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目次
ahamoでドコモメールは使える?基本の仕組みを解説
ahamoはドコモメール非対応のプラン
ahamoは月額料金が安く、手続きもすべてオンラインで完結するシンプルなプランです。そのため、ドコモの従来のキャリアメール(@docomo.ne.jp)は標準では利用できません。これは多くのユーザーにとって「メールアドレスが使えなくなるのでは?」という不安の原因になっています。
「ドコモメール持ち運び」なら継続利用が可能
ドコモメールを引き続き利用したい場合は、「ドコモメール持ち運び」というオプションサービスを使えば、ahamoでも利用できます。このサービスを利用すると、メールアドレス(@docomo.ne.jp)だけでなく、過去のメールやクラウド保存データも引き続き利用できます。
- 月額料金:330円(税込)
- 申し込み条件:ahamoにプラン変更するタイミングでの同時申し込みが必要
ahamo申し込み時にしか選べないので注意
「ドコモメール持ち運び」は、ahamoへ変更する手続きと同時に申し込む必要があります。変更後に「やっぱり使いたい」と思っても、後から追加することはできません。この点を知らずに変更してしまうと、メールアドレスや過去のデータが完全に削除されてしまいます。
バックアップを忘れずに
もしドコモメールの継続を希望しない場合でも、重要なメールが含まれているなら、事前にバックアップを取っておくのがおすすめです。特に、クラウドに保存されているメールはahamoに移行後はアクセスできなくなるため、移行前の準備が大切です。

このように、ahamoでは基本的にキャリアメールは使えませんが、「ドコモメール持ち運び」を利用すれば継続利用が可能です。ただし、申し込みタイミングや削除リスクに注意が必要なので、事前の確認と手続きをしっかり行うことが重要です。
ドコモメール持ち運びサービスとは
ドコモメール持ち運びサービスは、ドコモのキャリアメール「@docomo.ne.jp」を、ahamoに乗り換えた後も引き続き使えるようにする有料オプションです。申し込みをしないとメールアドレスは完全に削除されるため、必要な方は事前の手続きが必須です。
月額料金と契約条件
このサービスは月額330円(税込)で利用できます。
対象となるのは以下のようなケースです。
- ドコモからahamoにプラン変更するタイミングでの申込み
- ahamo以外の他社回線(楽天モバイル・povoなど)へ乗り換える場合も利用可能
注意点として、ahamoへ変更した後にこのサービスを申し込むことはできません。プラン変更と同時に申し込む必要があります。
持ち運べるデータの範囲
ドコモメール持ち運びサービスを利用すると、以下のデータを引き続き利用できます。
- 「@docomo.ne.jp」のメールアドレス
- ドコモメールクラウドに保存されていた過去のメールデータ
- 他社回線でも利用可能な送受信機能
ただし、ドコモメールアプリが非対応の機種では利用できない場合があります。事前に対応状況を確認しておくことをおすすめします。
利用の流れと手続きの注意点
- ahamoへのプラン変更手続きを開始
- オプション選択で「ドコモメール持ち運びを申し込む」にチェック
- そのまま申し込みを完了させる
手続き中にうっかり「申し込まない」を選んでしまうと、メールアドレスが削除され復元できなくなります。また、保存していたクラウドのメールデータも消去されるため、バックアップの取得も忘れずに行ってください。
他社回線でも使える便利なサービス
このサービスはahamo以外のキャリアに乗り換えた後も有効です。たとえば楽天モバイルやpovoなどに変更した場合でも、月額330円でドコモメールを維持できます。
ただし以下の点に注意が必要です。
- メールアドレスの変更はできない
- ドコモメールアプリが使えないケースがある
申し込み忘れを防ぐために
- プラン変更前に「ドコモメール持ち運び」を必ず確認
- 必要であればメールデータをバックアップ
- 対応機種・設定方法も事前にチェック

大切な連絡手段を失わないためにも、事前の準備と確認が何よりも重要です。ドコモメールを継続して使いたい方は、忘れずにオプション申込みを行いましょう。
申込みタイミングと注意点
ahamoでドコモメール(@docomo.ne.jp)を継続利用したい場合は、「ドコモメール持ち運び」の申込みタイミングが非常に重要です。申し込みの可否によっては、長年使用してきたメールアドレスが完全に使えなくなってしまう可能性もあります。
まず、「ドコモメール持ち運び」の申込みは、ahamoへのプラン変更と同時に行う必要があります。ahamoに変更したあとでの申込みは一切できません。これはドコモ側の仕様であり、例外はありません。既にahamoに移行してしまった場合は、ドコモメールを復旧する方法はなく、持ち運び自体も不可能です。
申込みを忘れてしまった場合、以下の情報が削除対象になります。
- @docomo.ne.jpのメールアドレス
- ドコモメールアプリ上のメールデータ
- ドコモクラウドに保存されていた送受信履歴
そのため、ahamoへ切り替える前に必要なメールは必ずバックアップしておくことが推奨されます。バックアップ方法には、PCへのエクスポート、他メールサービス(Gmailなど)への転送などがあります。
