ahamoが遅いと感じるのはなぜ?原因と今すぐできる改善策を徹底解説



目次

ahamoが「遅い」と感じるのはどんなとき?

ahamoを利用していると「なんだか遅い」と感じることがあります。特に多いのが、特定の時間帯や場所、利用状況に応じた速度低下のケースです。ここでは、ユーザーが「遅い」と感じやすい代表的なパターンをご紹介します。

昼休み・夕方の混雑時間帯

多くの利用者が一斉にスマートフォンを使う昼休み(12時〜13時)や夕方の帰宅時間帯(17時〜19時)は、通信回線が混雑しやすく、速度が一時的に低下する傾向があります。これはahamoに限らず、他のキャリアでも起きる現象です。

電車・地下など移動中の利用時

電車内や地下など、通信環境が不安定になりやすい場所では、パケ詰まり(電波はあるが通信が進まない状態)を起こすことがあります。特に満員電車では電波干渉も起きやすく、アプリの読み込みや動画視聴にストレスを感じることもあります。

屋内や壁の厚い建物内

室内でahamoの通信が遅いと感じる方も多く見受けられます。特に窓が少ない部屋や、金属を多く含む構造の建物(ガルバリウム鋼板など)では電波が遮られ、速度低下を招きやすくなります。Wi-Fiがない場合はレピーターの活用も一つの手段です。

通信量の使いすぎ(速度制限)

月間のデータ容量(30GBまたは110GB)を超過すると、最大1Mbpsの速度制限がかかります。この状態でもテキスト中心のサイトやSNSはある程度使えますが、高画質動画やゲームには厳しいと感じることがあります。

対応していない端末を使用しているとき

ahamoはドコモのネットワークを利用していますが、使用している端末がドコモの周波数帯(バンド)に対応していないと、通信が不安定になりやすくなります。特にSIMフリー端末や海外製のスマートフォンを使用している場合は、スペックを事前に確認しておきましょう。

SNSでの声から見える傾向

SNSや口コミでは「昼は繋がらない」「家だと電波が弱い」などの声がある一方で、「制限がかかっても意外と快適」「外ならサクサク使える」という意見も見られます。利用環境による影響が大きいことが伺えます。

このように、ahamoの通信速度が「遅い」と感じる場面にはいくつかの共通点があります。速度が遅いと感じたときは、まず利用している時間帯や場所、データ使用量、端末のスペックを確認してみると、原因が見つかることがあります。

実際の通信速度データ|他社との比較で見える現実

ahamoの通信速度は、契約前に多くの方が不安を抱くポイントの一つです。ここでは、ahamoの実測データをもとに、ドコモや他の大手キャリア・格安SIMとの比較を通じて、実際の速度感を掘り下げていきます。

ahamoの実測値は?2025年最新データ

2025年4月時点の実測値(※みんなのネット回線速度による)では、ahamoの通信速度は以下のとおりです。

種別下り速度(ダウンロード)上り速度(アップロード)
ahamo134.48Mbps13.47Mbps

下り速度は、動画視聴やWeb閲覧など日常的な利用で体感に大きく関わる要素です。HD画質の動画再生に必要な速度(5Mbps前後)と比べても、ahamoは非常に余裕があります。上り速度も、SNSへの写真・動画投稿やクラウドストレージの利用には十分です。

ドコモ・大手3社との比較

ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアとahamoの速度を比較すると、次のような傾向が見られます。

キャリア下り速度上り速度
ahamo134.48Mbps13.47Mbps
ドコモ152.41Mbps13.46Mbps
au133.57Mbps16.20Mbps
ソフトバンク110.00Mbps18.59Mbps

ドコモとほぼ同じ回線を使用しているだけあって、ahamoの数値はドコモ本体と大差ありません。auやソフトバンクに対しても十分に健闘しており、実効速度で不利になる場面はほぼないといえます。

格安SIM(楽天・LINEMO・mineoなど)との比較

次に、格安SIM各社と比較した結果が以下です。

キャリア下り速度上り速度
ahamo134.48Mbps13.47Mbps
楽天モバイル143.95Mbps33.10Mbps
LINEMO132.49Mbps21.38Mbps
povo118.70Mbps18.90Mbps
OCNモバイルONE72.13Mbps13.61Mbps
mineo56.40Mbps12.61Mbps

格安SIMの中にはahamoに匹敵する数値を記録しているものもありますが、混雑時の安定性や速度低下のしにくさではahamoが一歩上です。特にmineoやOCNモバイルONEといった一部のSIMでは、時間帯によって速度が大きく変動するため、安定した速度を求める方にはahamoが有利です。

通信速度が快適に感じられる目安とahamoの位置づけ

動画視聴の推奨速度は以下のとおりです。

解像度必要速度目安
4K UHD20Mbps
HD 1080p5Mbps
HD 720p2.5Mbps
SD 480p1.1Mbps

ahamoの下り速度が130Mbpsを超えていることから、どの画質でもストレスなく動画再生が可能です。加えて、SNS・リモート会議・ゲームなど、日常で必要とされる通信にも余裕があります。

ahamoの通信速度は「実用に十分」か?

