ahamo(アハモ)のデメリット10選|後悔しないために知っておくべき注意点

目次

ahamoのデメリットは本当に多い?

「ahamoって実際どうなの?」と感じている方の多くが、ネット上で見かける「最悪」「後悔した」というネガティブな評判に不安を感じているかもしれません。実際にahamoは、万人向けではないため、使い方や求める条件によっては不満が出やすいプランです。

たとえば、月のデータ使用量が10GB未満なのに30GBプランしかない点、通話が5分以上になると割高になる点、対面でのサポートが受けにくい点など、見逃すと後悔につながる要素があります。これらは「コスパの良いプランを選んだつもりが、思ったより使い勝手が悪かった」という声につながっています。

また、ahamoはドコモ回線を利用しているため通信速度は安定していますが、それ以外の部分ではドコモ本体と比べて割り切った設計になっています。たとえば、キャリアメールは別料金、留守電や転送電話が使えない、SIMフリー端末の一部は自己責任での利用になるなど、サブブランドならではの制限があります。

とはいえ、すべての人にとってahamoが悪いというわけではありません。むしろ「月30GB前後使う」「短い通話がメイン」「自分でオンライン手続きができる」という条件に合う人にとっては、コスパの高い選択肢となります。

このように、ahamoには確かにデメリットと呼べる点がいくつか存在しますが、それが自分にどこまで影響するのかを正しく見極めることが重要です。多くの人が気づかずに後悔しているポイントを押さえながら、自分にとってのベストな選択かどうかを冷静に判断しましょう。

ahamoの主なデメリット10選

1. プランの選択肢が少なく、小容量ユーザーに不向き

ahamoでは、用意されている料金プランが「30GB(2,970円)」と「110GB(4,950円)」の2種類しかありません。これは一見シンプルでわかりやすいのですが、実際には月のデータ使用量が10GB以下の人にとって、過剰かつ割高な設定になります。たとえば月3GB〜5GBしか使わない人でも30GB分の料金が発生するため、毎月1,000円〜2,000円ほど無駄になるケースもあります。さらに、余ったデータ通信量は翌月に繰り越せないため、毎月きっちり30GBを使い切らなければ損になってしまいます。データ使用量に波がある人や、節約志向でスマホを使っている人にはコスト面で不利な仕組みです。

2. 店舗サポートが基本的に受けられない

ahamoは「オンライン専用ブランド」という位置づけのため、契約や各種手続き、トラブル対応などはすべてインターネット上で完結する設計です。そのため、操作方法に不安がある人や、スタッフに直接相談したいという人にとっては大きな壁となります。確かに、ドコモショップで「有料サポート(1回3,300円)」を受けることはできますが、費用がかかる上に対象店舗が限られていたり、混雑していてすぐに相談できないケースもあります。また、チャットサポートも用意されていますが、AI対応が中心で、複雑な相談には対応できないこともあります。ITやスマホに不慣れな方ほど、こうした「サポートの壁」によってトラブルを抱えやすくなります。

3. 留守番電話・転送電話・キャッチホンが非対応

ahamoでは、ドコモで一般的に使われている通話機能の一部が利用できません。具体的には「留守番電話」「転送電話」「キャッチホン(通話中の着信通知)」が非対応となっており、これらを日常的に使っている人にとっては致命的な制限となります。たとえば仕事用の電話で留守電を活用していた場合、着信に出られなかったときに大事な用件を確認する術がなくなってしまいます。また、他の電話に出ている間の着信に気づけないため、折り返し対応の遅れが発生する可能性もあります。こうした通話関連機能が省略されている点は、特にビジネスや家族間の連絡を重視するユーザーにとって大きな不便となるでしょう。

