VPNでサブスク料金を安くする方法7選|年間2万円以上の節約術



VPNを使うとサブスクが安くなる理由

VPNを使うと、海外のサーバー経由でインターネットに接続できます。これにより、動画配信や音楽配信などの「サブスクリプションサービス」において、接続先の国に応じた料金プランが適用されるようになります。つまり、物価が安い国の価格で契約できる可能性があるのです。

実際に多くのグローバルサービスは、利用者の居住地域ごとに料金を変えています。これは、各国の経済事情や所得水準に応じた価格設定(地域別価格)を行うことで、ユーザー数を最大化するための戦略です。たとえば、日本とインドで同じYouTube Premiumに加入する場合、日本では月額1,280円、インドでは約200円前後と大きな差が出ることがあります。

VPNを活用すれば、日本にいながらインドのサーバーを経由してアクセスすることで、サービス提供側から「インド在住」と判定され、インド価格で契約できるようになります。これによって、年間1万円以上の節約になるケースも珍しくありません。

また、VPNは「IPアドレスの偽装」によって国をまたいだアクセスを可能にする技術ですが、合法的なツールであり、日本を含む多くの国での利用は法律違反にはなりません(※ただし、一部のサービスでは利用規約でVPNの使用を制限している場合がありますので、注意が必要です)。

VPNを使うことで、普段とまったく同じサービスを、そのまま半額以下の料金で利用できるチャンスが生まれるのです。これは、節約志向の方にとって非常に魅力的な手段といえるでしょう。

VPNで安くなる代表的なサブスク一覧

VPNを使うことで、各国の価格差を活かし、同じサービスをより安く契約できます。ここでは、年間節約額が大きい順に、実際にVPN経由で安くなる代表的なサブスクを詳しく解説します。

1位|Netflix(年間約16,000円の節約)

Netflixは国によって料金体系が大きく異なる代表的なサブスクです。インドやトルコでは、日本のスタンダードプラン(月額1,590円)に比べて、月額約300~600円程度と半額以下で利用できます。VPNでインドやトルコのサーバーに接続し、現地の料金で契約すれば、年間で1万6,000円近くの節約が可能です。

ただし、決済時に現地通貨が必要になるため、国際対応のクレジットカードやPayPalが使えるかを事前に確認しましょう。視聴コンテンツは契約地域に依存せず、日本語対応も問題ないため、快適に利用できます。

2位|YouTube Premium(年間約13,000円の節約)

広告なし・バックグラウンド再生・オフライン再生など、ヘビーユーザーに嬉しい機能が揃うYouTube Premiumも、VPNで格安国から契約可能です。日本の月額1,280円に対して、トルコでは月額約300円以下で契約でき、年間約13,000円の節約につながります。

とくに、ナイジェリアやアルゼンチンは最安水準ですが、為替の変動が大きいため、契約直前にレートを再確認しましょう。契約後はVPNをオフにしても日本から問題なく利用できます。

3位|Spotify(年間約9,400円の節約)

音楽ストリーミング大手のSpotifyも、VPNを使えばかなりの節約が可能です。たとえば、トルコでは月額約400円前後で利用でき、日本価格(1,280円)と比べて毎月800円以上の差が出ます。

ただし、国によっては日本のクレジットカードが通らない場合があり、ブラジルやアルゼンチンなど、支払いに対応している国を選ぶのがコツです。音楽の内容やUIも日本と変わらず、ストレスなく使えるのがメリットです。

4位|Apple Music(年間約9,600円の節約)

Apple Musicは、日本では月額980円ですが、インド経由で契約すれば月額約150円~200円で済みます。個人プランで年間約9,600円の節約が可能です。VPNでインドのサーバーに接続後、Apple IDの国設定を変更して契約する必要があります。

注意点として、国変更により一部の日本アーティストが聴けなくなることがあります。また、Appleギフトカードや支払い通貨にも注意が必要です。

5位|Google One(年間約10,000円の節約)