結論として、ahamoはドコモ本体に近い速度を維持しながら、価格を抑えたバランス型プランです。他の格安SIMより速く、キャリア並みに安定しているため、「安くても遅いのは困る」という方にとって最適な選択肢です。

速度だけでなく、通信品質の安定性や大都市圏でもパケ詰まりしにくい点など、価格以上のパフォーマンスを求めるユーザーにとっては十分に満足できる内容といえるでしょう。

ahamoが遅くなる5つの原因とは

1. 回線が混雑する時間帯に利用している

ahamoはドコモ回線をそのまま使っているため、基本的には高速・安定した通信が可能です。しかし、利用者が集中する特定の時間帯では、その恩恵を十分に受けられないことがあります。特に平日のお昼(12:00〜13:00)夕方の帰宅時間帯(17:00〜19:00)は、スマホ利用者が一斉に通信を行うため、回線に大きな負荷がかかります。

こうしたタイミングでは、データの送受信に時間がかかり、SNSや動画の読み込みが遅くなる、ページが表示されないなどの「パケ詰まり」が発生します。これはahamoに限らず、他の大手キャリアや格安SIMでも同様に起こる現象です。特に駅構内・イベント会場・ショッピングモールのような人が密集する場所では、より顕著に速度低下が見られます。

このような状況では、Wi-Fiへの切り替えや、混雑時間帯を避けて利用することで改善が期待できます。また、屋外に移動するだけでも通信環境が良くなることがあります。

2. 月間データ容量を使い切り、速度制限がかかっている

ahamoには「30GBプラン」と「大盛りオプション付きの110GBプラン」があり、それぞれの上限を超えると最大1Mbpsの速度制限が自動的に適用されます。この状態では、YouTubeの高画質動画やSNSのストーリー再生、ファイルのダウンロードなどが極端に遅くなることがあります。

特に、Instagramの動画ストーリーやTikTokなど、動画中心のアプリを頻繁に使う方は容量を消費しやすく、気づかないうちに制限に達しているケースが少なくありません。1Mbpsの速度でも、テキストベースのWebサイト閲覧やLINEの送受信、低画質のYouTube(360p以下)は問題なく利用できますが、高画質動画やビデオ会議、クラウドへのアップロードなどには不向きです。

制限がかかった場合は、1GB=550円(税込)でデータチャージが可能です。データの残量はahamoアプリまたはWeb上のマイページから簡単に確認できるため、定期的にチェックして早めの対処をおすすめします。

3. 使用しているスマホがドコモの周波数帯に対応していない

ahamoの通信は、ドコモのネットワークと同じ周波数帯(バンド)を使用しています。国内で販売されているドコモ製端末であれば問題ありませんが、SIMフリー端末や海外製スマホを使っている場合は注意が必要です。対応していない周波数帯があると、特定の地域や状況で通信が不安定になり、遅さや圏外を感じることがあります。

たとえば、ドコモの主要な周波数帯は以下のとおりです。

  • 4G LTE(Band 1 / 3 / 19 / 21 など)
  • 5G(n77 / n78 / n79 など)

この中でも、Band 19(800MHz帯)は「プラチナバンド」と呼ばれ、建物の奥や地下でもつながりやすい重要なバンドです。これに非対応の端末では、見た目の電波マークは立っていても、実際の通信速度が著しく遅くなることがあります。

周波数の対応状況は、スマホのスペック表や総務省の「技適マーク」情報から確認できます。不安な場合は、ドコモやahamo公式で販売されている端末を選ぶのが最も確実です。

4. 建物の構造や位置の影響で電波が弱まっている

ahamoの通信が遅くなる理由として、建物内部での電波の弱さも見逃せません。特に注意が必要なのは、以下のようなケースです。

  • 鉄筋コンクリート造の集合住宅
  • 地下階や高層階
  • ガラスに特殊コーティング(UVカット・スモーク加工など)が施されている窓
  • ガルバリウム鋼板など電波を通しにくい素材の外壁

