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目次
1Passwordとは?|どんな場面で役立つかを解説
1Passwordは、複数のID・パスワードを一元管理できるセキュリティアプリです。Webサービスやアプリごとに異なる複雑なパスワードを記憶する必要がなくなり、安全かつ効率的にアカウント管理を行えます。特に、パスワードの「使い回し」や「メモ帳・手帳での管理」に不安を感じている方にとって、強力な味方になります。
パスワード管理の必要性
現代では、ネットバンキングやSNS、ショッピングサイトなど、多くのサービスでID・パスワードを利用します。同じパスワードを複数のサービスで使い回していると、一つのサービスから情報が漏れただけで他のアカウントも不正利用されるリスクが高まります。1Passwordを使えば、サービスごとに強力なパスワードを自動生成・保存できるため、使い回しを防ぎつつ安全性を高められます。
セキュリティ強化との関係
1Passwordは、暗号化技術により保存された情報をしっかりと保護します。また、指紋認証や顔認証といった生体認証にも対応しており、マスターパスワードを入力せずにアプリを利用することも可能です。これにより、セキュリティを確保しながら利便性も損なわない設計になっています。さらに、Watchtowerという機能を使えば、登録したパスワードの強度や漏洩の危険があるかを自動でチェックしてくれます。
他のパスワード管理サービスとの違い
1Passwordは、個人・ファミリー・チームなど用途に応じたプランが豊富で、Mac・Windows・iPhone・Android・ブラウザ拡張など多くの環境で利用できます。他の無料パスワード管理アプリと異なり、クラウド連携によるバックアップや、クレジットカード・住所・ライセンス情報など多種多様な情報の管理にも対応しており、ビジネスシーンでも活躍します。
また、買い切り型のライセンス(ソースネクスト版)と月額制(公式サイト版)から選べる点も特徴です。コストを抑えて使いたい方にも柔軟に対応できるのが魅力です。

パスワードに関する不安を手放し、安全かつ快適なネット利用を実現するうえで、1Passwordは非常に信頼できる選択肢と言えるでしょう。
料金プランと購入方法|買い切り版とサブスクの違い
1Passwordには、大きく分けて「買い切り版」と「サブスクリプション版」の2つの購入方法があります。どちらを選ぶかによって料金や契約期間、支払い方法が異なるため、自分の使い方に合ったプランを選ぶことが重要です。
サブスクリプション版(公式サイト)
公式サイトから購入できるサブスクリプション版は、毎月または毎年の料金を支払う定額制プランです。常に最新バージョンが使え、データはクラウド上で安全に管理されます。
- 個人プラン:月額約449円(1ドル150円換算時)
- ファミリープラン:最大5人で共有でき、月額約673円(同換算)
※公式サイトはドル建てのため、為替相場の影響を受ける点に注意が必要です。円安が進んでいる今は割高になりがちです。
買い切り版(ソースネクスト)
ソースネクストでは、日本円で購入できる3年分の買い切り版ライセンスが用意されています。為替の影響を受けないため、特に円安時にはコストパフォーマンスが高くなります。
- 個人プラン(3年):12,800円
- ファミリープラン(3年):21,480円
どちらも3年間は追加費用なしで利用でき、途中解約による返金は不可です。
買い切りとサブスクの違い
比較項目 | 買い切り版(ソースネクスト) | サブスク版(公式サイト) |
---|---|---|
料金体系 | 3年分一括支払い | 月額または年額 |
支払い通貨 | 円(為替変動なし) | ドル(為替による変動あり) |
対応アカウント登録 | ソースネクスト専用経由 | 公式サイトから直接登録 |
更新時の対応 | 有効期限切れ後は再購入が必要 | 契約更新により継続利用可能 |
サービス内容 | 機能はサブスク版と同一 | 常に最新バージョン利用可 |
おすすめの選び方
- 円安が続く現在は、ソースネクスト版が明らかにお得です。
- サブスク型の柔軟な契約・最新機能を常に使いたい場合は公式サイト版が向いています。
- 一括払いが可能で「とりあえず3年しっかり使いたい」人には買い切り版が最適です。

迷ったら、まずは公式サイトの14日間無料トライアルで試してから決めるのも安心です。
1Passwordの始め方|購入からアカウント登録までの流れ