また、申込み手続き時に「ドコモメール持ち運びを申し込む」にチェックを入れ忘れてしまうケースも多いので、Web申込みフォームでは一つ一つの確認項目を慎重に操作しましょう。とくにスマートフォンからの操作では画面が小さく見落としやすいため注意が必要です。
加えて、持ち運びサービスの対象端末であるかも事前に確認しておきましょう。一部の古い機種や格安端末では、ドコモメールアプリが正常に動作しない可能性があります。利用端末が非対応だった場合、持ち運んだメールアドレスを使っても、メールの送受信が困難になるおそれがあります。
料金についても月額330円(税込)が発生するため、契約後に不要と感じた場合は解約も可能ですが、解約した時点でメールアドレスや保存データは削除されます。必要がなくなった際は、あらかじめ重要なメールを別の場所に保存しておくと安心です。

このように、「申込みのタイミング」と「バックアップの徹底」は、ドコモメールを確実に継続利用するための必須ポイントです。ahamoへの乗り換え前に、余裕をもって準備を進めておきましょう。
持ち運んだドコモメールの設定方法
ドコモメール持ち運びサービスの申込みが完了すると、ahamo回線でも引き続き「@docomo.ne.jp」のメールアドレスを使い続けることができます。ただし、スマートフォンでの設定が必要です。ここでは、AndroidとiPhoneそれぞれの設定方法を、ITに不慣れな方でも安心して操作できるように、具体的かつ丁寧に解説します。
Androidの場合の設定手順
1. ドコモメールアプリがすでに入っている場合
ドコモからahamoにプラン変更した後も、端末にドコモメールアプリが残っていれば、基本的に再設定は不要です。アプリを開いて受信トレイが表示され、メールの送受信ができるかを確認してください。エラーが出る場合は、dアカウントへの再ログインが求められることがあります。
2. ドコモメールアプリが見つからない場合
機種変更や初期化などでアプリが消えてしまっている場合は、Google Play ストアを開いて「ドコモメール」と検索し、公式アプリ(提供元:NTT DOCOMO)をインストールしてください。インストール後、ホーム画面にアイコンが表示されていることを確認し、起動します。
3. アカウントの再ログイン方法
アプリを起動すると、ログイン画面が表示されることがあります。その場合、画面の指示に従ってdアカウントを入力し、パスワードを入力してログインします。2段階認証コードの入力を求められることもありますので、事前にSMSやメールでコードを受け取れるようにしておきましょう。
4. 通知が来ないときの確認方法
メールを受信しても通知が表示されない場合、端末の通知設定が原因の可能性があります。以下の手順で設定を確認してください。
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」または「アプリ管理」→「ドコモメール」を選択
- 「通知」をタップして、通知が「許可」になっているか確認
さらに詳細設定から「バナー表示」「ロック画面での表示」も有効にすると安心です。
5. 同期がうまくいかない場合の対処法
メールが自動で受信されないときは、同期機能が無効になっている可能性があります。
- 設定アプリを開く
- 「アカウント」→「dアカウント」→「アカウントの同期」
- 「メール」または「ドコモメール」のスイッチがオンになっているか確認
また、端末のバッテリーセーバーが有効だと同期が制限される場合もあるため、その設定も確認しておきましょう。
iPhoneの場合の設定手順
1. プロファイル設定ページにアクセス
Safariを開き、「ドコモメール iPhone 設定」と検索するか、公式設定ページへアクセスしてください。利用中のiPhoneの機種やOSバージョンに適した構成プロファイルを選びます。
2. プロファイルのダウンロードとインストール
「プロファイルをダウンロード」ボタンをタップすると、iPhoneにダウンロードが始まります。完了後、「設定」アプリを開き、上部に表示される「プロファイルがダウンロードされました」をタップしてインストールに進みます。
インストールの途中でパスコードの入力を求められる場合があります。入力後、プロファイルの内容に「ドコモメール設定」などが記載されていれば正しく選択されています。
3. メールアプリへの反映確認
プロファイルのインストールが完了したら、iPhoneの標準メールアプリを開いてください。受信トレイに「docomo」のアカウントが追加されていれば、設定は完了しています。テストとして、自分のメールアドレス宛にメールを送ってみると、受信できるかどうかすぐ確認できます。
4. 複数回インストールでエラーが出る場合
一度インストールした構成プロファイルを再インストールしようとすると、「既に存在しています」などのエラーが出ることがあります。その場合は以下の手順で古いプロファイルを削除してください。
- 「設定」アプリ→「一般」→「VPNとデバイス管理」
- 不要なプロファイルをタップして「プロファイルを削除」
- 再起動後に改めて新しいプロファイルをインストール
共通の確認ポイント
Wi-Fi環境で設定に失敗する場合の対処
構成プロファイルの認証やdアカウントのログインは、モバイルデータ通信でないとうまくいかない場合があります。一時的にWi-Fiをオフにし、4G/5Gで再試行してみてください。
dアカウント設定アプリの確認
