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LINE VOOMが「いらない」と感じる理由

LINE VOOMが不要だと感じるユーザーの多くは、元々の「タイムライン」機能の延長としてVOOMを利用しているわけではなく、LINE本来のメッセージアプリとしての使い方を重視している層です。VOOMに代表されるショート動画やおすすめ投稿、フォロー機能などは、こうした人々にとって「使わない」「関係ない」と感じられやすい傾向にあります。
特に多いのが「操作ミスで勝手に動画が流れるのが嫌だ」という声です。LINEを開いたつもりが、誤ってVOOMタブをタップしてしまい、興味のない動画が自動再生されてしまうことで不快な思いをするケースが多く報告されています。また、これがモバイル通信中であれば、通信量の無駄にもつながり、データ容量の節約をしている人には大きなデメリットです。
加えて、VOOMのおすすめ欄にはフォローしていないアカウントや広告投稿が混ざって表示されるため、「誰か分からない人の動画や宣伝を見せられるのが苦痛」「興味がないものばかり流れてきて邪魔」という声も多くあります。興味のないコンテンツを見せられることで、従来のLINEの快適な使用感が損なわれていると感じる人が少なくありません。
さらに、フォロー機能や公開設定といったSNS的な要素に戸惑う人も多いです。自分のフォロー情報が他人に見られたり、知らない人からフォローされたりする仕組みは、LINEをプライベートなコミュニケーションツールとして使ってきたユーザーにとって、安心感を損なう要因となっています。

これらの不満が重なり、「LINE VOOMはいらない」「前のタイムラインに戻してほしい」といった声が広がっているのが現状です。特にITに不慣れな方や、シンプルな操作性を求める方にとって、VOOMの導入は利便性よりも混乱やストレスの原因となっている場合が多くあります。
LINE VOOMを完全に消すことはできる?
LINE VOOMは、アプリの設計上「完全に削除する」ことができない仕様になっています。VOOMタブをLINEから消す機能は存在しておらず、LINEの設定画面やストアアプリ内にもVOOMを無効化する項目はありません。つまり、LINE VOOMはLINEの一部として強制的に組み込まれており、ユーザーが自由に非表示にすることはできない仕組みになっています。
また、旧タイムラインと違って、VOOMには動画やクリエイターの投稿が優先的に表示されるよう設計されており、LINE社が提供する「SNS機能」としての役割を持っています。そのため、従来のように「友だちの近況だけを静かに見たい」という使い方には不向きで、代替手段も用意されていません。
アプリを旧バージョンに戻したり、非公式な方法でVOOMを無効化する手段も一部ネット上では見られますが、これらはセキュリティ上のリスクが大きく、LINE側のサポート対象外となるため推奨されません。

現状では、VOOMを「完全に消す」ことはできませんが、フォロー機能の無効化、通知オフ、動画の自動再生を止めるなど、目に入る機会を最小限に抑える設定を行うことが、現実的な対策となります。実際にVOOMを使わずに済んでいるユーザーの多くも、こうした設定を駆使してVOOM機能を“見ないようにしている”のが実態です。
設定1:見知らぬ人からのフォローをブロックする
LINE VOOMでは、友だち以外のユーザーでもあなたをフォローできる仕組みになっています。これにより、知らない人から勝手にフォローされるケースがあり、不安に感じたり、不快に思う方も少なくありません。特にITに不慣れな方や、LINEをあくまで身近な人との連絡ツールとして使っている方にとっては、余計な機能と感じられることもあるでしょう。
このような状況を防ぐためには、VOOMの「フォローを許可」設定をオフにすることで、知らない人からのフォローを事前にブロックできます。
設定手順は以下のとおりです。
- LINEアプリを開き、ホーム画面の右上にある「設定(歯車マーク)」をタップ
- メニューから「LINE VOOM」を選択
- 「フォロー設定」をタップ
- 「フォローを許可」のスイッチをオフに変更
これで、あなたの投稿が全体公開であっても、友だち以外のユーザーからフォローされることはなくなります。また、誰かのフォロー情報経由であなたのアカウントにたどり着くようなケースも防ぎやすくなります。