Googleが提供するクラウドストレージ「Google One」は、日本では100GBプランが月額250円(年額2,500円)ですが、トルコでは年額約255円と驚きの安さです。プランによっては年間1万円以上の節約も可能です。

契約はGoogleアカウントを使って行うため、比較的手間も少なく、VPN初心者にもおすすめのサブスクです。ストレージを多く使う人や家族で共有する人に特に向いています

6位|Canva Pro(年間約7,600円の節約)

デザインツールのCanva Proは、日本では年額12,000円前後ですが、VPNでトルコ経由にすれば年額約4,400円で契約できます。年間で7,600円以上安くなる計算です。

契約時はVPNでトルコサーバーに接続し、トルコ通貨表示であることを確認してから進める必要があります。クレカが通らないケースもあるため、PayPal対応やギフトカードの利用も検討しましょう。デザイナーやSNS運用者にとっては非常にコスパの高い選択肢です。

7位|Microsoft 365(年間約5,600円の節約)

WordやExcelなどを含む「Microsoft 365 Personal」は、インドから契約することで年額約7,300円で利用可能です。日本の年額12,984円と比べると、約5,600円の節約になります。

注意すべきは、Microsoftアカウントの地域設定を変更しなければならない点と、契約時に支払いが一括であることです。サブスクだけでなく、WordやExcelが必要な学生・社会人にもおすすめできる活用法です。

これらのサブスクは、VPNの利用で合計年間5〜6万円の節約が可能です。手続きが少し手間に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単に複数のサブスクを安く運用できるようになります。特に、1サービスの差額が毎月数百円以上ある場合は、確実にVPN導入の価値があります。

実例YouTube PremiumをVPNで安く契約する方法

YouTube Premiumは広告なしで動画が視聴できるうえ、バックグラウンド再生やオフライン再生も可能な人気サブスクリプションです。しかし、日本で契約すると月額1,280円とやや高めに感じる方も多いでしょう。実はVPNを活用すれば、海外の安い料金で契約することが可能です。

このセクションでは、実際にVPNを使ってYouTube Premiumを格安で契約する手順を、誰でもわかるように解説します。初めての方でも迷わず実践できるよう、国の選び方から支払い方法まで具体的に紹介しています。

どの国の料金が一番安いのか?

2025年現在、日本と比べて圧倒的に安い国は以下の通りです(日本円換算、為替レートは変動します)。

国名月額料金(円換算)年間節約額(約)
ナイジェリア約107円約14,100円
インド約223円約12,700円
トルコ約327円約11,400円
フィリピン約416円約10,400円

特に人気なのは「トルコ」や「インド」です。多くのVPNサービスが対応しており、日本のクレジットカードでも決済しやすい点が評価されています。

VPNを使った契約手順

1. VPNに接続する

まず、VPNアプリを起動してトルコまたはインドのサーバーに接続します。NordVPNやMillenVPNなど、複数のVPNがこの地域に対応しています。

2. ブラウザでYouTubeにアクセスする

VPN接続中の状態で、ChromeやSafariなどのブラウザからYouTube Premiumの公式ページにアクセスしてください。このとき、表示される料金が日本円ではなくトルコリラやインドルピーになっていれば成功です。

3. アカウントにログインし「Premiumに登録」

既存のGoogleアカウントでログイン後、「Premiumに登録」ボタンをクリックします。

4. 支払い情報を入力する

クレジットカード情報を入力します。日本で発行されたVisaやMastercardでも決済できるケースが多く、PayPal経由での決済も可能な場合があります。

5. 契約完了後もVPNは不要

一度契約が完了すれば、その後の再生にはVPN接続は不要です。日常的には日本のIPで利用して問題ありません。

注意点とよくあるトラブル

  • 言語表示が現地語になる場合がある
    ブラウザの設定を日本語にしても、料金表示や一部UIがトルコ語やヒンディー語になることがあります。Google Chromeなら「ページ翻訳機能」で日本語表示が可能です。
  • VPNがブロックされることがある
    稀にVPNのサーバーがYouTube側に検出されてブロックされることがあります。その際は別のVPNや別の国のサーバーを試してみてください。
  • YouTubeファミリープランを契約する場合は注意が必要
    ファミリーメンバー全員が同じ国に居住している必要があるとされており、VPN経由ではファミリープラン登録が難しいこともあります。

