬間から、普段どおりにスマホを使えます。特に、初めての海外旅行や出張で不安な方には、このシンプルな手順が安心材料になるはずです。画像付きの操作ガイドや、端末ごとの詳しい画面遷移も用意しておくと、さらに安心して利用できます。

通信トラブルや高額請求を防ぐポイント

海外でahamoを利用する際には、いくつかの落とし穴があります。データ通信は月額料金に含まれているため安心感がありますが、通話やSMS、長期滞在時の制限、非対応エリアなど、見落とすと高額請求や通信トラブルに発展しかねません。ここでは、そうしたリスクを未然に防ぐために、特に注意すべきポイントを5つにまとめました。

1. 音声通話とSMSは別料金

ahamoの海外ローミングでは、インターネット通信(データ)は無料ですが、音声通話とSMSには別途料金がかかります。たとえば、アメリカでの着信は1分175円、日本への発信は1分140円、SMS送信は1通あたり100円です。

短時間の通話でもあっという間に数千円に達する可能性があるため、LINEやWhatsAppなどのインターネット通話アプリを活用しましょう。特に、家族や友人との連絡はすべて無料通話アプリに置き換えることをおすすめします。

2. 15日以上の海外滞在で通信速度が制限される

ahamoのローミングは、利用開始から15日間を超えると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。これは、動画や地図アプリ、SNSの閲覧などに大きな影響が出るほどの低速です。

この制限は、30GBを使い切っていない場合でも適用される点に注意が必要です。対策としては、15日未満の滞在で使い切るか、長期滞在が想定される場合はeSIMや現地SIMへの切り替えを検討しましょう。

3. データ容量を使い切ると速度が1Mbpsに制限される

ahamoでは、国内外あわせて月間30GBまでのデータ通信が可能です。この上限を超えると、通信速度が1Mbpsに制限されます。YouTubeの高画質再生やビデオ会議には不向きな速度です。

残容量はマイページやアプリで常に確認できるので、こまめにチェックしましょう。万が一上限を超えた場合も、1GBあたり550円で容量を追加できますが、利用頻度が高い方はコスト管理も重要です。

4. 渡航先が非対応エリアであるケースに注意

ahamoが対応している国や地域は91カ国と広範囲ですが、モルディブやパラオなど、一部の観光地では利用できません。対象エリア外ではローミングが機能せず、スマホが完全に圏外になることもあります。

出発前には、渡航先が対応エリアに含まれているかを必ずahamo公式サイトで確認しましょう。非対応の場合は、Wi-Fiレンタルや現地SIMなどの代替手段が必要です。

5. 現地で繋がらないときの対処法を覚えておく

現地でローミング設定をオンにしても繋がらない場合は、以下の手順を試してみてください。

  • 一度スマホを再起動する
  • 「モバイルデータ通信」と「データローミング」が両方オンになっているか確認
  • 機内モードをオン→オフに切り替える
  • 電波の良い場所に移動する
  • ネットワーク選択を「自動」から「手動」に切り替えて提携キャリアを選ぶ

こうした基本操作を知っておくだけで、渡航先でのトラブルを大幅に軽減できます。

海外でahamoを使ううえで最も大切なのは、「ahamoは無料で便利」と過信せず、無料になる範囲と有料になるケースをしっかり理解することです。通話・SMS・長期滞在・データ上限・非対応国の5点に気をつければ、安心して快適な海外通信ライフが送れるでしょう。

海外旅行の通信手段を比較|ahamo・海外Wi-Fi・SIMカード・eSIM

海外でスマートフォンを使うには、いくつかの選択肢があります。ahamoの海外ローミングが話題ですが、他にもWi-Fiルーターのレンタル、現地SIMの購入、eSIMの活用など、それぞれに特徴があります。ここでは、ITに詳しくない方でも比較しやすいように、それぞれのメリット・デメリットをわかりやすくまとめました。

ahamo(海外ローミング)

メリット

  • 面倒な申し込み不要で91カ国に対応
  • 追加料金なしで最大30GBまで使える
  • SIM差し替え不要、いつものスマホをそのまま使える
  • テザリングも可能(30GB内で利用可)

デメリット

  • 通話やSMSは高額(例:通話1分125〜175円、SMS送信100円/通)
  • 15日以上の滞在で通信速度が大幅に低下(128kbps)
  • 一部人気エリア(モルディブ・パラオなど)は非対応

こんな人に向いている

  • 短期の旅行や出張が多い人
  • 難しい設定が苦手な人
  • 日本と同じスマホ番号を使いたい人

海外Wi-Fiルーター(レンタル)

メリット

  • 複数台の端末(スマホ・PC・タブレット)と同時接続できる
  • エリアごとに最適な回線を選べる
  • 現地でのデータ通信に強く、動画視聴にも対応しやすい

デメリット

  • 機器の受取・返却が必要(空港または郵送)
  • 紛失や故障に備えて保証オプションが必要なことも
  • モバイルバッテリーとしての携行が負担になる

こんな人に向いている

  • 家族や複数人での旅行で回線をシェアしたい人
  • PC作業が必須なビジネス用途の人
  • 滞在先で通信容量を気にせず使いたい人

現地SIMカード(プリペイド式)