こうした環境では、基地局からの電波が遮られたり反射してしまい、スマホがうまく通信できなくなります。Wi-Fiがある場合はそちらに切り替えるのが最も手軽な解決策ですが、Wi-Fiが使えない場合や、スマホ自体の通信品質を改善したい場合は、ドコモの「電波改善サービス」を活用しましょう。

たとえば、「レピーター(電波増幅装置)」の無料レンタルでは、室内に届いている弱い電波を拾って増幅し、部屋全体に再送信してくれます。申込後にエリア調査が行われ、改善が見込める場合に提供されるため、気になる方は早めに相談してみるとよいでしょう。

5. 一時的な通信障害や端末の不具合

ahamoが遅くなる原因として意外と多いのが、一時的な通信障害や端末側の問題です。通信事業者側の設備メンテナンスや障害によって、一部エリアで急に速度が低下することがあります。この場合、ユーザーが何をしても改善しないため、まずはahamo公式サイトの「お知らせ」ページで障害情報を確認するのが最優先です。

一方、スマートフォン側の一時的な不具合によって体感速度が低下している場合もあります。たとえば。

  • バックグラウンドで多数のアプリが起動している
  • キャッシュが溜まって処理が遅くなっている
  • 長時間再起動していない
  • OSやアプリのアップデートが未実施

こうした場合は、スマホを再起動する、アプリを整理する、最新の状態にアップデートすることで改善する可能性があります。また、SIMカードが正しく認識されていないこともあるため、端末を一度再起動し、それでも改善しない場合は、SIMの抜き差しや、APN(通信設定)の見直しも検討してください。

これら5つの原因を正しく把握し、それぞれの状況に応じた対処を行うことで、「ahamoが遅い」と感じたときのストレスを大幅に減らすことができます。特に、回線の混雑時間帯と端末の対応周波数については多くのユーザーが見落としがちなポイントなので、ぜひ一度見直してみてください。

通信速度が遅いときの対処法まとめ

ahamoの通信速度が遅いと感じたときは、原因を見極めたうえで、状況に応じた対処を行うことで改善できる可能性があります。以下に具体的な対応策を紹介します。

時間帯や場所を変えてみる

混雑する時間帯やエリアでは、どのキャリアでも通信速度が落ちやすくなります。特に昼の12~13時、夕方の18~20時などは利用者が集中し、パケ詰まりを起こしやすい時間帯です。こうした時間帯を避ける、または人の少ない場所に移動するだけでも通信速度が改善するケースがあります。

データ容量の追加購入や「大盛りオプション」の活用

月間のデータ容量を使い切った後は、最大1Mbpsに制限されます。この制限を解除するには、以下の方法があります。

  • 1GB単位で追加購入(550円/1GB)
  • 「大盛りオプション」で80GB追加(1,980円/月)

特に、動画視聴やテザリングなど通信量が多い用途では、大盛りオプションを活用することで速度制限を気にせず使えます。

利用端末の周波数帯を確認する

ahamoはドコモ回線を利用しており、対応する周波数帯(バンド)に端末が対応していないと、電波の受信感度が弱くなり、結果として通信速度が低下することがあります。SIMフリー端末や他キャリアの端末を使用している場合は、以下のような周波数に対応しているかをチェックしてください。

  • LTE(4G):Band 1 / 3 / 19 / 21
  • 5G:n78 / n79 など

端末がこれらの周波数に対応していない場合は、機種変更を検討すると良いでしょう。

通信障害の有無をチェックする

通信速度が急に遅くなった場合、ドコモ側で通信障害が起きている可能性もあります。公式サイトのお知らせページで、現在発生している障害情報を確認しましょう。

また、TwitterなどSNSでも障害情報がリアルタイムで共有されることが多いため、「ahamo 障害」で検索してみるのも有効です。

ドコモの電波改善サービスを活用する

自宅や建物内など特定の場所で通信速度が安定しない場合、ドコモが無料で提供する「レピーター(電波増幅装置)」を設置することで改善されるケースがあります。設置希望の場合は「ドコモ 電波のお困りごと窓口」へ相談しましょう。

以下のような条件に当てはまる場合は、レピーターの利用が検討されます。

  • 同じ場所で他のドコモユーザーは問題なく使えている
  • 端末表示がWi-Fiになっているが、回線速度が不安定
  • 再起動やAPN再設定をしても改善しない