4. キャリアメールが標準で使えない

ahamoに乗り換えると、従来の「@docomo.ne.jp」のキャリアメールが使えなくなります。これまでこのアドレスでさまざまなサービスに登録していた場合、メールアドレス変更の手続きを大量に行う必要があり、大きな手間となります。ドコモユーザーがahamoにプラン変更する場合は、月額330円の「ドコモメール持ち運び」オプションを契約することで、キャリアメールの継続利用は可能ですが、このオプションはahamo契約前にしか申し込めません。契約後に忘れていたことに気づいても、後から追加することはできず、完全に利用不可能になります。キャリアメールが今でも重要な連絡手段になっている方にとっては、事前の準備や移行作業が必須となります。

5. 通話が5分を超えると料金が急増

ahamoでは、どのプランでも「5分以内の国内通話が無料」という特典が付いていますが、6分目からは30秒ごとに22円の通話料がかかる仕組みです。つまり、10分の通話を月に10回した場合、追加で約2,200円が上乗せされる計算になります。通話時間が長くなりがちな人や、仕事で頻繁に電話をかける人にとっては、月額料金が予想外に高騰する原因になります。これを避けるには、月額1,100円の「通話かけ放題オプション」を契約する必要がありますが、そうするとプランによっては格安SIMのメリットが薄れてしまうことになります。LINE通話などを使わず、通話アプリで話す時間が長い人には不向きな構造です。

6. 家族割や光回線セット割が適用されない

ahamoでは、「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」など、ドコモ本体で提供されている割引制度が一切適用されません。たとえば、家族4人でドコモを利用していて、ひとりあたり1,100円の割引を受けていた場合、ahamoに乗り換えることでこの割引がすべてなくなってしまいます。また、ドコモ光とのセット割も無効になるため、通信費の総額で見るとahamoの方が高くなるケースもあります。割引に頼って月額料金を抑えていた人や、家族全体でまとめてドコモを使っている人は、ahamoに変更することで損をする可能性があるため、事前に料金シミュレーションが欠かせません。

7. SIMフリー端末の動作保証がない

ahamoでは、ドコモで購入したスマホやahamo対応端末であれば安心して使えますが、それ以外のSIMフリースマホについては動作保証がありません。つまり、SIMを入れても通信が不安定になったり、通話ができなかったり、テザリングが使えなかったりといった不具合が起こる可能性があります。特に中古スマホや海外モデルの端末は、周波数帯(バンド)の違いによって接続できないケースもあるため注意が必要です。これらの端末を使ってトラブルが発生しても、ahamoでは一切のサポートが受けられず、すべて自己責任となるため、事前にしっかり対応機種を確認しておく必要があります。

8. 他社端末ではSIMロック解除が必要な場合がある

2021年以前に販売されたスマホには「SIMロック」がかかっていることが多く、他社で購入した端末をahamoで使うには、事前にSIMロック解除が必要です。解除手続き自体は、auやソフトバンクなどの公式サイトで無料で行えますが、内容を正確に理解して進める必要があり、スマホ操作に慣れていない人には難易度が高いと感じることもあります。店舗での解除手続きには3,300円の手数料がかかるため、余計なコストも発生します。また、SIMロックが解除できない端末(古いモデルや特殊な契約端末)では、そもそもahamoのSIMが利用できない可能性があるため、事前の確認が非常に重要です。

9. 18歳未満は本人名義で契約できない

ahamoでは、契約者の年齢が18歳以上であることが必須条件とされており、18歳未満の方が本人名義で契約を結ぶことはできません。未成年がahamoを利用したい場合、親や保護者が名義人となり、そのうえで「利用者情報」として登録する必要があります。この手続きには、郵送での書類提出が必要なケースもあり、Web上だけで完結しないため手間がかかります。また、名義が親のままになることで、利用者本人が料金管理や各種変更を自由にできないという不便さも生じます。高校生や中学生の子どもにスマホを持たせたいと考える家庭では、他の選択肢を検討する必要があります。