YouTube Premiumは、VPNを使うことで毎月1,000円以上の節約が可能な代表的サブスクです。契約は一度きりで完了し、その後の利用に制限が出ることも基本的にありません。サブスク費用を見直したい方は、まずこの方法から試してみるのがおすすめです。

実例Netflix・Apple Music・Canva Proなど他のサブスクを安くする方法

VPNを活用することで、Netflix、Apple Music、Canva Proなどの人気サブスクリプションを格安で利用することが可能です。ここでは、それぞれのサブスクがどの国で安く契約できるか、節約額の目安、契約時の注意点を具体的に解説します。

Netflix

Netflixは、インドやトルコで契約することで、日本よりも大幅に安くなります。特にインドの広告なしスタンダードプランは月額約300円台まで下がり、年間で最大16,000円以上の節約が可能です。ただし、支払い方法は現地通貨建てとなるため、クレジットカードやPayPalが使えるか事前確認が必要です。

  • 日本価格:約1,590円/月
  • インド価格:約299ルピー(約300円)
  • 年間節約額:約15,480円

Apple Music

Apple Musicは、インドの価格が最も安く、月額約150円程度で契約できます。日本との価格差は大きく、年間で約9,600円節約できます。ただし、国によっては日本のアーティストの一部が非表示になる場合があります。

  • 日本価格:約980円/月
  • インド価格:約99ルピー(約150円)
  • 年間節約額:約9,960円

Canva Pro

Canva Proは、トルコ・インド・フィリピンからの契約で料金が半額以下になります。特にトルコでは年間約4,400円で契約でき、日本よりも7,600円以上安くなります。VPN接続時にCanvaの料金表示がトルコリラ表記になっているか確認しましょう。

  • 日本価格:約12,000円/年
  • トルコ価格:約850リラ(約4,420円)
  • 年間節約額:約7,580円

Spotify

Spotifyは、トルコやアルゼンチンなどで安価に契約可能です。ただし、日本のクレジットカードで決済できる国は限られており、実際に契約可能なのはブラジルが現実的な選択肢です。

  • 日本価格:約1,280円/月
  • ブラジル価格:約19.9レアル(約448円)
  • 年間節約額:約9,960円

Microsoft 365

Microsoft 365 Personalは、インドで契約すると年間で約5,600円の節約になります。契約時はインドのサーバーに接続し、年額プランを選びましょう。

  • 日本価格:約12,984円/年
  • インド価格:約4,899ルピー(約7,349円)
  • 年間節約額:約5,635円

Google One

Googleの有料ストレージサービスであるGoogle Oneも、VPNを活用すれば格安に利用できます。トルコの料金が特に安く、100GBのプランであれば月額40円前後で契約可能です。

  • 日本価格:約250円/月
  • トルコ価格:約5.79リラ(約35円)
  • 年間節約額:約2,580円

これらのサブスクは、いずれもVPNを経由することで日本価格の半額以下で契約できるケースが多く、年間で1万円以上の節約につながります。契約時には、現地通貨での請求に対応したクレジットカードやPayPalアカウントが必要となる場合があるため、決済手段にも注意しましょう。また、各サービスの利用規約でVPN利用を明確に禁止している場合もあるため、利用前に確認しておくと安心です。

VPNを使っても安くならないサブスクとは?

