海外旅行でVPNは必要?海外旅行で使えるおすすめVPN



目次

海外旅行にVPNが必要な3つの理由

フリーWi-Fiを安全に使うため

海外では、ホテル・空港・カフェなどでフリーWi-Fiを利用する機会が多くなります。しかし、これらのネットワークはパスワードなしで誰でも接続できる場合が多く、通信内容が第三者に盗み見られるリスクが高まります。特に、クレジットカード情報や個人情報を入力する場面では注意が必要です。

VPNを利用することで、通信が暗号化され、あなたのスマートフォンやPCとVPNサーバー間の情報のやり取りが他人に読み取られにくくなります。つまり、万が一フリーWi-Fiが悪意あるネットワークだったとしても、VPNによって守られているため、安心してインターネットを使えるのです。

日本のサービスにアクセスするため

日本の動画サービスやショッピングサイト、銀行サイトなどは、海外からのアクセスを制限しているケースが多くあります。TVer、U-NEXT、Netflix(日本版)、メルカリ、楽天銀行などは、国外IPアドレスからのアクセスをブロックするか、サービス内容を制限しています。

VPNを使えば、日本国内のサーバーを経由してインターネットに接続することができ、まるで日本にいるかのようにアクセスできます。たとえば、海外のホテルにいながらTVerで日本のテレビ番組を見たり、楽天で買い物をしたりすることも可能です。これは長期滞在者だけでなく、短期旅行者にとっても大きなメリットです。

航空券やホテル予約で料金を安くできることがある

旅行予約サイトの中には、利用者のアクセス元の国や地域に応じて表示する価格を変えているところがあります。これは「ダイナミックプライシング」と呼ばれ、IPアドレスから判断される国によって価格が高くなることもあります。

VPNを利用すれば、安価に設定されている国のサーバーを選んで接続し、よりお得な価格で航空券やホテルを予約できる可能性があります。特に長距離フライトや連泊ホテルなどでは、数千円〜数万円の差が出ることもあるため、旅費を節約したい方にとっては非常に有効な手段です。

VPNはただのセキュリティ対策だけでなく、情報アクセスの自由度やコストパフォーマンスの面でも海外旅行をより快適にするツールといえます。

海外旅行でVPNが役立つ具体的なシーン

フリーWi-Fiを使うときのセキュリティ対策

海外のカフェや空港、ホテルなどで利用できるフリーWi-Fiは便利ですが、実際には暗号化されていないネットワークも多く存在します。そのまま接続すると、通信内容を第三者に盗み見られたり、パスワードやクレジットカード情報が抜き取られる危険があります。VPNを使えば、通信内容が暗号化されるため、ハッキングや個人情報の漏洩を防げます。特にインターネットバンキングやネットショッピングを行う際は、VPNの使用が必須です。

日本の動画・サービスをそのまま視聴・利用

日本のNetflixやTVer、日テレ無料TADA、Huluなどの動画配信サービスは、著作権やライセンスの都合で海外からアクセスできないケースが多くあります。また、radikoや日本の漫画アプリ、メルカリ、PayPayといったサービスも同様です。VPNで日本のサーバーに接続することで、まるで日本にいるかのようにこれらのサービスを利用でき、旅行中でも日本のコンテンツをストレスなく楽しめます。

中国・UAEなどの規制国でのインターネット利用

中国やUAEなどでは、Google、LINE、Instagram、YouTubeなどの主要なサービスが政府の規制で利用できません。しかし、VPNを使えば、こうした国でも自由にSNSや検索エンジンを使えるようになります。ただし、中国ではVPNの規制も厳しいため、事前に規制対応済みのVPNを導入し、出発前にアプリをインストールしておくことが重要です。

航空券・ホテルの価格比較でお得に予約

旅行サイトでは、アクセス元の国に応じて料金が変動することがあります。VPNを使って物価の安い国のサーバーに接続すれば、同じ航空券やホテルでも表示価格が安くなる場合があります。複数の国のサーバーに切り替えて比較すれば、数千円から数万円単位で節約できることもあります。