端末の再起動・APN設定の見直し

端末のキャッシュや一時的な不具合が原因で速度が落ちることもあります。再起動することで一時的な不調が改善される場合があります。

また、SIMの差し替えや機種変更後は、APN(アクセスポイントネーム)の設定が正しく行われているかも重要です。ahamoの正しいAPNは以下のとおりです。

  • APN:spmode.ne.jp
  • 認証タイプ:なしまたは未設定
  • APNプロトコル:IPv4/IPv6

設定が不安な場合は、一度削除して再設定することをおすすめします。

上記のような対処法を一つずつ試すことで、ahamoの通信速度が改善される可能性があります。状況に応じて適切な方法を選び、ストレスの少ない通信環境を整えましょう。

ahamoとドコモは本当に同じ速度?|ユーザーが誤解しがちな違い

ahamoとドコモは同じ回線を使用しており、基本的な通信エリアや理論上の速度性能に差はありません。しかし実際には、「ahamoのほうが遅く感じる」という声が上がることがあります。この原因の多くは、ユーザーの誤解や運用環境による違いにあります。

まず知っておきたいのは、ahamoはドコモのメインブランドではなく、オンライン専用のサブブランドとして提供されているという点です。これは料金を抑えるためにサポートや機能を簡略化しつつ、ドコモのネットワークを利用できるという特徴を持ちます。この仕組み自体に速度の優劣はありませんが、混雑時の「通信の優先度」という点で微妙な差が出ることがあります。

ドコモは法人契約やプレミアムプラン利用者などに対して、通信の混雑時に帯域を優先的に割り当てるケースがあるとされています。ahamoではこのような帯域の優先制度が明示されていないため、利用者が多い昼休みや夕方には速度が落ちると感じやすいのです。とくに動画視聴やSNSなど、高速通信を要するコンテンツではその差が顕著になる場合もあります。

また、ドコモと異なり、ahamoでは店舗サポートが基本的に受けられません。これは速度とは直接関係しませんが、通信が不安定になった場合のトラブルシュートが自己解決に委ねられるため、「速度が遅い=対応してもらえない」という不満につながりやすい要因でもあります。

ただし、通信品質そのものはドコモとほぼ同等であり、「時間帯や場所によって変動する」というのは、ahamoに限らず多くのモバイル回線で共通の課題です。混雑時を避けたり、端末の再起動や周波数対応の確認など基本的な対策を講じることで、多くの場合は快適な通信環境が維持できます。

つまり、ahamoの速度に不満を感じる場面があっても、それは構造的な制限ではなく一時的なネットワークの混雑や設定の問題である可能性が高いのです。速度重視で常に安定した通信を求める方はドコモ本ブランドのプレミアムプランも選択肢になりますが、コストパフォーマンスを重視するならahamoは非常に優秀な選択肢であることに変わりありません。

ahamoの速度に関する口コミまとめ【良い・悪い】

ahamoの通信速度に関する口コミはSNSやレビューサイトで数多く投稿されており、その評価は「速くて快適」という声から「場所によっては遅い」といった不満まで幅広く見られます。ここでは、ユーザーの生の声を元に、速度に関する良い口コミ・悪い口コミをそれぞれ具体的な事例とともに紹介します。

良い口コミ①:普段使いでは快適。ストレスを感じない

  • 「動画もSNSも全然止まらない。ahamo速い」
  • 「ahamoにしてから回線のストレスが減った。家でも電車でも安定してる」
  • 「楽天モバイルからahamoに変えたけど、雲泥の差。ストレスフリー」

YouTubeやNetflixなどの動画視聴、X(旧Twitter)やInstagramの利用でも「止まらずに快適」「サクサク読み込める」との評価が多く、特に回線が混雑していない時間帯では非常に高評価です。

良い口コミ②:通信制限後でも実用的な速度が出る

  • 「30GB使い切ったけど、1MbpsでもTwitterとLINEは普通に使える」
  • 「制限中でもYouTube見られるのが地味にすごい」
  • 「他の格安SIMだと128kbpsで絶望的だけど、ahamoはまだ使える」

ahamoは通信量を超過しても最大1Mbpsで通信が可能なため、テキスト中心のSNSやニュースサイト、低画質の動画視聴には支障がないと実感する人が多いようです。

良い口コミ③:海外でもそのまま快適に使える

  • 「ロンドン出張中だけどahamoでGoogleマップも快適に動いた」
  • 「韓国で使ったけど速度に文句なし。SIM買わずに済んだのがありがたい」
  • 「フランス旅行でahamo使ったけど、普通にYouTube見れて驚いた」