すべてのサブスクがVPNによって安くなるわけではありません。一部のサービスではVPN接続を行っても料金が変わらなかったり、契約自体が困難なケースがあります。ここでは代表的な「VPNを使っても安くならないサブスク」と、その理由について詳しく解説します。

Adobe Creative Cloud

Adobe Creative Cloudは、PhotoshopやPremiere Proなどの高度なクリエイティブツールがまとめて利用できるサブスクリプションです。トルコなどでは日本より大幅に安い価格で提供されていますが、日本から契約しようとすると大きな壁があります。というのも、決済時にトルコ発行のクレジットカードが必須となっており、日本のカードでは購入できない仕様になっているためです。

また、Adobeは契約地域と支払い手段の整合性を非常に厳しくチェックしており、不一致があると購入手続きを完了できません。そのため、VPNで接続国を変更するだけでは不十分で、現地のカード情報が必要となるため、実質的に「VPNで安く契約するのは不可能」となっています。

Disney+

ディズニープラスは、ピクサーやマーベル、スター・ウォーズ作品などが見放題になる人気の動画配信サービスです。一見、インドなど一部の国では料金が安くなっているように見えますが、実際にはインドの電話番号がなければ契約できないというハードルがあります。

さらに、日本はディズニープラスの中でも比較的安価な料金設定がされている国のひとつです。そのため、VPNで他国に切り替えたとしても、日本より安く契約できる国は少なく、また決済や電話番号認証といった壁によってVPNの効果を最大限に活用できない仕様になっています。

Apple One

Apple Oneは、Apple Music、Apple TV+、Apple Arcade、iCloudストレージをまとめた総合サブスクですが、個別サービスと異なり、国ごとの価格差が小さく、割引率も限定的です。加えて、Apple IDの登録国や支払い通貨との整合性が求められるため、VPNを使っても安い国での契約がスムーズにいかないケースが多発しています。

特に、App Storeの国設定を変更するには一度すべてのサブスクリプションをキャンセルしなければならず、手間とリスクを伴います。

U-NEXT・Hulu(日本版)

U-NEXTは日本限定の動画配信サービスであり、海外価格という概念が存在しません。VPNを使えば海外から視聴することは可能になりますが、料金自体は日本価格のまま固定されており、節約にはつながりません。

同様に、日本版Huluもアメリカ版とはサービス内容や運営母体が異なるため、VPNで接続国を切り替えても料金を安くすることはできません

海外航空券の予約サイト

かつては、VPNを使ってアクセス元の国を変更することで航空券の価格が大きく変動するケースがありました。しかし現在は、ほとんどの大手航空券予約サイトが国別価格の差を調整済みです。VPNによって表示価格が変わることはありますが、決済時には元の価格に戻るケースも多く、実際に安く購入できるとは限りません

VPNはサブスクの節約に有効なツールですが、すべてのサービスに万能というわけではありません。安くならないサブスクについて事前に知っておくことで、無駄な手間や費用を回避し、より賢くVPNを活用できます。

サブスク節約におすすめのVPN3選比較表あり

サブスク料金を少しでも安く抑えたい方にとって、VPN選びは非常に重要です。ただ安いだけでなく、接続先の国や安定性、サポート体制などを総合的に考慮しなければ、「安いけど使いにくい」「契約がうまくいかない」といったトラブルにもつながります。ここでは、実際にサブスク節約に使えると評判のVPNを3つに絞り、それぞれの特徴を比較表とともに詳しく紹介します。

おすすめVPN比較表

項目ExpressVPNNordVPNMillenVPN
月額最安プラン549円(2年契約)373円(2年契約)396円(2年契約)
サーバー設置国数105カ国60カ国50カ国
サーバー台数3,000台以上5,800台以上約1,300台
返金保証30日間30日間30日間
同時接続台数最大8台最大10台無制限
日本語対応アプリとサポートは一部対応アプリもサポートも対応完全日本語対応
接続の安定性高速で安定バランス型通常利用では十分
初心者向け△(やや上級者向け)◎(操作が直感的)◎(日本語で安心)