サブスクリプションの割引活用

YouTube PremiumやSpotify、Netflixなどの定額制サービスは、国によって料金が大きく異なります。VPNを使ってインドやトルコなどの価格が安い国のサーバーに接続すれば、同じサービスでも格安で契約可能です。旅行中にVPNで契約し、そのまま日本で使い続けることもできます。

ホテルや空港での仕事・リモートワーク時

仕事でのメール確認やクラウドストレージへのアクセスなど、機密性の高い通信が必要な場合もVPNは重宝します。特に海外のネットワークは日本ほど信頼性が高くないため、VPNで通信を保護しておくことで、安心してリモートワークを続けられます。

ネット接続制限のある施設での回避手段

一部のホテルや公共Wi-Fiでは、ポート制限がかかっていて一部のアプリやサービスが使えないことがあります。VPNを通すことで、これらの制限をバイパスでき、快適にアプリやサービスを利用できます。

これらのシーンを想定しておくことで、VPNが単なるセキュリティ対策にとどまらず、旅をより快適に・お得にする強力なツールであることがわかります。VPNは「保険」としてだけでなく、「賢く旅するための手段」として活用するのが現代の新常識です。

無料VPNは危険?有料VPNとの違いとは

無料で使えるVPNは一見魅力的に思えますが、海外旅行での使用には大きなリスクがあります。特にフリーWi-Fiを利用することが多くなる旅行中では、セキュリティや安定性の確保が重要です。ここでは無料VPNの危険性と、有料VPNとの決定的な違いについて解説します。

無料VPNの主なデメリット

  • 通信内容の監視・記録の恐れがある
    無料VPNの中には、ユーザーの通信内容や閲覧履歴を第三者に販売するビジネスモデルのものがあります。実際に、ログを保持していた無料VPNサービスから、数千万件以上の個人情報が流出した事例もあります。
  • 通信速度や接続安定性に難がある
    無料VPNはサーバー数が限られており、接続が混雑しやすく、動画視聴やオンライン決済時に遅延が発生することがあります。タイムアウトや接続エラーが起こりやすいため、ストレスの原因になります。
  • 広告表示が多い/アプリの品質が低い
    無料VPNアプリには広告が多く表示されるケースがあり、使い勝手が悪くなります。中には悪質な広告が表示されることもあり、マルウェアへの感染リスクも無視できません。
  • セキュリティ対策が不十分
    暗号化技術が古かったり、ノーログポリシーを明示していなかったりする無料VPNも多く、フリーWi-Fi利用時の安全性に不安が残ります。

有料VPNのメリット

  • 高度な暗号化技術で通信を保護
    有料VPNは、銀行レベルの「AES-256ビット暗号化」や「ノーログポリシー」などを標準装備しており、個人情報や通信内容の漏洩リスクを大幅に減らせます。
  • 通信速度・接続安定性が高い
    サーバー台数が多く、利用者が多い時間帯でも安定した通信が可能です。海外のフリーWi-Fi環境でもスムーズに動画視聴やSNSの利用ができます。
  • 日本語サポートや返金保証がある
    多くの有料VPNでは、日本語対応のサポートや30日間の返金保証があり、初心者でも安心して利用できます。困ったときにすぐに解決できるのは大きな安心材料です。
  • VPNブロックへの対応力が高い
    中国やUAEなどの規制が厳しい国でも使えるVPNがあり、検閲を回避して日本のサイトにアクセスできます。有料VPNはこうした対策も万全です。

海外旅行で無料VPNを避けるべき理由

旅行中は、ホテルや空港のフリーWi-Fiを使う機会が増えます。そこに無料VPNを組み合わせると、「低セキュリティ×危険なネットワーク」という二重のリスクを抱えることになります。

また、VPN自体が規制されている国では、無料VPNの接続が一切通らない場合もあるため、信頼性の高い有料VPNを使うことが、最終的には安心と快適さをもたらします。

「無料でも使えるから」と安易に選ぶと、通信の安全性が確保できず、旅行中の大切な情報が危険にさらされる可能性があります。たとえ短期間の旅行であっても、有料VPNの利用を強くおすすめします。多くの有料VPNは30日間の返金保証や無料体験期間が用意されているため、まずは試してみるだけでも価値があります。