追加料金なしで海外82カ国・地域に対応している点は、頻繁に海外に行くユーザーから高い評価を得ています。現地SIMを用意しなくても、日本と同じ感覚で通信できるのが強みです。

良い口コミ④:ドコモと同じ回線で安心感がある

  • 「ドコモと速度ほぼ変わらない。違和感ゼロ」
  • 「通信障害が少ないのが地味に良い」
  • 「ahamoはドコモの回線使ってるから安心して契約できた」

ahamoはドコモの回線を利用しているため、安定性やカバー範囲の広さを信頼して選ぶ人も多くいます。地方でも安定しているという口コミも見受けられました。

悪い口コミ①:昼休み・通勤時間帯はやや遅い

  • 「昼12時はマジで遅い。スマホが重くなる感覚」
  • 「職場で昼休みにahamo遅すぎてWi-Fi頼り」
  • 「朝の通勤電車は回線混みすぎてパケ詰まり起きる」

混雑時間帯に速度低下を感じる人は多く、特に12時台と18時以降は「ページが開かない」「動画が止まる」といった声が目立ちます。これはahamoに限らず、格安SIMや大手キャリアでも起こる共通の現象です。

悪い口コミ②:屋内やマンション内での電波が弱い

  • 「家の中は圏外になる部屋がある。ahamoは外の方が速い」
  • 「ガルバリウムの家で電波弱すぎる。外に出れば問題なし」
  • 「窓少ない部屋だと全然電波入らない。Wi-Fi必須」

建物構造や電波の遮蔽環境によって、屋内での通信が不安定になるという報告も少なくありません。特に鉄筋コンクリートや特殊ガラスの住宅では影響が大きく、ドコモの無料レピーター利用が対策として挙げられています。

悪い口コミ③:地域差・端末差で速度が出ないケースも

  • 「同じahamoでも、友達のスマホは速いのに自分のは激遅」
  • 「地方都市だと5G拾えず4Gで遅い」
  • 「中古で買った海外スマホが周波数合ってなかった」

スマホ端末がドコモの周波数帯に対応していないと、ahamoでも十分な速度が出ないことがあります。特にBand 19(800MHz)非対応機種では、屋内や山間部で顕著に差が出るとの声があります。

このように、ahamoの通信速度に関する口コミは実際の使用状況によって評価が大きく分かれます。時間帯や場所、端末スペックによって体感速度が変わるため、導入前に利用シーンを具体的に想定しておくことが重要です。総じて、通常利用においては高評価が多く、コストパフォーマンスの面でも満足度は高い傾向にあります。

よくある質問(FAQ)|速度制限とYouTube、制限解除タイミングなど

Q1. ahamoで110GBを超えたらどうなる?
ahamoの大盛りオプション(110GB)を使い切ると、当月の通信速度が最大1Mbpsに制限されます。制限中でもSNSやメール、低画質動画(YouTubeの360p以下など)は閲覧可能ですが、高画質動画や大容量ファイルのダウンロードは厳しくなります。追加データは1GBごとに550円(税込)で購入可能です。

Q2. 速度制限中のYouTubeはどの画質まで見られる?
制限時の最大速度1Mbpsでは、YouTubeは360p以下の低画質ならスムーズに再生できます。YouTube公式によると、360pに必要な速度は0.7Mbps。これを下回ると動画が止まったり読み込みが長くなります。もし安定再生が難しい場合は、画質を240pや144pに手動で変更すると改善します。

Q3. 通信制限が解除されるのはいつ?
ahamoの通信量は毎月1日0時にリセットされ、速度制限も自動で解除されます。特別な手続きは不要です。月末ギリギリで容量を使い切った場合でも、翌日には通常速度に戻るため、急ぎでなければ待つ選択肢もあります。

Q4. 3日間で使いすぎると制限される?
いいえ、ahamoでは「3日間で◯GBを使うと制限がかかる」といった短期利用制限は設けられていません。このような制限は一部の格安SIMで見られますが、ahamoでは適用されないため、使い方を気にせずに通信できます。

Q5. 動画視聴が多いけど、毎月制限されるのは困る…対策はある?
動画視聴やSNS利用が多くて毎月容量が足りなくなる方には、以下の対策が有効です。

  • 大盛りオプション(+80GB)を追加:月額1,980円で合計110GBに
  • dカード支払いでボーナスパケット:dカード GOLDなら+5GB、通常dカードなら+1GB付与
  • 画質の見直し:YouTube・Netflix・AbemaTVなどは中~低画質でも十分楽しめます