さらに安心したい場合は、自分がフォローしている情報やフォロワーの情報も非公開に設定することで、他のユーザーからの閲覧や経由フォローのリスクも軽減できます。
知らない人にアカウントを見られる機会を最小限に抑えることができるこの設定は、VOOMを使いたくないと感じている人には必須の対策です。
設定2:フォロー情報を非公開にする
LINE VOOMでは、自分がフォローしている相手や、自分をフォローしているユーザーの情報が他人に表示される仕組みがあります。この機能はSNS的なつながりを広げる意図がありますが、LINEをプライベートな連絡手段として利用している人にとっては、望ましくないケースも少なくありません。
たとえば、自分のフォロー先が相手に知られることで交友関係が想像されたり、知り合いを通じて第三者にアカウントが見つかる可能性があります。こうした状況を避けたい場合は、フォロー情報を非公開に設定することが重要です。
設定は以下の手順で行えます。
- LINEアプリを開き、「VOOM」タブをタップ
- 画面右上の「人型アイコン」をタップして自分のプロフィールを表示
- 右上の「設定(歯車マーク)」をタップ
- 「フォロー設定」を選択
- 「フォロー情報を公開」のスイッチをオフにする
この設定をオフにすると、自分が誰をフォローしているか、また誰にフォローされているかが他のユーザーから見えなくなります。第三者が知人のフォロー欄をたどって自分のアカウントにアクセスするようなリスクも軽減されるため、プライバシー保護に大きな効果があります。
また、この設定をしておけば、今後VOOMの利用を控える場合でも、知らない人に不用意にアカウントが見られることを防ぐことができます。LINE VOOMを完全に非表示にできない仕様である以上、見られたくない情報を積極的に隠す設定は非常に有効です。
設定3:VOOMの動画自動再生をオフにする
LINE VOOMでは、タブを開くだけで動画が自動再生される仕様になっています。この機能は動画を手軽に楽しむためのものですが、VOOMを使いたくない方にとっては非常に厄介です。興味のない動画が勝手に流れるだけでなく、通信量やバッテリーを無駄に消費するため、ストレスや不安を感じる原因にもなります。
また、音声は初期状態でオフになっていますが、うっかり操作で音が出てしまうリスクもあるため、公共の場などでは特に注意が必要です。
こうしたトラブルを未然に防ぐためには、VOOMの動画自動再生をオフにしておくのが効果的です。設定を変えることで、LINEを開いたときに不要な動画が表示されることを防ぎ、誤操作や視覚的ストレスから解放されます。
設定手順は以下の通りです。
- LINEアプリを開き、「ホーム」タブの右上にある「設定(歯車マーク)」をタップ
- 「写真と動画」を選択
- 「動画自動再生」をタップ
- 「Wi-Fiのみ」または「自動再生しない」に変更
「Wi-Fiのみ」に設定すると、Wi-Fi接続時だけ自動再生されます。モバイル通信時には再生されないため、データ通信量の節約につながります。一方、「自動再生しない」を選べば、Wi-Fiかどうかに関係なく、常に手動で再生する形式になります。
ただし、この設定を変更すると、VOOMだけでなく通常のトークで受信した動画も自動再生されなくなります。再生したい場合は、動画をタップして再生する必要があります。
LINE VOOMを使いたくない方にとって、自動再生の停止は非常に大きな効果を発揮します。動画の急な表示に戸惑うこともなくなり、通信やバッテリーの無駄遣いも防げるため、できるだけ早めに設定しておくことをおすすめします。
設定4:おすすめ・フォロー中の投稿を非表示にする
LINE VOOMを開くと、自分がフォローしていないユーザーの投稿や、過去にフォローした相手の動画が次々と表示されることがあります。こうした投稿は、自分の興味と無関係なことが多く、目障りに感じる方も少なくありません。特にLINEを連絡用ツールとして使ってきた方にとっては、「なぜこんな投稿が?」という違和感を覚える場面もあるでしょう。
VOOMに表示される投稿は大きく分けて「おすすめ」と「フォロー中」に分類されています。それぞれの非表示設定を行うことで、余計な動画が目に入らないようにすることができます。
【おすすめ投稿を非表示にする手順】
- LINEアプリで「VOOM」タブを開く
- 不要な投稿の右下にある「・・・(メニュー)」ボタンをタップ
- 「興味なし」または「このアカウントのコンテンツを非表示」を選ぶ
- 表示された確認画面で「非表示」をタップして完了