メリット

  • 長期滞在ならコスパが良い
  • データ容量が多めのプランも選べる
  • 現地の通信会社が提供するので通信品質が安定していることも多い

デメリット

  • SIMロック解除が必要な場合がある
  • 店舗での購入や設定が必要(英語や現地語の対応が必要なことも)
  • 今の電話番号が使えなくなる

こんな人に向いている

  • 留学や出張など長期滞在の予定がある人
  • 通信料金を可能な限り抑えたい人
  • 現地の番号で通話やSMSをしたい人

eSIM(デジタルSIM)

メリット

  • SIMカードの入れ替え不要でオンライン購入・即時開通が可能
  • 滞在期間や通信量に応じた多彩なプラン
  • 海外での複数国周遊にも対応したプランがある

デメリット

  • eSIM対応端末が必要(古いスマホは非対応のことも)
  • 利用開始時にやや高度な設定が必要な場合がある
  • 通話やSMSが使えないプランもある

こんな人に向いている

  • 海外旅行に慣れていて設定が苦にならない人
  • SIMスロットをふさぎたくない人
  • 滞在先で主にデータ通信だけ使いたい人

主な海外通信手段の比較表

通信手段初期設定の手間コストデータ上限同時接続台数通話・SMS向いている人のタイプ
ahamo(ローミング)非常に簡単月額2,970円のみ(30GBまで)30GBスマホ1台有料(高額)初心者・短期旅行者
Wi-Fiルーター中(空港受取など)日額800円〜1,200円程度プランによる5台前後通話アプリを利用可家族旅行・仕事利用・複数端末ユーザー
現地SIM高(購入・入替必要)数百円〜数千円(国や期間次第)プランによるスマホ1台プランにより可否あり長期滞在・現地番号が必要な人
eSIM中〜やや高数百円〜数千円(オンライン購入)プランによるスマホ1台プランにより可否あり周遊旅行・スマホに詳しい中上級者

それぞれの通信手段には一長一短があり、旅行の目的や滞在期間によって選ぶべき手段が異なります。短期間かつ手間なく使いたい方にはahamo、長期滞在や複数国を巡る場合にはeSIMや現地SIMも有効な選択肢です。スマートフォンを快適に使えるよう、自分の渡航スタイルに合った方法をしっかり選んでおきましょう。

よくある質問(FAQ)

海外で電話をかけるにはどうすればいいですか?
ahamoのスマホからそのまま電話をかけることは可能ですが、海外では国際通話扱いとなり、1分あたり125円〜265円程度の通話料がかかります。発信先によって料金が異なり、着信にも料金(1分あたり70円〜175円程度)が発生します。通話料を節約したい場合は、LINEやWhatsAppなどの無料通話アプリの利用がおすすめです。

テザリングは海外でも使えますか?
はい、国内と同様に海外でもテザリングは利用可能です。申し込みや追加料金は不要で、月間30GBの通信量の範囲内で利用できます。ただし、現地の通信状況や接続機器の性能により通信速度に差が出る場合があります。

15日を超えて利用するとどうなるのですか?
日本時間で15日以上連続して海外でahamo回線を使い続けると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。これは非常に低速で、地図の読み込みやSNSの表示も困難になるレベルです。速度制限を解除するには一度日本に帰国し、ahamo回線でデータ通信を行う必要があります。

速度制限がかかった場合、通信量の追加購入で解除できますか?
いいえ、通信容量の追加購入をしても、15日超過による通信制限は解除されません。追加購入が有効なのは、30GBの上限に達した場合の1Mbps制限の解除のみです。

eSIM契約でも海外ローミングは使えますか?
はい、ahamoをeSIMで契約している場合も海外ローミングは利用可能です。物理SIMと同様に、スマホの「データローミング」をオンにするだけで、渡航先でインターネットが利用できます。設定はSIMカードタイプとほぼ変わりません。

データローミングはいつオンにすればいいですか?
現地に到着後、スマホの電源を入れる前にオンにするのが一般的です。飛行機の中では必ず機内モードを有効にしておき、到着して電波をつかむタイミングでローミング設定をオンにします。

ローミング設定をオンにしてもつながらない場合はどうすればいいですか?
以下の方法を試してください。

  • スマホを再起動する
  • 機内モードを一度オン/オフに切り替える
  • モバイルデータ通信とデータローミングの両方がオンになっているか確認する
  • 設定メニューでネットワーク選択を「自動」から「手動」に切り替え、提携先の回線を手動で選ぶ

海外で使えない国や地域はどこですか?
ahamoは91カ国に対応していますが、モルディブ、パラオ、スリランカ、ネパール、アルゼンチンなど一部の国では利用できません。対応状況は出発前にahamo公式サイトで確認しておくことが重要です。