1Passwordを使い始めるには、まず「購入」と「アカウント登録」が必要です。ここでは初心者でも迷わず進められるよう、ソースネクスト経由で購入する場合と、公式サイト版の違いをふまえながら、初期の流れを詳しく解説します。
ソースネクスト経由で購入する手順
1Passwordは公式サイト版(ドル建て・サブスクリプション)と、ソースネクスト版(円建て・買い切り)があります。円安の影響を避けて安く導入するには、ソースネクスト経由での購入が有利です。
購入の流れ
- ソースネクスト公式サイトにアクセスし、1Passwordを選択
- 会員登録(未登録の場合)
- シリアルコード付き製品をカートに追加し、支払い
- 購入後、マイページからシリアルコードを確認
会員登録にはメールアドレス、氏名、パスワードの設定が必要です。購入後は、ソースネクストの「お客様専用ページ」から1Passwordの利用を開始できます。
アカウント登録の手順(ソースネクスト版)
1Passwordを購入した後は、1Passwordのアカウント登録を行います。登録作業はPCでの操作が推奨されます。
- ソースネクストの「お客様専用ページ」へログイン
- 購入製品から「1Password」を選び、「シリアル番号確認」からコードをコピー
- 「利用開始」を選択し、コピーしたコードを貼り付けて送信
- 1Password公式サイトへ遷移後、メールアドレスを入力してアカウント作成を開始
- Chrome拡張機能の追加(自動入力機能を有効にするため)
- 氏名の入力とメールアドレス認証
- マスターパスワードの設定(英数字+記号で12文字以上推奨)
- Secret Keyの生成・保存(PDF形式でダウンロード)
- 最終確認後、アカウント登録が完了
マスターパスワードは非常に重要な情報です。他人に推測されにくい、かつ自分が覚えられる強固なパスワードを設定してください。
登録後の初期設定(Chrome拡張のピン留め)
アカウント登録後、ブラウザ上での利用を快適にするために、拡張機能をブラウザにピン留めしておくと便利です。これにより、いつでもログイン補助機能を呼び出せます。
設定後、PC・スマホ間の同期もスムーズに行えるようになります。スマートフォンアプリへの引き継ぎも、QRコードによるセットアップで簡単です。

1Passwordの導入は少しステップ数が多いものの、一度設定してしまえば、パスワード管理が劇的に楽になります。特にソースネクスト版を活用すれば、コストも抑えられるため、はじめての方にもおすすめです。
Windows・iPhone・Androidでの設定手順を完全網羅
1Passwordは、Windows・iPhone・Androidそれぞれのデバイスで初期設定手順が異なりますが、どれも直感的な操作で完了します。以下に、ITに不慣れな方でも迷わず進められるよう、ステップごとにわかりやすく解説します。
Windowsでの設定手順
- 公式サイトからアプリをダウンロード
1Password公式サイトにアクセスし、「アプリを入手」から「1Password for Windows」を選択してインストーラーをダウンロードします。 - アプリをインストール
ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の案内に従ってインストールを進めます。インストール後、自動でアプリが起動します。 - アカウント情報を入力してサインイン
購入時に登録したメールアドレス・マスターパスワード・Secret Keyを入力してサインインします。 - Windows Helloの設定(推奨)
指紋認証や顔認証が可能なPCの場合は、Windows Helloを有効にしておくと、パスワードの手入力なしで安全にログインできます。 - ブラウザ拡張機能の追加
ChromeやEdgeなどで自動入力を利用したい場合、拡張機能の追加を求められるので「追加」を選択します。
iPhoneでの設定手順
- App Storeから1Passwordをインストール
「1Password」で検索し、公式アプリをインストールします。 - アプリを起動し「サインイン」を選択
アプリを開いたら「サインイン」をタップ。続けて「セットアップコードを読み取る」を選びます。 - PCで表示されたQRコードを読み取る
すでにPC版を設定済みの場合、PCの設定画面からQRコードを表示し、iPhoneでスキャンするだけで自動連携が完了します。 - マスターパスワード入力とFace ID設定
パスワードを入力し、Face IDを有効化することで次回からのログインがよりスムーズになります。 - 自動入力をオンにする