この設定をしておくと、同じような種類の投稿が表示されにくくなります。ただし、完全におすすめ欄を空にすることはできず、別のコンテンツが表示される場合があります。
【フォロー中の投稿を非表示にする手順】
- VOOM内で表示された投稿の右上にある「・・・」ボタンをタップ
- 「この投稿を非表示」または「○○の投稿をすべて非表示」を選ぶ
- 確認画面で「非表示」をタップすれば設定完了
これにより、その投稿、またはそのアカウントからの投稿全体を「フォロー中」タブに表示しないようにできます。もし投稿が公式アカウントによるものであれば、同様に「この投稿を非表示」で対処できます。
【非表示設定を解除したい場合】
誤って非表示にしてしまった場合や、設定を元に戻したくなったときは、以下の手順で解除できます。
- ホーム画面右上の「設定(歯車アイコン)」をタップ
- 「LINE VOOM」→「LINE VOOM非表示リスト」を開く
- 解除したいアカウントや投稿を選んで「非表示を解除」をタップ
特定の投稿だけでなく、アカウント単位でまとめて管理できるため、使いやすさも兼ね備えています。
LINE VOOMを使いたくない人にとって、不快な投稿や不要な情報が目に入らないようにするこの設定は非常に効果的です。余計なストレスを感じず、LINE本来の目的に集中できる環境づくりに役立ちます。
設定5:広告を非表示にする方法
LINE VOOMには、ユーザーの投稿に混じって広告が表示されることがあります。広告には「AD」や「Sponsored」といった表記があり、知らずにタップしてしまったり、興味のない動画が急に流れたりすることで、ストレスや混乱を感じる方も多いです。
特にITに不慣れな方の場合、「これも友だちの投稿なのか」と勘違いしてしまったり、「なんで知らない人の動画が出てくるの?」と戸惑ってしまうケースもあります。こうした不要な広告を目にしないようにするためには、表示された広告を個別に非表示にする対応が必要です。
以下に、「おすすめ」「フォロー中」それぞれの広告を非表示にする具体的な手順を紹介します。
【おすすめタブに出てくる広告を非表示にする方法】
- LINEアプリで「VOOM」タブを開く
- 広告投稿の右上、または右下にある「…(三点マーク)」をタップ
- 表示されるメニューから「この広告を非表示」を選択
- 「非表示にしますか?」という確認が出たら「非表示」をタップして完了
【フォロー中タブに出てくる広告を非表示にする方法】
- 「VOOM」タブの中で、フォロー中一覧に表示される広告の「…」ボタンをタップ
- 「この広告を非表示」を選択
- 確認画面で「非表示」を選ぶ
この設定を行うことで、選択した広告は再度表示されなくなります。ただし、あくまで「その広告のみ」を非表示にするものであり、別の広告が新たに表示されることはあります。現時点のLINEアプリでは、広告表示を完全にオフにする設定は提供されていません。
また、広告を出しているアカウントそのものをブロックする機能も、VOOMには用意されていません。そのため、広告が表示されるたびに個別対応する形にはなりますが、「毎回出てくる広告が気になる」「不快な広告を見たくない」という方には効果的な対策です。
頻繁に広告が出ることに悩まされている場合は、この手動での非表示設定を積極的に活用し、視覚的なストレスを減らすことをおすすめします。VOOM自体を完全に無効にできない仕様の中で、少しでも使わない方向に近づけるための現実的な手段のひとつです。
設定6:VOOMの通知をすべてオフにする
LINE VOOMの通知は、フォローされたときや、投稿に「いいね」やコメントがついたときなどに自動で届くようになっています。しかし、VOOMをまったく使っていない方にとっては、こうした通知は無意味であるだけでなく、通知音やバッジ表示によって精神的な負担や煩わしさを感じる原因にもなります。
特にLINEをメッセージアプリとしてのみ使いたい方にとって、VOOM関連の通知は混乱のもとです。「誰かにフォローされた」「動画に反応があった」といった内容が、必要のない情報として頻繁に届くことは、通知そのものの信頼性を損なう可能性すらあります。
このようなストレスを回避するためには、VOOMの通知を根本的にオフにしておくのが効果的です。通知を受け取らないように設定することで、LINEの通知欄をスッキリ保ち、必要な情報だけに集中できる環境を整えられます。
以下の手順でVOOMの通知をすべてオフにできます。
- LINEアプリを開き、画面下部の「ホーム」タブをタップ