VPN選びで失敗しないための5つのポイント

海外旅行中にVPNを利用するなら、セキュリティや利便性はもちろん、サポートやコスト面も含めて慎重に選ぶことが大切です。以下の5つのポイントを押さえることで、初めてのVPN選びでも安心して失敗を避けられます。

1. 日本のサイトやサービスにアクセスできるか

VPNを使っても、日本のサービス側でVPN接続をブロックしている場合、視聴やログインができないことがあります。たとえばTVerやABEMA、一部の決済アプリは対策が厳しいため、実績が豊富で対応力のあるVPNサービスを選ぶ必要があります。中国などの規制国では、VPN自体が規制対象となるケースもあるため、規制国に対応しているかどうかも要チェックです。

2. 通信速度が安定しているか

VPNを使うと接続が遅くなるケースがあります。動画視聴やネット通話に支障が出るとストレスになるため、通信速度が速く、安定しているVPNを選ぶのが重要です。とくに旅行先でフリーWi-Fiを使う場合、回線の質が悪くなりがちなので、速度重視のVPNは安心材料になります

3. ノーログポリシーと暗号化技術があるか

セキュリティ面で最も重視すべきなのが「ノーログポリシー」と「暗号化方式」です。ノーログポリシーとは、利用者の接続記録やアクセス履歴を一切保存しない方針のこと。さらに、AES-256などの強力な暗号化方式を採用しているかも確認しましょう。これにより、フリーWi-Fiでも盗み見やハッキングのリスクを大幅に下げられます。

4. 日本語対応のサポートがあるか

海外でVPNが接続できなくなったとき、日本語でサポートが受けられるかどうかは大きな安心材料になります。トラブルが発生したときに英語でやり取りしなければならないVPNだと、慣れていない方にはハードルが高くなります。24時間365日の日本語チャットサポートがあるVPNなら、旅先でも困らずに使い続けられます。

5. 短期でも利用しやすい料金プランがあるか

旅行の期間が1週間~1か月程度の場合、長期契約のVPNは割高に感じられるかもしれません。短期利用に対応したプランがあるVPNや、30日間の返金保証がついているVPNを選べば、無駄な出費を避けられます。また、アプリの使いやすさや対応端末の多さなども確認しておくと、旅行中のネット利用がより快適になります。

この5つのポイントを基準に選べば、VPN初心者でも安心して海外旅行に備えられます。特に「接続できるか不安」「操作が難しそう」というITに不安がある方にとっても、しっかりしたVPNを選べば解決できます。

海外旅行におすすめのVPN

海外旅行中のネット利用を快適かつ安全にするためには、信頼できるVPNサービスを選ぶことが重要です。ここでは、セキュリティ・速度・日本語対応などの観点から、特に旅行者に支持されているおすすめVPNを3つ紹介します。

ExpressVPN|とにかく高速で快適な操作性

ExpressVPNは、通信の速さとアプリの使いやすさに定評があるVPNサービスです。世界中に3,000台以上のサーバーを持ち、日本のコンテンツにもスムーズにアクセス可能です。たとえば、TVerやNetflix、銀行サービスなど、地理的制限のあるサイトにも強く、海外からのアクセスを日本にいるような感覚で行えます。

また、中国などのインターネット規制が厳しい国にも対応しており、事前にインストールしておけば現地でも安定した接続が期待できます。価格はやや高めですが、返金保証やサポート体制が充実しており、初めての方にも安心して使える選択肢です。

こんな方におすすめ
・接続速度を重視したい方
・中国やUAEなど規制国へ渡航する方
・アプリの使いやすさを重視したい方

5位

ExpressVPN

ExpressVPN

本拠地英領ヴァージン諸島
月額料金最低価格1,943円
年額料金最低価格14,976円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数3,000台以上
VPNサーバー設置国数105カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge

ExpressVPNがおすすめの理由

ExpressVPNがおすすめの理由は「持ち運び可能なルーター対応」「パスワードマネージャー」「ゲームユーザーが快適に利用できる速度」などがあげられます。

ExpressVPNでは、VPNサービスとしての機能に加えて、パスワードマネージャーも利用できます。クレジットカードやオンラインサービスのID/パスワード情報を安全に管理します。