ExpressVPNの特徴

ExpressVPNは「とにかく通信速度と安定性を重視したい」という方におすすめです。高性能サーバーを世界中に展開しており、たとえばトルコやインド、アルゼンチンといったサブスクが安くなる国のサーバーも安定して高速です。

ユーザーインターフェースは英語中心ですが、アプリの設定はシンプルなため、ある程度のPCやスマホ操作に慣れている方なら問題なく使いこなせます。価格は若干高めですが、通信トラブルの少なさや接続先の豊富さからYouTube PremiumやNetflixなどの海外契約にも最適です。

5位

ExpressVPN

ExpressVPN

本拠地英領ヴァージン諸島
月額料金最低価格1,943円
年額料金最低価格14,976円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数3,000台以上
VPNサーバー設置国数105カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge

ExpressVPNがおすすめの理由

ExpressVPNがおすすめの理由は「持ち運び可能なルーター対応」「パスワードマネージャー」「ゲームユーザーが快適に利用できる速度」などがあげられます。

ExpressVPNでは、VPNサービスとしての機能に加えて、パスワードマネージャーも利用できます。クレジットカードやオンラインサービスのID/パスワード情報を安全に管理します。

また、オンラインゲームユーザーに最適なVPNとして重宝されていて、無制限のプレミアム帯域幅で、105カ国にあるVPNサーバーで、ping値とラグを最小限に抑えます。

さらにルーターによるVPN利用が可能で、ルーターを持ち運べればどこでもVPNによる通信が可能になります。

デメリットは、若干月額料金が高い点です。

ポイント無制限のプレミアム帯域による高速通信。ルーター利用のVPNが可能
本拠地英領ヴァージン諸島
月額料金最低価格1,943円
年額料金最低価格14,976円
プラン別の月額料金12.95ドル
プラン別の年額料金99.84ドル
無料体験○30日間
VPNサーバー台数3,000台以上
VPNサーバー設置国数105カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge
同時接続台数8台
ノーログポリシー
セキュリティパスワードマネージャー、トラッカーブロック、広告ブロック、ペアレンタルコントロール
サポートライブチャット、メール
日本語対応

NordVPNの特徴

価格と性能のバランスが非常に良く、最も多くの新規ユーザーに選ばれているVPNです。アプリの操作性も高く、日本語に完全対応しているため初心者でもすぐに使い始められます。

YouTube PremiumやNetflixだけでなく、Canva ProやMicrosoft 365、Google Oneの格安国での契約実績も豊富です。通信速度も500Mbpsを超えるケースがあり、動画視聴や音楽ストリーミングにも十分な品質を持っています。迷ったらまずはこれを選んで間違いありません。

1位

NordVPN

NordVPN

本拠地パナマ
月額料金最低価格1,960円
年額料金最低価格10,350円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数6,327台以上
VPNサーバー設置国数111カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOS

NordVPNがおすすめの理由

NordVPNがおすすめの理由は「圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国の多さ」「マルウェア検知などのセキュリティ」「最大10台の利用」です。

NordVPNは、サーバー設置台数で業界1位、2位を争う世界標準のVPNサービスです。圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国が多く、安定した通信速度でVPN利用ができます。暗号化による保護、マルウェア対策、広告ブロックなどのセキュリティも万全です。