「設定」アプリで「パスワード」「パスワードオプション」を開き、「1Password」をオンに設定。Safariでは「機能拡張」から1Passwordの許可を確認します。
Androidでの設定手順
- Google Playから1Passwordをインストール
Google Playで「1Password」を検索し、インストールします。 - アプリを起動し「サインイン」→「セットアップコードの読み取り」
カメラへのアクセスを許可し、PC版のQRコードをスキャンします。 - パスワード入力と生体認証の設定
マスターパスワードを入力し、端末が対応していれば指紋認証や顔認証を有効にします。 - 自動入力機能をオンにする
「設定」アプリで「システム」→「言語と入力」→「自動入力サービス」を選び、「1Password」を選択して有効化します。

すべてのデバイスで設定が完了すると、1Passwordのクラウドアカウントを通じて、保存したパスワードや個人情報を自動で同期できます。初めて使う方はWindows版で先に設定を済ませておくと、スマホでのセットアップがより簡単になります。
基本の使い方|ログイン情報の保存と自動入力の流れ
1Passwordを活用する最大のメリットは、Webサービスのログイン情報を安全に保存し、自動で入力できることです。ここでは初心者でも迷わず使えるように、ログイン情報の登録から自動入力までの手順をわかりやすく解説します。
ログイン情報の登録方法
サービス利用中に自動保存
もっとも簡単なのが、実際にサービスへログインした際に「1Passwordに保存しますか?」というポップアップが表示されたときに「保存」を選ぶ方法です。ユーザー名・パスワード・ログイン先URLが自動で記録され、以後は自動入力が可能になります。手動での入力ミスも防げます。
手動で追加する方法
あらかじめ持っているIDやパスワードを1Passwordに登録したい場合は、アプリまたはブラウザ拡張機能から「+新規アイテム」を選び、「ログイン」を選択して入力します。
- サイト名(任意)
- ログインURL
- ユーザー名(メールアドレス)
- パスワード(任意の強度で)
これらを入力し「保存」を押せば登録完了です。
他サービスからのインポート
Chromeなど別のパスワードマネージャーを使っていた場合、「設定」>「インポート」から一括移行が可能です。CSVファイルの読み込みや自動検出など、初心者でも使いやすい仕組みになっています。
自動入力の使い方
ブラウザでの自動入力
1Passwordの拡張機能をChromeやSafariに追加しておけば、ログイン画面で自動入力が提案されます。アカウント欄をクリックすると1Passwordのアイコンが表示され、ワンクリックでログイン可能です。
アプリ内からの入力
1Passwordのアプリを開き、保存したログイン情報の「開いて入力」ボタンを押せば、該当のサービスにアクセスして自動で入力・ログインまで行ってくれます。
クイックアクセス(PC版のみ)
ショートカット(WindowsはCtrl + Shift + Space、MacはCommand + Shift + Space)を使えば、画面上に検索バーが表示され、登録済みサービス名を入力すれば即座にアクセス・ログインが可能です。
利用のポイント
- 自動入力はブラウザ拡張機能と連携が必須です
- 初回ログイン時に保存を忘れても後から手動で追加可能です
- フィッシング対策としてURL一致機能があるため、偽サイトへの誤入力を防げます

ログイン作業を安全かつスムーズに行いたい方にとって、1Passwordは非常に頼れるツールです。登録と設定さえ済ませておけば、今後の煩雑なパスワード入力作業から解放されます。
応用機能の活用|個人情報やカード情報の登録・活用法
1Passwordはログイン情報だけでなく、日常的に使用する個人情報やクレジットカード情報、ソフトウェアのライセンスキーなどもまとめて安全に管理できる点が魅力です。これらの応用機能を活用することで、ネット上の操作が格段にスムーズになります。
クレジットカード情報の登録と自動入力
オンラインショッピングで毎回クレジットカード番号を手入力するのは手間がかかります。1Passwordにカード情報を登録しておけば、支払い時に自動入力が可能になります。
登録方法は以下の通りです。
- アプリまたはブラウザ版で「新規アイテム」→「クレジットカード」を選択
- カード番号、有効期限、名義、セキュリティコードなどを入力
- 保存すれば完了