また、オンラインゲームユーザーに最適なVPNとして重宝されていて、無制限のプレミアム帯域幅で、105カ国にあるVPNサーバーで、ping値とラグを最小限に抑えます。

さらにルーターによるVPN利用が可能で、ルーターを持ち運べればどこでもVPNによる通信が可能になります。

デメリットは、若干月額料金が高い点です。

ポイント無制限のプレミアム帯域による高速通信。ルーター利用のVPNが可能
本拠地英領ヴァージン諸島
月額料金最低価格1,943円
年額料金最低価格14,976円
プラン別の月額料金12.95ドル
プラン別の年額料金99.84ドル
無料体験○30日間
VPNサーバー台数3,000台以上
VPNサーバー設置国数105カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge
同時接続台数8台
ノーログポリシー
セキュリティパスワードマネージャー、トラッカーブロック、広告ブロック、ペアレンタルコントロール
サポートライブチャット、メール
日本語対応

NordVPN|コスパと実績のバランスが魅力

NordVPNは世界で最も多くのユーザーに選ばれている大手VPNサービスの一つです。サーバー数は5,800台以上、設置国も60か国以上と豊富で、安定した接続が可能です。価格設定も長期契約で大幅に割引されるため、旅行だけでなく帰国後も継続利用したい方に適しています。

また、AES-256による強力な暗号化、ノーログポリシー、日本語サポートといった基本機能が揃っており、VPN初心者にも安心です。短期利用では割高に感じることもありますが、30日間の返金保証を活用すればリスクなしで試せます。

こんな方におすすめ
・コストパフォーマンスを重視したい方
・長期旅行や複数回の渡航予定がある方
・初めてVPNを使う方

1位

NordVPN

NordVPN

本拠地パナマ
月額料金最低価格1,960円
年額料金最低価格10,350円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数6,327台以上
VPNサーバー設置国数111カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOS

NordVPNがおすすめの理由

NordVPNがおすすめの理由は「圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国の多さ」「マルウェア検知などのセキュリティ」「最大10台の利用」です。

NordVPNは、サーバー設置台数で業界1位、2位を争う世界標準のVPNサービスです。圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国が多く、安定した通信速度でVPN利用ができます。暗号化による保護、マルウェア対策、広告ブロックなどのセキュリティも万全です。

さらに最大10台まで利用できるため、多くのデバイスをお持ちの方やご家族での利用などのシチュエーションで活躍します。

デメリットは、高機能な分、若干料金が高い点です。

ポイント圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国の多さで安定・高速通信
本拠地パナマ
月額料金最低価格1,960円
年額料金最低価格10,350円
プラン別の月額料金ベーシック:1,960円
プラスワン:2,110円
コンプリート:2,260円
プラン別の年額料金ベーシック:10,350円
プラスワン:12,450円
コンプリート:14,700円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数6,327台以上
VPNサーバー設置国数111カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOS
同時接続台数ベーシック:6(プラスワン:10、コンプリート:無制限)
ノーログポリシー
セキュリティマルウェア保護、トラッカーと 広告ブロッカー、クロスプラットフォーム対応のパスワー ド管理アプリ、情報漏えいスキャナー、1TBの暗号化されたクラウドストレージ
サポートライブチャット、メール
日本語対応

MillenVPN|日本語対応で初心者にやさしい

MillenVPNは日本企業が運営するVPNで、すべての操作・契約・サポートが日本語に対応しています。海外製VPNに不安がある方でも安心して利用できます。サーバー数は海外大手に比べてやや少なめですが、日本のコンテンツには非常に強く、動画サービスやネットショッピングなど、ほとんどの日本向けサービスを利用可能です。

また、短期プランや期間限定キャンペーンも用意されているため、数日〜1週間程度の旅行でもコストを抑えながら導入できます。中国でも接続実績があるため、アジア圏の旅行にも対応可能です。