Android/iPhoneどちらでも、dアカウントが正しく設定されていないと、メールが利用できません。「dアカウント設定」アプリを起動し、ログイン状態が正常であることを確認しておきましょう。アプリが古い場合は、最新バージョンへアップデートしてください。
ドコモ公式のサポート情報を活用
設定方法は変更される可能性もあるため、不安がある場合はNTTドコモ公式サイトに掲載されているマニュアルや設定ガイドを活用しましょう。PDFや動画形式での解説も用意されているため、視覚的に確認したい方にとっても安心です。

ドコモメールをahamoでも問題なく使い続けるためには、設定の一つひとつを正確に行うことが大切です。特に初めてahamoへ乗り換えた方や、スマートフォンの操作に不慣れな方は、必ず設定後にテストメールを送受信して、正常に使えるかどうかをチェックしておくと安心です。
ahamo契約後にドコモメールを使いたいときの対処法
ahamoに変更したあとで「やっぱりドコモメール(@docomo.ne.jp)を使いたい」と思っても、基本的に後から「ドコモメール持ち運び」を申し込むことはできません。ドコモの公式情報にもある通り、ahamoへのプラン変更と同時に申し込んでいない場合、メールアドレスや保存データはすべて削除されてしまいます。削除されたメールアドレスは復元できず、長年使ってきたアドレスが使えなくなるリスクがあります。
ですが、それでもメール機能を確保したい方に向けて、いくつか現実的な対処法があります。それぞれの方法を具体的に解説します。
1. フリーメールアドレスを使う(GmailやYahoo!メールなど)
ドコモメールの代わりにGmail、Yahoo!メールなどの無料メールサービスを活用する方法です。これは最も手軽で確実な代替手段です。
具体的なメリット
- GmailはGoogleアカウントと連携するため、スマホやPCでのアクセスがスムーズ
- フィルター機能が充実しており、迷惑メールの自動振り分けが高精度
- スマホアプリでの通知設定やラベル管理も簡単
- 過去に受信した重要メールをスターやラベルで管理可能
注意点
- メールアドレスが「〜@gmail.com」などに変わるため、周囲への通知が必要
- フリーメールはキャリアメール限定の登録が必要な一部サービスに使えないことがある
とはいえ、最近ではほとんどのWebサービスがGmailやYahoo!メールに対応しており、日常利用での不便さはほとんどありません。
2. ドコモ回線に戻して「ドコモメール持ち運び」を再契約する
一度ahamoにしてしまったあとでも、irumoやeximoなどのドコモの通常プランに戻すことで、再び「ドコモメール持ち運び」を申し込める可能性があります。
再申し込みの具体的な手順
- ドコモショップやMy docomoから、irumoなどのプランに戻す手続きを行う
- ドコモメール持ち運びサービス(月額330円)を申込む
- 持ち運びが完了したら、改めてahamoに戻す(ただし面倒なので非推奨)
重要な注意点
- メールアドレスやクラウド上のメールデータが既に削除されている場合は、戻しても使えません
- 復旧可能かどうかは、ドコモインフォメーションセンター(151)やショップ窓口で確認が必要
この方法は、どうしても@docomo.ne.jpのアドレスを復活させたい方にとっては最後の望みになりますが、現実的には難易度が高く、必ず成功するとは限りません。
3. ahamo契約前にバックアップしていたメールを活用する
すでにahamoへ変更してしまった場合でも、ドコモメールのバックアップを行っていたなら、過去のメールを閲覧・利用することは可能です。
バックアップ方法の例(事前にやっていれば有効)
- Gmailなどに自動転送設定していた
- ドコモメールアプリからPCにエクスポートしたデータがある
- スクリーンショットやPDF保存で個別のやり取りを記録していた
活用のポイント
- メール送信はできないが、過去の連絡内容を見返したり、証拠保全に使える
- アカウント切替を通知する際の元ネタとしても活用できる
バックアップがあれば、ドコモメールアドレスが使えなくても最低限の情報は取り戻せます。
4. 周囲への周知とアドレス変更の通知を丁寧に行う
ビジネスやサービス登録でドコモメールを使用していた場合、メールアドレス変更の周知を怠ると大きなトラブルに繋がります。とくに以下のようなケースでは注意が必要です。
変更通知を出しておくべき相手
- 銀行・クレジットカードなどの金融機関
- ECサイト、通販サイト、ネット予約など
- メルマガ登録しているサービス
- 仕事関係の取引先や同僚
- 学校関係や保護者連絡網
通知方法の例
- 一括メールで「アドレス変更のお知らせ」を送信
- SNSやLINEでも補足連絡
- 一定期間、旧アドレスから「変更しました」メールを自動返信
こうした対応を怠ると、重要な案内が届かず、情報漏れや支払いトラブルの原因になります。メールアドレス変更は“引っ越し”と同じくらい重要なライフイベントとして丁寧に行う必要があります。
ドコモメールは、ahamo契約前に「持ち運び」を申し込んでいなければ原則使えなくなりますが、Gmailなどへの移行やドコモ回線への一時復帰といった対処法をとることで、メール環境を立て直すことは十分可能です。トラブルを防ぐためにも、移行時には必ず事前準備を行うことが大切です。
よくある質問(FAQ)
ドコモメール持ち運びはいつでも解約できますか?