10. 一部サービス・機能が制限される

ahamoでは、LINEの「ID検索」機能が年齢認証の仕様により使えないことがあります。これは、ahamoがドコモのサブブランドでありながらも、一部の年齢認証サービスに対応していないためです。また、「dキッズ」や「あんしんパック」など、ドコモの独自サービスも一部非対応となっており、乗り換え後に使えなくなる機能が出てくることもあります。さらに、spモード決済やコンテンツ課金、iモードメールなど、従来ドコモで利用できていた便利なサービスが一部提供されないため、使い慣れていた機能が急に使えなくなるというギャップに戸惑うこともあるでしょう。スマホを多機能に活用している人ほど、乗り換え前のチェックが重要になります。

ahamoをおすすめしない人の特徴

オンライン手続きに強い不安がある人

ahamoはオンライン専用プランのため、契約・プラン変更・解約・トラブル対応といったすべての手続きが、基本的にWebやアプリで完結します。スマホやパソコンの操作に慣れていない人にとっては、必要な情報にたどり着けなかったり、入力ミスで手続きが進まなかったりと、ストレスや不安を感じやすくなります。特に、本人確認やSIMの初期設定などは、慣れていないと戸惑いやすい工程です。ドコモショップでのサポートもありますが、1回3,300円と有料で、さらに事前予約が必要な場合もあるため、気軽に頼れるサポート体制とは言えません。操作ミスや不明点があるたびに困る可能性が高いため、自力で手続きを進めることに不安がある人にはahamoは適しません。

家族全体で通信費を抑えたい人

家族で通信費をまとめて節約したい人には、ahamoは最適な選択肢ではありません。というのも、ドコモ本体で提供されている「みんなドコモ割」や「ドコモ光セット割」などの家族向け割引が、ahamoでは一切適用されないためです。たとえば、家族4人でドコモを利用していて各自が1,100円の割引を受けていた場合、ahamoに乗り換えることでトータル4,400円もの割引が失われることになります。さらに、データ容量を家族間でシェアする仕組みもahamoにはないため、家族で無駄なく通信量を分け合うこともできません。通信費を世帯単位で最適化したい方にとっては、ahamoはむしろ割高になる可能性がある点に注意が必要です。

データ使用量が月10GB未満の人

毎月のスマホ利用がメールやLINE、地図アプリ程度で、動画視聴もWi-Fi環境で済ませているようなライトユーザーにとって、ahamoの30GBプランはオーバースペックになりがちです。特に、データ使用量が月5GB程度で済んでいる人にとっては、月額2,970円という料金は割高に感じやすく、10GB未満で十分な人なら格安SIMで月額1,000円前後のプランも珍しくありません。さらに、ahamoでは余ったデータを翌月に繰り越すことができないため、使わなかった分は自動的に無効となります。データ量の少ないユーザーにとっては、毎月の料金に対して使っている分が見合わず、結果的にコスパが悪くなってしまいます。

電話をよくかける人(特に長電話)

ahamoには5分以内の通話が何度でも無料になるサービスが含まれていますが、5分を超えると30秒ごとに22円の通話料がかかります。10分や15分といった中〜長時間の通話を日常的に行う人にとっては、この仕組みが大きな出費につながる可能性があります。たとえば1回の通話が10分程度でも月に10回かければ2,200円、20回なら4,400円の通話料が発生します。かけ放題オプション(月1,100円)を追加するという選択肢もありますが、それを含めると月額合計が4,000円を超え、他社の格安SIMでかけ放題が含まれているプランと比べて割高になることもあります。仕事や家族連絡で電話が多い人は注意が必要です。

サブブランドの制限に違和感を覚える人

ahamoはドコモの回線を使っているとはいえ、あくまでサブブランドであり、提供されないサービスがいくつもあります。たとえば、留守番電話や転送電話、キャッチホンなどの通話機能は非対応で、必要な人は別の通信サービスを検討しなければなりません。また、LINEのID検索機能に年齢認証が使えないケースがある、ドコモが提供する一部のアプリやオプションサービスが非対応、spモード決済が使えないといった制限もあります。こうした点に不自由を感じる人、スマホをただの連絡手段ではなく生活のツールとして多機能に使いたい人にとっては、ahamoのミニマルな仕様がストレスになる可能性があります。