さらに最大10台まで利用できるため、多くのデバイスをお持ちの方やご家族での利用などのシチュエーションで活躍します。

デメリットは、高機能な分、若干料金が高い点です。

ポイント圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国の多さで安定・高速通信
本拠地パナマ
月額料金最低価格1,960円
年額料金最低価格10,350円
プラン別の月額料金ベーシック:1,960円
プラスワン:2,110円
コンプリート:2,260円
プラン別の年額料金ベーシック:10,350円
プラスワン:12,450円
コンプリート:14,700円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数6,327台以上
VPNサーバー設置国数111カ国
対応OSWindows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOS
同時接続台数ベーシック:6(プラスワン:10、コンプリート:無制限)
ノーログポリシー
セキュリティマルウェア保護、トラッカーと 広告ブロッカー、クロスプラットフォーム対応のパスワー ド管理アプリ、情報漏えいスキャナー、1TBの暗号化されたクラウドストレージ
サポートライブチャット、メール
日本語対応

MillenVPNの特徴

日本企業が運営する安心感があり、「VPNを初めて使う方」や「外国語に不安がある方」にとって特におすすめです。サーバー数はやや少ないですが、トルコ・インド・フィリピンなどの格安国にもきちんと対応しており、サブスク契約目的には問題ありません。

操作マニュアルや問い合わせ対応もすべて日本語で行われるため、トラブル時のサポートが充実しています。また、VPN利用を制限しているサービスに対しても対応できる「MillenVPN Native」を用意しており、SpotifyやGoogle Oneなどでもエラーが出にくい構成となっています。

2位

MillenVPN

アズポケット

本拠地日本
月額料金最低価格1,738円
年額料金最低価格7,128円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数1,300台以上
VPNサーバー設置国数72カ国
対応OSWindows、macOS、Android、iOS

MillenVPNがおすすめの理由

MillenVPNがおすすめの理由は「日本のVPNサービス」「月額396円と激安」「中国、ロシアからアクセス可能」という点です。

MillenVPNの最大のメリットは、日本の国産VPNですので、日本人には使い方もわかりやすく、サポートも安心して利用できるVPNサービスです。さらに月額396円(税込)~と格段に月額料金が安く、さらに一回限りの利用のワンタイムプランも最短7日から利用できるため、短期の旅行でも活躍するVPNサービスとなっています。

さらに中国やロシアからVPNを通して、日本のVODサービスなども利用することが可能です。

デメリットは、サーバー台数が世界企業のVPNサービスと比較すると少ない点です。

ポイント日本国産のVPNで使い勝手抜群。月額396円と料金も激安
本拠地日本
月額料金最低価格1,738円
年額料金最低価格7,128円
プラン別の月額料金7日プラン:638円
15日プラン:1,078円
30日プラン:1,738円
プラン別の年額料金1年プラン:7,128円
2年プラン:9,504円
無料体験○30日間
VPNサーバー台数1,300台以上
VPNサーバー設置国数72カ国
対応OSWindows、macOS、Android、iOS
同時接続台数10台
ノーログポリシー
セキュリティ通信の盗聴や改ざん防止、金融機関レベルの高度なセキュリティ、暗号化通信など
サポートメール
日本語対応

どのVPNがサブスク節約に最適?

VPNの選び方は「何を重視するか」によって変わります。

  • 高速性を求めるなら:ExpressVPN
  • バランスとコスパを求めるなら:NordVPN
  • 日本語サポートや安心感を求めるなら:MillenVPN

いずれも30日間の返金保証付きなので、まずは使ってみてから判断することができます。節約金額は年間で1万円以上になるケースも珍しくありません。VPN自体の月額は数百円なので、数ヶ月以内に元が取れることが多く、導入のハードルは低いです。これを機に、家計の見直しの一環として導入を検討してみてください。