こんな方におすすめ
・完全日本語対応のVPNを使いたい方
・短期旅行でリーズナブルにVPNを使いたい方
・日本のサービス利用がメインの方

2位

MillenVPN

アズポケット

本拠地日本
月額料金最低価格1,738円
年額料金最低価格7,128円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数1,300台以上
VPNサーバー設置国数72カ国
対応OSWindows、macOS、Android、iOS

MillenVPNがおすすめの理由

MillenVPNがおすすめの理由は「日本のVPNサービス」「月額396円と激安」「中国、ロシアからアクセス可能」という点です。

MillenVPNの最大のメリットは、日本の国産VPNですので、日本人には使い方もわかりやすく、サポートも安心して利用できるVPNサービスです。さらに月額396円(税込)~と格段に月額料金が安く、さらに一回限りの利用のワンタイムプランも最短7日から利用できるため、短期の旅行でも活躍するVPNサービスとなっています。

さらに中国やロシアからVPNを通して、日本のVODサービスなども利用することが可能です。

デメリットは、サーバー台数が世界企業のVPNサービスと比較すると少ない点です。

ポイント日本国産のVPNで使い勝手抜群。月額396円と料金も激安
本拠地日本
月額料金最低価格1,738円
年額料金最低価格7,128円
プラン別の月額料金7日プラン:638円
15日プラン:1,078円
30日プラン:1,738円
プラン別の年額料金1年プラン:7,128円
2年プラン:9,504円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数1,300台以上
VPNサーバー設置国数72カ国
対応OSWindows、macOS、Android、iOS
同時接続台数10台
ノーログポリシー
セキュリティ通信の盗聴や改ざん防止、金融機関レベルの高度なセキュリティ、暗号化通信など
サポートメール
日本語対応

いずれのVPNも30日間の返金保証があり、旅行期間中のみの利用も可能です。出発前にアプリのインストールと接続テストを済ませておけば、現地でもスムーズに使い始めることができます。安全・快適・お得な海外旅行のために、自分のニーズに合ったVPNを準備しておきましょう。

VPN・VPNアプリ・VPNサービス比較

順位サービス名運営会社ポイント本拠地月額料金最低価格年額料金最低価格無料体験VPNサーバー台数VPNサーバー設置国数対応OS同時接続台数ノーログポリシーサポート日本語対応月額料金の安さ年額料金の安さVPNサーバー台数VPNサーバー設置国数セキュリティの充実総合公式
1位NordVPNNordVPN圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国の多さで安定・高速通信パナマ1960円10350円○30日間6327台以上111カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOSベーシック:6(プラスワン:10、コンプリート:無制限)ライブチャット、メール1.852.583.044.803.733.20公式サイト
2位MillenVPNアズポケット日本国産のVPNで使い勝手抜群。月額396円と料金も激安日本1738円7128円○30日間1300台以上72カ国Windows、macOS、Android、iOS10台メール2.393.601.412.892.792.62公式サイト
3位SurfsharkSurfsharkセキュリティ機能が充実。サーバー台数も多く通信は安定オランダ2308円5856円○30日間3200台以上100カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOS無制限ライブチャット、メール1.003.992.074.245.003.26公式サイト
4位PIAPrivate Internet Access業界1位、2位を争うサーバー台数で高速通信。料金も格安アメリカ1304円4359円○30日間30000台以上91カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge無制限ライブチャット、メール3.304.445.003.783.013.90公式サイト
5位ExpressVPNExpressVPN無制限のプレミアム帯域による高速通信。ルーター利用のVPNが可能英領ヴァージン諸島1943円14976円○30日間3000台以上105カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge8台ライブチャット、メール1.891.002.004.493.012.48公式サイト
6位CyberGhostCyberGhost S.R.L.高速通信にこだわったVPNサービス。115カ国にサーバー設置し、高速通信が可能ルーマニア1790円12000円○45日間6800台以上115カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Amazon7台ライブチャット2.272.023.085.002.853.04公式サイト
7位PureVPNPureVPN20Gbpsの高速通信が可能。料金も安くコスパ良し香港1643円6732円○31日間6500台以上70カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox10台ライブチャット、メール2.633.723.052.822.853.02公式サイト
8位Glocal VPNグローカルネット日本国産のVPN。目的によってプランが選べる。中小企業利用も可能日本990円9350円○7日間100台以上15カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS1台メール3.812.931.001.151.502.08公式サイト
9位セカイVPNインターリンク日本国産のVPN。設定がほぼ不要のセカイブラウザが利用可能日本1100円13200円○最大2カ月10カ国Windows、macOS、Android、iOS、Chrome3台メール3.631.611.001.001.001.65公式サイト
10位RAKULINKDIRECT PROVIDER年間契約なら費用が安い。お得なキャンペーンがあるモンゴル1950円14400円○1週間Windows、macOS、Android、iOS、Amazon、ルーター1台メール1.871.201.001.001.501.32公式サイト
11位スイカVPNMAJ Tech日本国産のVPNサービス。土日祝日対応、同時接続数50台と多い日本1097円11258円○30日間45カ国Windows、macOS、Android、iOS50台メール3.632.271.002.061.792.15公式サイト
12位Proton VPN PlusProton AG10GbpsサーバーとVPN Acceleratorで高速接続スイス823円9880円○30日間4461台以上91カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome10台メール4.072.742.513.782.183.06公式サイト
13位IPVanishIPVanishWireGuardで高速接続。同時接続数も無制限で使い勝手が良いアメリカ1949円5999円○30日間2400台以上90カ国Windows、macOS、Android、iOS、Chrome、Amazon、ルーター無制限ライブチャット、メール、電話1.883.951.793.732.462.76公式サイト
14位VyprVPNCertida信頼性抜群のVPNサービス。中国、ロシアも対応可能スイス1500円9000円○30日間700台以上70カ国Windows、macOS、Android、iOS5台ライブチャット、メール2.973.041.212.823.062.62公式サイト