高校生や中学生にスマホを持たせたい保護者

18歳未満は本人名義でahamoを契約できないため、保護者が契約し、未成年を「利用者情報」として登録する必要があります。これ自体は制度上可能ですが、実際には郵送での手続きが必要になったり、保護者と子どもの名義が違うことで管理が煩雑になることがあります。さらに、子どもが自分で料金を確認したり、プランを変更したりする自由度も制限されるため、日常の使い勝手に影響が出ることもあります。中高生の子どもにスマホを持たせたい場合は、フィルタリングや使用時間の制限がしやすい、親子向けプランを提供している通信会社のほうが適しているケースもあります。

海外利用が多く、長期滞在予定の人

ahamoは海外でも30GBまで追加料金なしでデータ通信が可能という大きなメリットがありますが、注意点もあります。渡航先で最初に通信を行った日から15日を超えて同じ国・地域で使い続けると、通信速度が最大128kbpsに制限されてしまうのです。これは地図やメッセージアプリの利用にも支障が出るレベルで、現地SIMやポケットWi-Fiが必要になる場合もあります。そのため、1〜2週間の短期出張や旅行なら便利に使えますが、1ヶ月以上の長期滞在やワーケーションには向いていません。常に安定した通信環境が必要な人は、現地通信会社を使うか、海外対応に強い他社プランの検討をおすすめします。

ahamoよりもおすすめな格安SIM2選

ahamoのデメリットを踏まえたうえで、より使い勝手の良い格安SIMを探している方には「楽天モバイル」と「IIJmio」の2社がおすすめです。料金面だけでなく、サポートやサービスの幅でもahamoの弱点を補える設計になっており、特にITに不慣れな方でも扱いやすいのが特徴です。

楽天モバイル|1GB〜無制限まで柔軟に対応。実店舗のサポートも

楽天モバイルは、使った分だけ料金が決まる「段階制プラン」を採用しており、毎月のデータ使用量に波がある人にとって非常に無駄が出にくい構成です。たとえば、月1GB以内なら1,078円、20GB以内なら2,178円、無制限でも3,278円と、使い方に応じた最適コストを実現できます。

また、全国に約700店舗の楽天モバイルショップがあるため、対面での申し込みやサポートを受けられる点も大きな安心材料です。スマホの操作や初期設定が苦手な方にとって、「困ったときに近くで相談できる」というのは非常に心強いメリットです。

さらに、国内通話は専用アプリ「Rakuten Link」経由であれば何分でも無料。5分以上の通話に追加料金がかかるahamoに比べて、長電話が多い方でもコストを気にせず使えます。

楽天モバイルが向いている人

  • 毎月のデータ使用量がバラバラな人
  • 電話を長くかけることが多い人
  • 店舗でスタッフに相談したい人

16位

楽天モバイル

楽天モバイル

サービス名楽天モバイル
最安月額料金1,078円~
~1GB1,078円/月
2~3GB1,078円/月
4~10GB2,178円/月
11~20GB2,178円/月
21~30GB3,278円/月
50GB~3,278円/月
利用回線楽天回線、au回線(パートナー回線)
回線の種類MNO
選べるプラン3GB、20GB、無制限
昼休み時間帯通信速度(12~13時)46.2Mbps
通信速度の速さ1.36
月1GB利用時の安さ2.95
月3GB利用時の安さ3.20
月10GB利用時の安さ3.38
月20GB利用時の安さ2.35
月50GB利用時の安さ3.41
機能の多さ4.45
総合3.01

楽天モバイルがおすすめの理由

楽天モバイルがおすすめの理由は「無制限プランが割安で利用できる点」「楽天経済圏でポイントが貯まりやすい点」です。

楽天モバイルは、月額3,278円でデータ容量を無制限に使える点が最大の魅力です。他のキャリアでは大容量プランが高額になりがちですが、楽天モバイルは一定の料金でデータ通信を気にせず利用できるため、動画視聴やオンラインゲーム、テレワークなどでも快適に利用できます。また、3GB以下であれば月額1,078円、20GB以下であれば2,178円と、使用量に応じて料金が変動するため、データ消費の少ない月にはコストを抑えることも可能です。