VPN・VPNアプリ・VPNサービス比較

順位サービス名運営会社ポイント本拠地月額料金最低価格年額料金最低価格無料体験VPNサーバー台数VPNサーバー設置国数対応OS同時接続台数ノーログポリシーサポート日本語対応月額料金の安さ年額料金の安さVPNサーバー台数VPNサーバー設置国数セキュリティの充実総合公式
1位NordVPNNordVPN圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国の多さで安定・高速通信パナマ1960円10350円○30日間6327台以上111カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOSベーシック:6(プラスワン:10、コンプリート:無制限)ライブチャット、メール1.852.583.044.803.733.20公式サイト
2位MillenVPNアズポケット日本国産のVPNで使い勝手抜群。月額396円と料金も激安日本1738円7128円○30日間1300台以上72カ国Windows、macOS、Android、iOS10台メール2.393.601.412.892.792.62公式サイト
3位SurfsharkSurfsharkセキュリティ機能が充実。サーバー台数も多く通信は安定オランダ2308円5856円○30日間3200台以上100カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOS無制限ライブチャット、メール1.003.992.074.245.003.26公式サイト
4位PIAPrivate Internet Access業界1位、2位を争うサーバー台数で高速通信。料金も格安アメリカ1304円4359円○30日間30000台以上91カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge無制限ライブチャット、メール3.304.445.003.783.013.90公式サイト
5位ExpressVPNExpressVPN無制限のプレミアム帯域による高速通信。ルーター利用のVPNが可能英領ヴァージン諸島1943円14976円○30日間3000台以上105カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge8台ライブチャット、メール1.891.002.004.493.012.48公式サイト
6位CyberGhostCyberGhost S.R.L.高速通信にこだわったVPNサービス。115カ国にサーバー設置し、高速通信が可能ルーマニア1790円12000円○45日間6800台以上115カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Amazon7台ライブチャット2.272.023.085.002.853.04公式サイト
7位PureVPNPureVPN20Gbpsの高速通信が可能。料金も安くコスパ良し香港1643円6732円○31日間6500台以上70カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox10台ライブチャット、メール2.633.723.052.822.853.02公式サイト
8位Glocal VPNグローカルネット日本国産のVPN。目的によってプランが選べる。中小企業利用も可能日本990円9350円○7日間100台以上15カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS1台メール3.812.931.001.151.502.08公式サイト
9位セカイVPNインターリンク日本国産のVPN。設定がほぼ不要のセカイブラウザが利用可能日本1100円13200円○最大2カ月10カ国Windows、macOS、Android、iOS、Chrome3台メール3.631.611.001.001.001.65公式サイト
10位RAKULINKDIRECT PROVIDER年間契約なら費用が安い。お得なキャンペーンがあるモンゴル1950円14400円○1週間Windows、macOS、Android、iOS、Amazon、ルーター1台メール1.871.201.001.001.501.32公式サイト
11位スイカVPNMAJ Tech日本国産のVPNサービス。土日祝日対応、同時接続数50台と多い日本1097円11258円○30日間45カ国Windows、macOS、Android、iOS50台メール3.632.271.002.061.792.15公式サイト
12位Proton VPN PlusProton AG10GbpsサーバーとVPN Acceleratorで高速接続スイス823円9880円○30日間4461台以上91カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome10台メール4.072.742.513.782.183.06公式サイト
13位IPVanishIPVanishWireGuardで高速接続。同時接続数も無制限で使い勝手が良いアメリカ1949円5999円○30日間2400台以上90カ国Windows、macOS、Android、iOS、Chrome、Amazon、ルーター無制限ライブチャット、メール、電話1.883.951.793.732.462.76公式サイト
14位VyprVPNCertida信頼性抜群のVPNサービス。中国、ロシアも対応可能スイス1500円9000円○30日間700台以上70カ国Windows、macOS、Android、iOS5台ライブチャット、メール2.973.041.212.823.062.62公式サイト

よくある質問(FAQ)

VPNの使用は違法ではないのですか?
日本を含む多くの国では、VPNの利用は合法です。VPNは元々、セキュリティやプライバシー保護のために使われる技術であり、公共Wi-Fi利用時の安全確保にも役立ちます。ただし、一部の国(中国やロシアなど)ではVPNの利用に制限があるため、渡航時は現地の法律を確認しておきましょう。

