1Passwordは無料で使える?ワンパスワード無料版の真実と使える機能・制限



1Passwordは無料で使える?|結論から解説

1Passwordは完全無料で使い続けられるアプリではありませんが、一定の条件下で「無料で一部機能を使い続けること」は可能です。

まず、公式サイトでは14日間の無料トライアルが提供されています。この期間中は有料プランと同等の機能を制限なく利用できます。つまり、パスワードの登録や編集、自動入力、クラウド同期など、すべての機能を試せます。

問題はその後です。14日間を過ぎると、有料契約をしない限りアカウントは「凍結状態」となります。しかしこの凍結状態でも、いくつかの基本的な機能は継続利用が可能です。具体的には、既に登録済みのパスワードを閲覧したり、ショートカットキーを使ったログイン補助機能を使ったりできます。

ただし、凍結後は新たなパスワードの追加や既存情報の編集ができなくなります。また、ブラウザ上での自動入力など、一部の高度な連携機能も制限されます。

したがって、結論としては「無料で一部機能を使い続けることは可能」ですが、日常的に使うには制限が大きく、セキュリティ管理アプリとして本格的に活用したい場合には有料プランの契約が現実的な選択肢となります。特にパスワードの追加や変更が日常的に発生する方には、無料状態のままでは不便に感じるでしょう。

無料で使う方法|1Passwordを“凍結状態”でも使い続ける裏技

1Passwordは基本的に有料のパスワード管理アプリですが、無料トライアル終了後の“凍結状態”でも一部機能を継続利用できます。ここでは、実際に凍結状態を活用して使い続ける方法と、その範囲について解説します。

公式トライアルの利用方法

まずは公式サイトからアカウントを作成し、14日間の無料トライアルに申し込むことで、すべての機能をフルに体験できます。登録にはメールアドレスとマスターパスワードの設定が必要です。トライアル終了後、自動的に“凍結状態”に移行し、課金は発生しません。

凍結状態で使える主な機能

登録済みデータの閲覧・利用

既に登録されているログイン情報やパスワードは引き続き閲覧できます。これにより、過去に保存した情報をもとにログインすることが可能です。

自動入力(ショートカット活用)

凍結状態では、ブラウザ上に1Passwordのアイコンが表示されなくなりますが、ショートカットキーを使うことで自動入力が可能です。たとえば、Macでは「Command+Enter」、Windowsでは「Ctrl+Shift+Space」など、設定したキーでログイン情報を呼び出せます。

クイックアクセスの活用

PC版のアプリでは、クイックアクセスという機能が凍結状態でも使えます。ショートカットを起動し、サービス名を入力することで、目的のサイトを開いて即ログインが可能です。

クラウド保存によるデータ維持

1Passwordはクラウド上にデータを保存しているため、端末を変更した場合でもアカウントにサインインすれば同じ情報にアクセスできます。端末の故障や紛失時にも、データが消えることはありません。

セキュリティ診断(Watchtower)

登録済みデータのパスワード強度チェックや、再利用の有無などを確認できるWatchtower機能も利用可能です。パスワードの変更ができない中でも、リスクの把握には役立ちます。

注意点と制限

  • 新しいパスワードやアイテムの追加は不可
  • 既存データの編集はできない
  • モバイルアプリでは一部機能に制限がかかることもある
  • 将来的に仕様変更により無料機能が制限される可能性あり

無料状態では、機能に制約があるものの、読み取りやログインには十分対応できます。トライアル中に主要なアカウントを登録しておけば、しばらくは“無料のパスワードリーダー”として使い続けることも可能です。継続的に利用するなら、機能制限や将来の不安を考慮して有料プランの導入も検討しましょう。

無料版で使える機能|制限がある中でも便利な活用法

1Passwordの無料トライアルが終了したあとも、一部の機能は引き続き使うことができます。たとえ「凍結状態」であっても、ログイン情報の確認や自動入力など、日常的なパスワード管理には十分役立つ機能が揃っています。

登録済みパスワードの閲覧

無料状態では新しいログイン情報の追加や編集はできませんが、すでに登録済みのパスワードはすべて閲覧可能です。登録済みアカウントにアクセスするだけで、ログイン情報の確認や手動入力が可能なため、最低限の情報管理には困りません。

自動入力(ショートカットを活用)

1Passwordの便利機能のひとつが「ショートカットによる自動入力」です。公式には「凍結状態ではブラウザでの自動入力は不可」とされていますが、実際には設定しておいたショートカットキー(例:Command+Enter)を使えば、ログイン画面で自動入力ができるケースもあります。頻繁に利用するサイトであれば、入力の手間が省けるので大きな時短になります。

クイックアクセス機能

PC版の1Passwordに搭載されている「クイックアクセス」は、登録済みサービスをすぐに呼び出してログインできる機能です。凍結状態でも利用できるため、サービス名を検索し、ワンタップでログインページに遷移してパスワードを入力することができます。大量のアカウントを使い分ける人には非常に便利な機能です。