Q6. YouTubeの画質はどう設定する?
端末別に以下の方法で設定できます。

  • パソコン:再生画面の右下にある「歯車マーク」→「画質」→「360p以下」を選択
  • スマートフォン:右上の「︙」メニュー→「画質」→「データセーバー」または「360p以下」を選択

画質を下げることで、通信量を大幅に節約できます。

Q7. 速度制限中にLINEやTwitterは使える?
最大1Mbpsの速度があれば、LINEのテキストメッセージや音声通話、Twitterの投稿・閲覧は問題なく使えます。ただし、画像の読み込みに少し時間がかかることがあるため、Wi-Fiが使える環境では切り替えると快適です。

速度制限や動画視聴に関する不安がある方でも、ahamoの仕組みを理解し、少しの工夫でストレスを抑えて利用できます。月末の利用量調整や、必要に応じたオプション活用も検討してみてください。

まとめ|遅くても慌てず対応すれば快適に使える

ahamoの通信速度が一時的に遅くなる場面は多くのユーザーにとって共通の悩みですが、その多くは「場所」や「時間帯」「設定」によるものであり、原因を特定すれば対処できるケースがほとんどです。

たとえば、昼休みや帰宅ラッシュなど通信が混雑しやすい時間帯は、他のキャリアでも速度低下が起こる一般的な現象です。これを避けるだけでも体感速度は改善されます。また、建物の構造や周囲の環境によって電波が遮断されている場合は、無料で利用できるドコモのレピーターを活用することで自宅の通信環境を整えられます。

データ容量の超過による速度制限も、追加チャージや「大盛りオプション」の活用で回避できます。端末がドコモの周波数帯に対応しているかの確認も、速度改善に大きく影響します。

こうした対応策を知っておけば、「遅いから他社に変えよう」と慌てる必要はありません。ちょっとした工夫で、ahamoの快適な通信環境を維持することができます。自分に合った方法で調整を行えば、月額料金の安さとドコモ品質の回線というahamoの強みを存分に活かせるはずです。

19位

ahamo

NTTドコモ

サービス名ahamo
最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通信速度の速さ4.87
月1GB利用時の安さ1.00
月3GB利用時の安さ1.00
月10GB利用時の安さ1.00
月20GB利用時の安さ1.10
月50GB利用時の安さ2.84
機能の多さ3.36
総合2.17

ahamoがおすすめの理由

ahamoがおすすめの理由は「ドコモ回線を利用しているため通信が安定している点」「シンプルな料金プランで大容量データが利用できる点」です。

ahamoは、大手キャリアのドコモ回線をそのまま利用できるため、通信の安定性が高く、混雑する時間帯でも速度が落ちにくい点が大きな魅力です。特に、昼休みや通勤時間帯でも快適に利用できるため、動画視聴やSNSの利用が多い人にも適しています。さらに、全国どこでもドコモの広いエリアで通信可能で、山間部や地方でも電波がつながりやすい点もメリットです。

料金プランはシンプルで、月30GBまで2,970円という価格設定になっており、大容量データを使いたい人に最適です。さらに、追加料金を支払うことで110GBまで利用できる「大盛りオプション」も用意されているため、データ使用量が多い人にとってコストパフォーマンスの良い選択肢となります。また、5分以内の国内通話が無料で利用できるため、短時間の通話が多い人にとっては追加料金なしで利用できる点も魅力的です。

デメリットは、小容量プランがないため、データ通信をあまり利用しない人には向かない点です。最低でも30GBのプランとなるため、データをあまり使わない人にとっては割高に感じる可能性があります。また、基本的にオンライン専用のサービスであるため、申し込みやサポートはWebやアプリ経由で行う必要があります。ドコモショップでの対面サポートを受ける場合は、1回3,300円の手数料がかかるため、店舗でのサポートを重視する人には不向きです。

総じて、ahamoは通信の安定性と大容量データを求める人にとって優れた選択肢であり、コストを抑えつつ快適なモバイル環境を手に入れたい人におすすめの格安SIMです。

最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)646.5Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)594.0Mbps
問い合わせ方法チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題(プランに付帯)、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円
テザリング可能
支払方法口座振替、クレジットカード
追加データ料金1GB:550円/80GB:1,980円
速度制限時の最大速度1Mbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり△(有料)
海外利用可能
Apple Watchプラン対応