- 右上の「設定(歯車マーク)」をタップ
- 「LINE VOOM」を選択
- 「LINE VOOM通知」をタップ
- 表示される通知項目(フォロー通知、いいね通知、コメント通知など)をすべてオフに切り替える
もしくは、以下の手順からも同じ設定画面にたどり着けます。
- 「VOOM」タブ → 右上の「人型アイコン」 → 「設定」 → 「LINE VOOM通知」
通知の種類は細かく分かれていますが、どれもOFFにして問題ありません。VOOMを使っていない方にとっては、通知が必要な場面は基本的に存在しないため、すべての通知を無効にしてしまっても支障はありません。
この設定を行えば、通知音や画面上のバッジによるストレスから解放され、LINEを必要な用途だけに集中して使うことができます。VOOM機能を完全に非表示にできない現状において、「通知を遮断する」ことはもっとも手軽で効果的な対策のひとつです。
設定7:自分の投稿の公開範囲を制限する
LINE VOOMでは、自分が投稿した写真や動画、テキストが初期設定で「全体公開」になっている場合があります。これにより、自分の友だちだけでなく、LINE上の不特定多数のユーザーにも投稿内容が見られる可能性があります。知らずに全体公開のまま投稿してしまい、「知らない人に見られていた」と後から気づくケースもあるため注意が必要です。
特に、LINEを家族や親しい友人との連絡手段として使っている方にとって、自分の投稿が広く拡散されるのは不安やストレスの原因になります。LINE VOOMを使うつもりがない方であっても、誤って投稿してしまった際のリスクを減らすため、あらかじめ公開範囲を制限しておく設定は非常に重要です。
自分の投稿の公開範囲は、「全体公開」「公開リスト」「自分のみ」の3つから選ぶことができます。もっとも安全なのは「自分のみ」に設定しておく方法です。
公開範囲の設定手順は以下の通りです。
- LINEアプリの「VOOM」タブを開く
- 上部にある「+」アイコンをタップし、「写真・テキスト」など投稿画面を開く
- 投稿画面内に表示される「公開範囲(初期設定は全体公開)」をタップ
- 表示されたメニューから「自分のみ」または「友だち」を選択
- 「完了」をタップして設定を確定
この設定を行っておけば、たとえ誤って投稿してしまった場合でも、他人に内容が見られるリスクを最小限に抑えることができます。特定の友だちだけに見せたい場合は、「公開リスト」を利用して個別に公開対象を絞り込むことも可能です。
また、すでに投稿済みの内容も、あとから公開範囲を変更することができます。変更するには、該当する投稿の右上にある「…」アイコンをタップし、「公開範囲を変更」→希望する範囲を選択してください。
LINE VOOMを使わないつもりでも、うっかり投稿してしまった場合の備えとして、初期設定のままにせず、事前に公開範囲を見直しておくことが安心につながります。プライバシーを守るためにも、慎重な設定を心がけましょう。
まとめ|LINE VOOMを使わず快適にLINEを活用するために
LINE VOOMを使わずに快適なLINE生活を送りたいと考えている方にとって、重要なのは「完全に消せない機能とどう付き合うか」という視点です。VOOMはLINEに統合された機能であり、削除することはできません。しかし、正しい設定を行えば、VOOMの存在を最小限に抑えることは十分に可能です。
まず基本となるのは、動画の自動再生の無効化と通知の完全オフ設定です。これにより、誤ってVOOMを開いてしまった際の音や視覚的なストレスを防ぐことができます。さらに、知らない人からのフォローを防ぎたい場合は「フォロー許可」の設定をオフにし、フォロー情報も非公開にしておくことで、プライバシーの保護が強化されます。
VOOMに表示される興味のない投稿や広告も、個別に非表示にすることで視界から遠ざけることができます。また、もしうっかり投稿してしまっても、「自分のみ」や「公開リスト」などの公開範囲設定を活用すれば、情報が不特定多数に広がるのを防げます。
ITに不慣れな方やシンプルな使い方を望む方にとって、VOOMの設定項目は煩雑に感じるかもしれません。しかし、本記事で紹介した各種設定を一度おこなえば、その後は余計な操作をすることなく、従来通りLINEを連絡ツールとして快適に利用できるようになります。

LINE VOOMを「いらない」と感じている方こそ、今回の設定をしっかり活用し、不要な機能に悩まされることなく、本来のLINEの便利さを取り戻しましょう。