クラウド保存でデータを維持

1Passwordに登録されたデータはクラウド上に保存されているため、無料状態でもアカウントさえあれば別の端末からアクセスできます。たとえばPCの買い替えやスマホの故障後でも、ログインすれば登録済みパスワードを引き継げます。ローカル保存ではなくクラウド保存である点が、他のパスワード管理アプリにない大きな安心材料です。

セキュリティ診断(Watchtower)

凍結状態でも「Watchtower」機能によるセキュリティ診断が使える場合があります。保存済みパスワードのうち、重複や脆弱性があるものを一覧で表示してくれるため、重要なアカウントの再確認に役立ちます。ただし診断内容の更新や修正は有料版でないとできないため、あくまで「状態の確認」までとなります。

1Passwordの無料版は「完全無料で使い続けられる万能ツール」ではありませんが、制限下でも役立つ機能は意外と多く、特に「すでにパスワードを登録し終えている人」にとっては、十分な実用性があります。使用頻度が高いサービスだけでも先に登録しておけば、無料状態でも十分便利に活用することができます。

無料版の注意点|使って気づいた落とし穴

1Passwordの無料版には、表面上は魅力的に見える機能が多く存在しますが、実際に使い続けてみると気づく“落とし穴”がいくつかあります。以下では、よくある誤解や制限内容を具体的に解説し、後悔しない選択のために知っておくべきポイントを紹介します。

新規のアイテム追加・編集ができない

無料期間が終了すると、ログイン情報やメモ、クレジットカード情報などの新規登録が一切できなくなります。また、既存の情報に対しても編集が不可能になるため、アドレス変更やパスワード更新といった基本操作ができず、不便を感じるケースが多くあります。

トライアル期間中にすべての登録を終える必要がある

無料トライアルは14日間ですが、その間に自分のすべてのアカウント情報を登録しておく必要があります。SNS、通販サイト、サブスクなどアカウントが20〜50個以上ある方にとっては、短期間での登録作業が大きな負担となります。

凍結状態のままでは将来的に不安定

1Passwordの凍結状態では、「閲覧」や「自動入力(ショートカット経由)」といった機能はある程度使えますが、将来的に仕様変更やバージョンアップによって機能が停止する可能性も否定できません。特に、OSのアップデートやアプリの大幅な変更があった場合、凍結状態のユーザーがサポート外となることがあります。

凍結中はサポート対象外

無料トライアル終了後は、公式サポートも制限されます。万が一パスワードデータがうまく表示されなくなったり、新しい端末への移行に問題が発生しても、技術的なサポートを受けにくい状態になります。セキュリティに関わる問題ほど、安定したサポートが不可欠です。

セキュリティリスクの可能性

凍結状態でもログイン情報の表示は可能ですが、パスワードが漏洩した場合に即座にパスワードを変更できない点は深刻です。また、セキュリティ診断機能(Watchtower)は無料でも利用できますが、実際に対策を講じるには有料版でのパスワード変更機能が必須になります。

無料で使える期間に油断しがち

無料で使い始めたことで安心してしまい、気づいた頃には必要な機能が使えない“詰み”状態になっている人もいます。とくに、新しいサービスの利用や登録変更が必要になったときに対処できないのは大きなストレスになります。

無料で使えることは魅力的ですが、実際の運用を考えると、多くのユーザーが「有料プランに移行せざるを得ない」と感じています。パスワード管理を“安心して”長く続けたい方にとって、無料版の制限は想像以上に大きなデメリットとなり得ます。

無料より安全・便利に使う方法|買い切り派におすすめの選択肢

1Passwordを無料で使い続ける方法には一定の制限があります。特に「新しいパスワードの追加ができない」「情報の編集ができない」といった点は、実用性を大きく損ないます。長期的に安心して使いたい方には、有料プランの導入が必要です。その中でも「ソースネクスト版(買い切り型)」は、買い切り派にとって非常に魅力的な選択肢です。

ソースネクスト版なら3年間のライセンスが一括購入できる

1Passwordの公式サイトでは月額制(サブスクリプション)での提供が主流ですが、ソースネクストでは3年間使える買い切り版を一括で購入できます。価格も公式より安く、長期的に見ればコストパフォーマンスに優れています。

  • 例)個人プラン:12,800円(3年分)
  • 公式サブスク版:17,222円(3年換算・1ドル=150円時)
  • 差額:約3,400円

買い切りで一度支払えば、3年間は追加料金なしでフル機能が利用できます。

月額制よりも手軽でシンプルに管理できる

サブスクリプションは毎月課金が発生するため、解約忘れや支払い管理の手間が生じます。対して、買い切り版であれば更新通知に悩まされることなく、ウイルス対策ソフトのように「一度導入したら数年間そのまま使える」という安心感があります。

セキュリティソフトと同じ感覚で導入できる

1Passwordは単なるパスワード管理ツールではなく、クラウド保存・自動入力・セキュリティ監視など、幅広い場面で活用できる“セキュリティ対策”の一環です。実際、ウイルス対策ソフトと同じ感覚で導入しているユーザーも多く、「安心と利便性の両立」を重視する人には特におすすめです。