支払い画面でカード番号の入力欄をタップすると、1Passwordアイコンが表示され、それを選ぶことで即座に情報が入力されます。入力ミスの防止にもつながるため、安全性と利便性が両立します。
住所・電話番号・メールアドレスの自動入力
新しいサービスのアカウント作成時や、通販の配送先入力時などで何度も求められるのが「住所や連絡先情報」です。これも1Passwordに登録しておけば、ワンクリックで自動入力できます。
登録手順は以下の通りです。
- 「新規アイテム」→「個人情報」や「身分証」などを選択
- 氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどを入力
- 保存すればすぐに活用可能
自動入力が可能なサービスでは、フォームにカーソルを合わせるだけで候補が表示されます。頻繁に利用する情報ほど、1Passwordに保存しておくと効率的です。
ソフトウェアライセンスや証明書番号の保管
ソフトウェアのライセンスキーや運転免許証、マイナンバーカードの暗証番号など、普段は使わないけれども重要な情報も1Passwordで一括管理できます。
特に便利なのが以下の情報です。
- ソフトのシリアルキーとインストールURL
- 運転免許証のICチップ暗証番号
- マイナンバーカードの署名用電子証明書番号
1Passwordには「ライセンス」や「セキュアノート」など、特定用途に特化したテンプレートが用意されており、それらを活用することで整理整頓しやすくなります。
タグ・カテゴリ機能で情報をグループ管理
登録したカードや住所、ライセンス情報などを効率よく探すために、1Passwordではタグやカテゴリで分類することができます。たとえば「ショッピング」「仕事用」「旅行用」などのタグを設定しておけば、必要な場面ですぐ呼び出せるようになります。

操作の手間を減らし、重要情報の紛失リスクを避けるためにも、応用機能の活用は欠かせません。ITに不慣れな方こそ、一度登録すれば日々の手間をぐっと減らせる便利な機能です。
パスワードの安全性チェック|Watchtowerの使い方
Watchtower(ウォッチタワー)は、1Passwordに保存されたパスワードの「安全性」を一目で把握できる機能です。複数のサイトで使い回されているパスワードや、脆弱と判断されるパスワードを自動で検出し、改善ポイントを提示してくれます。パスワード管理に不安を感じている方にとって、セキュリティを強化するうえで非常に頼りになるツールです。
Watchtowerを起動する方法
- 1Passwordアプリを開き、左側メニューの「Watchtower」をクリックします。
- 自動的にスキャンが始まり、問題のあるパスワードが一覧で表示されます。
ここで確認できる主な項目は以下の通りです。
- 再利用されたパスワード:同じパスワードが複数のサイトで使われているもの
- 弱いパスワード:文字数が短い、または推測されやすい構成のもの
- 漏洩したパスワード:既知のデータ漏洩リストに含まれているもの
- 2段階認証が可能なサイト:設定していない場合はアラート表示されます
- パスキー対応のサイト:より安全なログイン方式への移行を促されます
改善方法の手順
Watchtowerで問題があると判断されたパスワードは、その場で新しいパスワードに変更することができます。
- 該当のアカウントをクリック
- 「パスワードを変更」を選択
- 「新しいパスワードを生成」をクリックして、自動生成された強力なパスワードを適用
- サイト側でもパスワード変更手続きを行い、1Passwordの情報を更新
この流れを繰り返すだけで、すべてのアカウントのパスワード強度を段階的に向上させていくことが可能です。
2段階認証との連携でさらなる強化を
Watchtowerでは、2段階認証が設定可能なサービスも一覧表示されます。まだ設定していないアカウントには「2FA(Two-Factor Authentication)を有効にしましょう」と表示されるため、セキュリティ意識が自然と高まります。
1Passwordは2段階認証用のワンタイムパスワードも保存・表示できるため、Google Authenticatorなどの別アプリを使わなくても完結できます。
安全性レポートで全体の把握も可能
Watchtowerの画面では、保存されているすべてのパスワードの安全性スコアが表示されます。安全性の高い状態であれば「良好」と表示され、改善すべき項目が多い場合は「要注意」と警告されます。
このスコアを定期的にチェックすることで、自分のセキュリティ状況を継続的に改善し続けることができます。