VPNを使ってサブスクを安く契約するのは規約違反になりませんか?
サービスによっては、VPNを使った契約を規約で禁止している場合があります。たとえばNetflixやYouTube Premiumでは厳密に国ごとのアクセスを管理しているため、アカウント停止や契約解除のリスクがゼロとは言い切れません。節約目的であっても、利用規約は事前に確認しておくことが大切です。

日本のクレジットカードで支払えますか?
多くのサブスクは、現地通貨での支払いに対応していれば、日本のクレジットカードやPayPalでも決済が可能です。ただし、国によっては現地発行のカードや電話番号が必須となる場合があるため、契約前に決済手段の確認をしておきましょう。特にAdobe Creative CloudやDisney+は決済のハードルが高い傾向があります。

無料VPNでも契約できますか?
理論上は可能ですが、無料VPNはセキュリティが甘かったり、通信が不安定だったりするため、おすすめできません。接続途中で切れると、契約が中断されたり、決済エラーが発生することもあります。サブスク契約を目的とする場合は、返金保証付きの有料VPN(NordVPNやMillenVPNなど)を使うほうが安全です。

VPNを使っているのに現地価格が表示されないのはなぜ?
以下の原因が考えられます。

  • サーバーが混雑していて別の国に振り分けられている
  • ブラウザのキャッシュが残っている
  • サブスク側でVPNの利用が検出されている

このような場合は、別のVPNサーバーに切り替える、ブラウザをシークレットモードにする、キャッシュをクリアするなどの対処で改善することがあります。

契約後はVPNを常時オンにしておく必要がありますか?
基本的には、契約完了後はVPNをオフにしても問題ありません。たとえば、YouTube PremiumやNetflixは契約時の地域設定が維持されるため、通常の日本のIPアドレスでも利用可能です。ただし、一部のサービスでは定期的なVPN接続が求められる場合もあります。

家族で使うファミリープランも安く契約できますか?
ファミリープランは、契約時に「メンバーの居住国」が判定対象になる場合があります。そのため、全員が同じ国(例:トルコ)にいる必要があるとされており、VPN経由では登録できないこともあります。個人プランでの契約がより確実です。

VPNの接続が不安定になることはありますか?
一部のVPNサービスでは、特定の国のサーバーで混雑や制限が発生し、通信が遅くなったり切断されたりすることがあります。その場合は、別の国のサーバーを試す、またはより安定したサービス(ExpressVPNなど)を利用することで改善が期待できます。

まとめ|VPNでサブスク代を節約して賢く使おう

VPNを活用すれば、YouTube PremiumやNetflix、Apple Musicといった主要なサブスクリプションサービスを、日本国内価格よりも大幅に安く契約できます。たとえば、日本で月額1,280円のYouTube Premiumが、トルコ経由では約300円台で契約可能となり、年間で1万円以上の節約も実現可能です。

ポイントは「国ごとに異なる価格設定」と「VPNでその国からアクセスしているように見せかける技術」の掛け合わせにあります。実際には、VPN接続 → サービス公式サイトへアクセス → 現地通貨で契約、という流れを踏むだけで、通常価格の半額以下で契約できるケースも珍しくありません。

もちろん、すべてのサブスクが対象というわけではなく、Adobe Creative CloudやDisney+のようにVPNで価格を変えられないサービスも存在します。また、VPNの品質によっては接続が不安定になったり、うまく価格変更が適用されないケースもあるため、信頼性の高いVPNを選ぶことが節約成功のカギになります。

おすすめは、コスパの良い「NordVPN」、安定性と速度に強い「ExpressVPN」、日本語完全対応で安心できる「MillenVPN」の3つです。いずれも30日間の返金保証がついているため、まずは気軽に試してみるのがおすすめです。

VPNの月額費用は数百円程度。わずかな投資で年間数万円の節約効果が期待できる、コスパ抜群の節約術です。まずはひとつのサブスクからVPN節約を実践してみてはいかがでしょうか。