音声通話やSMSの料金が高額になったらどうなりますか?
通話・SMSの月間利用額が5万円を超過すると、その月の海外での電話・SMS・データ通信が停止される場合があります。通話やSMSはあらかじめ料金体系を確認し、必要最低限にとどめるよう心がけましょう。

ahamoの海外ローミングはビジネス利用にも向いていますか?
短期出張であれば非常に便利です。設定が簡単で、テザリング機能も利用できるため、ノートPCでの業務も問題なく行えます。ただし、長期出張や大容量のデータ通信が必要な場合は、eSIMやWi-Fiルーターとの併用も検討するとよいでしょう。

まとめ|ahamoは海外でも「そのまま」使える便利な選択肢

ahamoの海外ローミングは、スマホ初心者やITに不慣れな方にとっても非常に使いやすいサービスです。スマートフォン本体の設定を少し変えるだけで、海外でも日本と同じようにインターネットが使えるという点は、他の通信手段と比較しても圧倒的に手軽です。

利用可能な国と地域は91カ国におよび、日本人の渡航先の約98%をカバーしています。アメリカ本土やハワイ、ヨーロッパ各国、韓国、台湾、タイなど人気の旅行先はほとんど対応しており、渡航先の多くで困ることはないでしょう。

特に安心できるポイントは、「申し込み不要・追加料金なし」というシンプルな仕組みです。他社では事前申込が必要だったり、1日ごとの料金が加算されたりと、事前準備やコスト面での不安がつきまといます。しかしahamoでは、月額料金2,970円(税込)の中に海外利用が含まれているため、旅行中に余計な出費がかかる心配がありません。

ただし注意点として、通話やSMSの料金は別途発生し、15日を超える長期滞在では速度制限がかかります。また、モルディブやパラオなど一部の非対応エリアもあるため、渡航前に対応国かどうかを確認しておくことは重要です。

とはいえ、これらのポイントさえ押さえておけば、海外でのスマホ利用に関するストレスを大きく軽減できます。Wi-Fiルーターのように機器を持ち歩く必要もなく、SIMカードの入れ替えや難しい設定も一切不要。普段使っているスマホを「そのまま」使えるというシンプルさが、多くの旅行者に選ばれている理由です。

短期旅行や出張が多い方、ITが苦手で設定に不安がある方にとって、ahamoは間違いなく便利で信頼できる海外通信の選択肢といえます。必要な設定と注意点を押さえて、安心して海外でのスマホライフを楽しんでください。

19位

ahamo

NTTドコモ

サービス名ahamo
最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通信速度の速さ4.87
月1GB利用時の安さ1.00
月3GB利用時の安さ1.00
月10GB利用時の安さ1.00
月20GB利用時の安さ1.10
月50GB利用時の安さ2.84
機能の多さ3.36
総合2.17

ahamoがおすすめの理由

ahamoがおすすめの理由は「ドコモ回線を利用しているため通信が安定している点」「シンプルな料金プランで大容量データが利用できる点」です。

ahamoは、大手キャリアのドコモ回線をそのまま利用できるため、通信の安定性が高く、混雑する時間帯でも速度が落ちにくい点が大きな魅力です。特に、昼休みや通勤時間帯でも快適に利用できるため、動画視聴やSNSの利用が多い人にも適しています。さらに、全国どこでもドコモの広いエリアで通信可能で、山間部や地方でも電波がつながりやすい点もメリットです。

料金プランはシンプルで、月30GBまで2,970円という価格設定になっており、大容量データを使いたい人に最適です。さらに、追加料金を支払うことで110GBまで利用できる「大盛りオプション」も用意されているため、データ使用量が多い人にとってコストパフォーマンスの良い選択肢となります。また、5分以内の国内通話が無料で利用できるため、短時間の通話が多い人にとっては追加料金なしで利用できる点も魅力的です。

デメリットは、小容量プランがないため、データ通信をあまり利用しない人には向かない点です。最低でも30GBのプランとなるため、データをあまり使わない人にとっては割高に感じる可能性があります。また、基本的にオンライン専用のサービスであるため、申し込みやサポートはWebやアプリ経由で行う必要があります。ドコモショップでの対面サポートを受ける場合は、1回3,300円の手数料がかかるため、店舗でのサポートを重視する人には不向きです。

総じて、ahamoは通信の安定性と大容量データを求める人にとって優れた選択肢であり、コストを抑えつつ快適なモバイル環境を手に入れたい人におすすめの格安SIMです。

最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)646.5Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)594.0Mbps
問い合わせ方法チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題(プランに付帯)、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円
テザリング可能
支払方法口座振替、クレジットカード
追加データ料金1GB:550円/80GB:1,980円
速度制限時の最大速度1Mbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり△(有料)
海外利用可能
Apple Watchプラン対応