Watchtowerは、1Passwordの中でもとくに初心者におすすめしたい機能です。ITに詳しくなくても「赤」「黄色」「緑」の視覚的なラベルで判断できるため、今すぐ対処が必要な項目を見逃しません。自分では気づきにくいセキュリティの穴を自動で見つけてくれるので、「本当に安全なパスワード管理」を目指すなら、積極的に活用しましょう。
よくあるトラブルと対処法|自動入力されない・使えないとき
iPhoneで自動入力がうまく動作しないときのチェックポイント
iPhoneで1Passwordの自動入力がうまく動作しない場合、多くは設定に問題があります。以下の手順で設定を見直してください。
- iPhoneの「設定」アプリを開く
- 「パスワード」→「パスワードオプション」を選択
- 「パスワードとパスキーの自動入力」がオンになっているか確認
- 「1Password」が選択されているか確認
- 「iCloudキーチェーン」がオンになっている場合はオフにするのが推奨
また、Safariを使っている場合は以下も確認してください。
- 「設定」→「Safari」→「機能拡張」→「1Password」
- 「機能拡張を許可」がオン
- アクセス許可されているWebサイトが「すべて許可」になっているか確認
これでも動作しない場合は、アプリの再起動や再インストールを試してください。
ChromeやEdgeで自動入力されないときの対処法
PCでChromeやEdgeなどのブラウザを使用していて自動入力が機能しない場合、拡張機能の有効化設定やアカウント認証に問題があるケースが多いです。
チェックポイント
- 1Passwordのブラウザ拡張機能がインストールされているか
- 拡張機能が有効化されているか(ブラウザ右上のパズルアイコンから確認)
- 拡張機能からログイン済みか
もし、拡張機能を追加しても反応しない場合は、いったん削除してから再インストールすると改善することがあります。
自動入力されるはずのフィールドで反応しない場合
サイトによっては、入力欄の形式が特殊なために1Passwordが反応しないこともあります。このような場合、以下のような対応が有効です。
- 1Passwordアプリを開いて「開いて入力」機能を使う
- クイックアクセス(PCでのショートカット:WindowsはCtrl+Shift+Space)を活用する
- 手動で入力する場合、情報をコピーして貼り付ける。90秒で自動削除される安全仕様
古いバージョンや非対応アプリでの使用に注意
古いバージョンの1Password(例:1Password 7など)を使っていると、最新の自動入力機能が動作しないことがあります。できる限り最新バージョンへのアップデートを行いましょう。
また、一部のアプリやウェブサービスではセキュリティ上の理由で自動入力がブロックされることもあります。その場合は1Password内から該当アイテムを手動で開いてコピー・貼り付けで対応してください。
最終手段:サポートへの問い合わせ
すべての対処をしても改善しない場合、1Passwordの公式サポートに問い合わせましょう。サポートは日本語でも利用可能ですが、チャットは英語対応が基本となるため、メールでの問い合わせが確実です。
トラブル時の心得
1Passwordは便利で高セキュリティなアプリですが、万能ではありません。ブラウザやOSのバージョン、サービス側の仕様変更などで一時的に自動入力がうまくいかないこともあります。焦らず、設定を見直し、必要に応じて手動入力も活用することが重要です。
セキュリティ強化のコツ|設定で守る自分のデータ
1Passwordは高機能なパスワード管理ツールですが、その真価を発揮するには「正しい設定」が欠かせません。ここでは、自分の大切なデータをより安全に守るために意識したい設定のコツを紹介します。
マスターパスワードの管理は最重要
1Passwordのすべてのデータは「マスターパスワード」によって守られています。このパスワードが流出すると、保管している情報がすべて危険にさらされます。以下の点に注意して設定しましょう。
- 他で使っていない完全なオリジナルのパスワードにする
- 英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせて12文字以上にする
- 紙に書いて自宅に保管、または1Passwordの「セキュアノート」に別端末で保存
忘れてしまうと復旧できない仕組みなので、「覚えられるけど他人には絶対に推測されない」工夫が必要です。
自動ロックを有効にしておく
1Passwordには、一定時間操作がなかった場合にアプリを自動でロックする機能があります。この設定を有効にしておけば、うっかり席を外しても情報が見られるリスクを減らせます。