購入から利用開始までの流れも簡単

  1. ソースネクストのサイトで1Passwordを購入
  2. シリアルコードを受け取り、専用ページからアカウントを作成
  3. 公式サイトと同様のフル機能が利用可能に

マニュアルも日本語で提供されており、ITが苦手な方でも導入しやすい点も評価されています。

無料版はあくまで「お試し」として活用し、長期的に使いたい方はソースネクスト版の導入がおすすめです。安く・簡単に・安全にパスワード管理を始めたいなら、3年買い切りの1Passwordは最適な選択肢といえます。

よくある質問(FAQ)

1Passwordは完全無料で使えますか?
完全無料で無期限に利用できるプランは存在しません。公式には14日間の無料トライアルが提供されており、終了後は「凍結状態」となり、新規登録や編集はできませんが、一部機能は継続して利用可能です。

無料トライアル後も使い続けられるのですか?
はい、アカウントが削除されていなければ、凍結状態のままログイン情報の閲覧や自動入力(ショートカット使用時)など一部機能は利用できます。ただし、新しいアイテムの追加や編集はできません。

凍結状態では何ができて何ができないのですか?
できること。

  • 登録済みアカウント情報の閲覧
  • 自動入力(ショートカット使用時)
  • クイックアクセスでのログイン
  • クラウド経由で他端末からのデータ参照
  • Watchtowerによるセキュリティチェック

できないこと。

  • 新規アイテム(アカウント・パスワード等)の追加
  • 登録済み情報の編集
  • ブラウザ上での自動入力操作

無料で使い続けるとセキュリティ面で危険はありますか?
大きなセキュリティリスクはありませんが、登録情報を更新できない点は注意が必要です。たとえばパスワードの変更や新サービスの追加ができないため、最新のセキュリティ状態を維持しづらくなります。

ソースネクスト版と公式サブスクの違いは?
公式サイト:月額課金のサブスクリプション形式(ドル建て)
ソースネクスト:3年間有効の買い切りプラン(円建て)

主な違いは支払い方法と価格体系で、機能面に大きな違いはありません。円安のタイミングではソースネクストの方がコストパフォーマンスに優れています。

まとめ|無料でも便利だけど、継続利用には対策を

1Passwordは無料トライアル終了後も、一部機能に限定されながら使い続けることが可能です。閲覧や自動入力、クイックアクセス、クラウド保存、セキュリティ診断など、日常的なログイン作業に十分役立つ機能は凍結状態でも維持されます。

しかし、無料版では新しいログイン情報の追加や既存情報の編集ができず、継続的な利用には限界があります。OSのアップデートやサービスの仕様変更により、突然使用できなくなるリスクも否定できません。特に登録内容の変更が必要になったときに、手詰まりになるケースが多いです。

そのため、1Passwordを長期的に安心して使いたい場合は、有料版の導入が現実的な選択肢です。中でもソースネクストの3年版は、月額契約よりも割安で、手間のかからない一括支払いが可能です。ウイルス対策ソフトを導入する感覚で、パスワード管理にも投資を検討してみてください。自分の情報を守る「セキュリティ習慣」として、今のうちに備えておくことが重要です。

1位

1Password

ソースネクスト

サービス名1Password
実績100,000社以上の導入実績
利用者個人
最低価格(月あたり)356円
価格3年分:12,800円
料金有料
無料なし
対応OSWindows、macOS、Android、iOS
対応ブラウザGoogle Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Brave、Safari
料金の安さ2.52
無料で利用できる範囲1.00
機能の多さ5.00
セキュリティ対策3.14
実績の多さ4.50
総合3.23

1Passwordがおすすめの理由

1Passwordがおすすめの理由は「世界で1,500万人以上が利用する実績」「「Touch ID」や「Face ID」に対応」「Watchtowerで脆弱性のチェックができる」点です。

1Passwordは、海外製のパスワード管理ツールです。世界で1,500万人以上が利用し、10万社以上の企業が導入するなど、圧倒的な実績があるツールです。さらに販売は、日本のセキュリティ企業であるソースネクスト社が販売しているので、海外製のソフトですが、サポート面の安心感があります。

さらに「Touch ID」や「Face ID」に対応しているため、指紋認証、顔認証で利用できる利便性の高いパスワード管理ツールです。

また、登録されたパスワードの中で、安全性が低いものや漏洩してしまっているものをチェックして一覧で確認できるため、リスク管理のしやすさもメリットがあります。

デメリットは、有料のツールなので費用が発生する点です。

ポイント圧倒的な利用実績。生体認証や暗号化まで高機能で日本のサポートで安心
実績100,000社以上の導入実績
利用者個人
最低価格(月あたり)356円
価格3年分:12,800円
料金有料
無料なし
販売方法ダウンロード版
対応OSWindows、macOS、Android、iOS
対応ブラウザGoogle Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Brave、Safari
更新期限3年
生体認証
対応言語日本語
バックアップ機能
ストレージ1GB
クラウド対応
登録可能情報ログイン、支払いカード、銀行口座、ID、書類など
セキュリティ対策多層暗号化、Watchtower
広告なし
共有機能
独自機能