はい、ドコモメール持ち運びはいつでも解約できます。月単位での契約となるため、解約した月の月末までは利用可能です。ただし、一度解約すると同じメールアドレス(@docomo.ne.jp)を再取得することはできません。
ahamoに変更したあとでも、ドコモメール持ち運びに申し込めますか?
いいえ、申し込みはahamoへのプラン変更手続きと同時にしかできません。ahamoに変更後は、ドコモメール持ち運びの申し込みは不可となるため、乗り換え前に忘れずに申し込んでください。
ドコモメール持ち運びを利用すれば、ahamo以外の通信会社でも使えますか?
はい、ドコモメール持ち運びを契約すれば、ahamo以外のキャリアや格安SIMでもドコモメールを利用できます。ただし、設定方法や対応端末に注意が必要です。
ドコモメールアプリがうまく動作しません。どうすればよいですか?
アプリのバージョンが古い、または端末が非対応の可能性があります。最新版へのアップデートや、公式サイトで対応機種の確認を行ってください。Androidでは再インストール、iPhoneではプロファイルの再設定が有効です。
迷惑メールのフィルター設定はどうなりますか?
ドコモメール持ち運びを利用しても、迷惑メール対策の設定は引き続き利用できます。my docomoなどの会員サイトから、従来通り迷惑メールフィルターの変更・強化が可能です。
ドコモクラウドに保存していたメールも引き継がれますか?
はい、ドコモメール持ち運びを申し込めば、クラウドに保存されていたメールもそのまま維持されます。ただし、申し込みをせずにahamoに変更すると、メールアドレスだけでなくクラウドデータもすべて削除されるので注意が必要です。
月額料金以外に費用はかかりますか?
ドコモメール持ち運びの利用には月額330円がかかりますが、それ以外に追加の料金は発生しません。ただし、通信にかかるパケット通信料はユーザー負担です。Wi-Fi接続を併用することで、コストを抑えることができます。
まとめ|ドコモメールを残したいなら事前の申込みが必須
ahamoへプラン変更する際にドコモメールを引き続き使いたい場合は、「ドコモメール持ち運び」の申込みを忘れないことが最重要ポイントです。この手続きを行わなかった場合、@docomo.ne.jpのメールアドレスだけでなく、ドコモクラウドに保存されているメール履歴もすべて削除されてしまいます。
特に注意すべきなのは、ahamoへの変更後にこのサービスへ申し込むことが一切できないという点です。再取得も不可能なため、長年使ってきたアドレスを失うことになりかねません。Web申込み時には、申込画面の中にある「ドコモメール持ち運びを申し込む」のチェックボックスを見落とさないよう、慎重に確認する必要があります。
また、持ち運び後に利用する端末が対応機種であるかどうかも事前に確認しましょう。ドコモメールアプリの利用可否やプロファイル設定が必要な場合もあり、操作に不安がある方は事前に設定手順をチェックしておくと安心です。
料金は月額330円と安価ながら、キャリアメールをそのまま維持できる点でコストパフォーマンスは高いといえます。将来的に不要になった場合は解約も可能ですが、解約と同時にメールデータはすべて削除されるため、必要なデータは保存しておくようにしましょう。

ドコモメールを継続して使いたい方にとっては、「事前申込み」と「バックアップの準備」がすべてを左右します。慌てて手続きするのではなく、ahamoに切り替える前に十分な準備を整えておくことが、後悔しないための最善策です。