- 推奨設定:5分〜10分で自動ロック
- 外出先では短め、自宅では長めに設定するのがおすすめ
PCではWindows HelloやTouch IDと組み合わせることで、利便性を損なわずセキュリティを保てます。
表示の非公開設定で「のぞき見」を防止
誰かの前で1Passwordを開くとき、パスワードがそのまま表示されていると盗み見られるリスクがあります。設定から「保護されたフィールドは●で表示」に変更しておくと、パスワードやクレジットカード番号が自動で非表示になります。
さらに、「Optionキーを押したときだけ表示」にすれば、自分だけが確認できる状態を保てます。
クリップボードの自動削除機能を活用する
パスワードやクレジットカード番号をコピーして使うことは多いですが、コピーした情報は一定時間経つと他のアプリでもペーストできるため危険です。そこで、以下の設定を有効にしておきましょう。
- クリップボードを90秒後に自動削除
- 他の端末と共有したい場合は「ユニバーサルクリップボードを許可」
この設定により、たとえコピーしたまま放置しても安全性が保たれます。
Watchtowerの通知をオンにする
Watchtowerは、保存している情報に問題がある場合に警告を出してくれる機能です。これを有効にしておくと、以下のようなリスクにすぐ気づけます。
- 漏洩したパスワードの警告
- 同じパスワードの使い回し
- 2段階認証が未設定のサービス
通知を受け取れるようにしておくことで、常に安全な状態を維持できます。

セキュリティを強化するには、設定を「使いやすさ重視」から「安心感重視」に切り替えることが大切です。1Passwordは元々高いセキュリティ性を持つツールですが、ユーザー側の使い方次第でその効果が大きく変わります。少しの設定で守れる情報は格段に増えるため、安心して使い続けるためにも、ぜひこれらの設定を見直してみてください。
よくある質問(FAQ)
Q. 1Passwordは無料で使い続けられますか?
A. 無料で使えるのは、公式サイトから申し込んだときに付与される14日間の体験期間のみです。体験終了後は有料プランへ移行しないと、新しい情報の追加や修正ができなくなります。ただし、体験中に保存したデータの閲覧は可能です。
Q. ソースネクストで買った場合でも、1Passwordのアプリは同じですか?
A. はい、アプリの中身や機能は公式版とまったく同じです。違いがあるのは「購入方法」と「料金の支払い先」だけです。ソースネクスト版は買い切りの日本円支払い、公式版はサブスクリプションのドル支払いという違いです。
Q. 他のパスワード管理アプリからデータを移行できますか?
A. はい、1Passwordにはインポート機能が用意されており、CSVファイル形式で他アプリからの移行が可能です。主要なブラウザやアプリ(Chrome、LastPassなど)に対応しています。
Q. パソコンとスマホで情報は自動的に共有されますか?
A. はい、同じ1Passwordアカウントでログインすれば、パスワードや登録情報はクラウドを通じて自動同期されます。デバイスごとに設定し直す必要はありません。
Q. マスターパスワードを忘れたらどうなりますか?
A. マスターパスワードは復元ができません。そのため、登録時に一緒に作成される「Secret Key」と「回復用PDF」を必ず保存しておくことが大切です。これらがあれば再設定が可能ですが、どちらも紛失している場合は再登録が必要になります。
Q. Windows HelloやFace IDでログインするにはどうすればいいですか?
A. アプリ設定のセキュリティ項目で、生体認証をオンにすれば利用できます。初回設定後は、マスターパスワードの入力が不要になり、よりスムーズに使えます。
Q. セキュリティ的に安全なのですか?
A. 1Passwordは業界標準のエンドツーエンド暗号化を採用しており、開発元ですら中身を確認できません。また、Watchtower機能でパスワードの強度や漏洩状況も定期的にチェックできます。安全性は非常に高いです。
Q. iCloudやGoogleアカウントと何が違うのですか?
A. iCloudキーチェーンやGoogleパスワードマネージャーは、そのOS・ブラウザ内だけでの利用が基本です。1PasswordはWindows・Mac・iPhone・Android・各種ブラウザすべてに対応しており、OSの垣根を超えた管理が可能です。より柔軟かつ高機能なパスワード管理が求められる場合に適しています。