VPNの使い方|出発前に準備すべき3ステップ

1. 信頼できるVPNアプリをインストールする

出発前に、必ずVPNアプリをスマートフォンやパソコンにインストールしておきましょう。旅行先によっては、VPNの公式サイト自体がブロックされていて、現地からはダウンロードできないことがあります。とくに中国やUAEなどのネット規制が厳しい国では、現地に着いてからでは間に合わない可能性もあります。アプリは公式サイトからダウンロードするのが安全で、App StoreやGoogle Playでも入手できます。複数のデバイスで利用する予定がある場合は、すべての端末にインストールしておくと安心です。

2. 接続テストをしておく

アプリのインストールが終わったら、日本にいる間に必ず接続テストを行っておきましょう。具体的には、VPNを起動して「日本のサーバー」に接続し、TVerやNetflixなどの日本向けサイトにアクセスできるかを確認します。これを事前に確認することで、旅行中に「つながらない」「サービスがブロックされて見られない」といったトラブルを避けられます。接続に時間がかかるVPNもあるため、スムーズに使えるかどうかもチェックポイントです。

3. 日本サーバーへの接続をお気に入り登録

多くのVPNアプリでは、「お気に入り」や「よく使うサーバー」として登録できる機能があります。日本のサーバーを事前に登録しておけば、旅行中にいちいち探す必要がなく、すぐに接続できます。また、日本サーバーが複数ある場合は、いくつか試して通信速度や安定性が良いものを選んでおくと安心です。アプリによっては「最速のサーバーを自動選択する」機能もありますが、TVerやメルカリなど、日本国内向けサービスを使うには「日本サーバーの明示的な選択」が必要です。

この3ステップを旅行前に済ませておけば、現地でのVPNトラブルを大幅に減らせます。初めての方でも簡単にできる操作ばかりなので、安心して準備を進めましょう。

よくある質問(Q&A)

VPNを使っても海外で違法になりませんか?

多くの国ではVPNの利用は合法です。セキュリティ対策やプライバシー保護の手段として、企業でも広く使われています。ただし、中国やロシア、イランなど一部の国ではVPNの使用に制限があります。そうした国へ渡航する場合は、事前に政府公認VPNや規制回避に強いVPNを用意しておきましょう。

VPNは旅行中でも契約・インストールできますか?

基本的には可能ですが、規制国ではVPNの公式サイトにアクセスできない場合があります。特に中国やUAEではVPNサイトがブロックされていることが多く、現地でのインストールは難しい可能性があります。こうした国に行く予定がある場合は、出発前に契約・ダウンロード・接続テストを済ませておくことを強くおすすめします。

VPNの利用には常にインターネット接続が必要ですか?

はい、VPNはインターネット回線がないと使用できません。Wi-Fiやモバイル通信など、まずインターネットに接続してからVPNアプリを起動し、サーバーに接続する流れになります。VPN単体で通信できるわけではない点に注意してください。

旅行先でVPNがつながらないときはどうしたらいいですか?

まずはサーバーの切り替えやアプリの再起動を試しましょう。また、セキュリティソフトが干渉している可能性もあるため、一時的に無効化するのも手です。それでも接続できない場合は、24時間サポートがあるVPNサービスならチャットで対応してもらえます。日本語対応のサポートがあるVPNなら安心です。

無料VPNでも大丈夫ですか?

無料VPNはセキュリティや接続の安定性に不安があり、海外旅行にはおすすめできません。広告表示が多かったり、通信速度が極端に遅かったり、最悪の場合は個人情報が漏洩する危険性もあります。旅行中の安全を確保するためにも、有料VPNを選ぶのが安心です。多くの有料VPNは30日間返金保証付きなので、旅行期間中だけ利用して解約することも可能です。

短期間の旅行でもVPNは必要ですか?

はい、旅行期間の長さに関係なく、VPNの利用には十分な価値があります。短期旅行でもフリーWi-Fiを使う機会は多く、日本の動画やアプリを使いたい場面もあります。セキュリティと利便性の両面で役立つため、たとえ1週間の旅行でもVPNの準備はしておきましょう。

VPNを使うとネットが遅くなりませんか?

VPNを使うと若干の通信遅延が発生することがありますが、信頼性の高い有料VPNであれば動画視聴やSNSもスムーズに利用できます。とくに通信速度に定評のあるVPNを選べば、ほとんど違和感なく利用できます。混雑時は別のサーバーに切り替えることで改善するケースもあります。

どのVPNを選べばよいか迷っています

「セキュリティ・通信速度・日本語サポート・返金保証」この4つの基準を満たすVPNがおすすめです。具体的には、ExpressVPN(高速で初心者向け)NordVPN(コスパ重視)MillenVPN(日本語対応が充実)などが旅行者に人気です。利用スタイルや渡航先に合わせて選ぶとよいでしょう。

まとめ|VPNを使えば海外旅行がもっと快適で安全に

VPNは、海外旅行中のインターネット利用を安全かつ便利にしてくれる必須ツールです。海外では、ホテルやカフェ、空港のフリーWi-Fiを使う機会が多くなりますが、これらのネットワークはセキュリティが不十分で、個人情報が盗まれるリスクがあります。VPNを使えば、通信が暗号化されるため、外出先でも安心してネットを利用できます。

また、VPNを通じて日本のサーバーに接続すれば、海外にいてもTVerやNetflix日本版、楽天市場、PayPayなど、日本国内でしか利用できないサービスにアクセス可能です。現地で日本のテレビ番組を視聴したり、アプリで買い物や決済をスムーズに行うことができます。

さらに、航空券やホテルの予約時には、VPNを活用してアクセス元の国を切り替えることで、より安い料金を表示させることもできます。VPNを通じて物価の安い国のサーバーに接続すれば、数千円〜数万円単位で旅費を節約できるケースも珍しくありません。

VPNには無料版もありますが、安全性・速度・サポート体制などの点で不安が残るため、海外旅行では信頼できる有料VPNを選ぶことをおすすめします。多くの有料VPNは、短期利用にも適したプランや30日間の返金保証があるため、初めての方でも安心して利用を始められます。

海外旅行をより快適に、そして安心して楽しむために、VPNの活用は今や“旅の新常識”です。旅行前に準備を整え、現地でもストレスなくネットを使える環境を整えましょう。