さらに、楽天モバイルの契約者は楽天市場での買い物時にポイント還元率がアップするなど、楽天経済圏を活用している人にとっては非常にお得です。スマホ料金の支払いに楽天ポイントを充当できるため、貯まったポイントを活用して通信費を節約することもできます。

デメリットは、エリアによって通信品質にばらつきがある点です。楽天モバイルは独自回線を構築していますが、まだ全国すべてのエリアをカバーしきれておらず、一部の地域では通信が不安定になる場合があります。ただし、楽天はプラチナバンドの運用を開始し、順次対応エリアを広げているため、今後の改善が期待されます。

最安月額料金1,078円~
~1GB1,078円/月
2~3GB1,078円/月
4~10GB2,178円/月
11~20GB2,178円/月
21~30GB3,278円/月
50GB~3,278円/月
利用回線楽天回線、au回線(パートナー回線)
回線の種類MNO
選べるプラン3GB、20GB、無制限
昼休み時間帯通信速度(12~13時)46.2Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)52.3Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)60.5Mbps
問い合わせ方法店舗、電話、メール、チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン15分以内かけ放題、無制限かけ放題(Rakuten Link使用時)
基本通話料0円(Rakuten Linkアプリ使用時)、22円/30秒(アプリ不使用時)
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円
テザリング可能
支払方法口座振替、クレジットカード
追加データ料金1GBあたり500円(海外用のみ)
速度制限時の最大速度不明
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応

IIJmio|月額550円〜の激安プラン。無駄をとことん排除したい人に

IIJmioは、月額550円の5GBプランをはじめ、2GB・10GB・15GB・20GBなど細かく段階が分かれており、「必要な容量だけを最低コストで使いたい」人にぴったりな格安SIMです。特に毎月の通信量が少なめの人や、サブ回線としてコストを抑えたい人に重宝されており、ahamoの30GBプランが重荷に感じる層には理想的な選択肢です。

データ繰り越しにも対応しているため、使わなかった通信量は翌月に持ち越せて無駄が出にくい構造。ahamoのように「使わないと損になる」ことがありません。

また、eSIMにも対応しており、即日開通やサブ回線としての追加契約もスムーズ。スマホにある程度慣れている方であれば、オンラインでの申し込みやプラン変更も問題なく行えます。

IIJmioが向いている人

  • 月のデータ使用量が10GB以下の人
  • 通信費を最小限にしたい人
  • データ繰り越しやサブ回線を重視する人

14位

IIJmio

インターネットイニシアティブ

サービス名IIJmio
最安月額料金850円~
~1GB850円/月
2~3GB990円/月
4~10GB990円/月
11~20GB2,000円/月
21~30GB2,700円/月
50GB~3,900円/月
利用回線ドコモ回線、au回線
回線の種類MVNO
選べるプラン2GB、5GB、10GB、15GB、20GB、30GB、40GB、50GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)3.8Mbps
通信速度の速さ2.94
月1GB利用時の安さ3.35
月3GB利用時の安さ3.58
月10GB利用時の安さ3.51
月20GB利用時の安さ3.89
月50GB利用時の安さ3.54
機能の多さ3.36
総合3.45

IIJmioがおすすめの理由

IIJmioがおすすめの理由は「格安な料金プランが豊富である点」「端末セット販売が充実している点」です。

IIJmioは、ドコモ回線とau回線を利用したMVNOであり、データ容量ごとに多彩なプランを提供している点が魅力です。2GB・5GB・10GB・15GB・20GB・30GB・40GB・50GBの8種類のプランがあり、特に5GBプランは月額990円と、コストパフォーマンスに優れています。また、音声通話SIM・データSIM・eSIMと幅広い選択肢が用意されており、ユーザーのニーズに合わせた柔軟な運用が可能です。

さらに、IIJmioではSIMと端末のセット販売を積極的に行っており、他社と比較してもラインナップが豊富です。XperiaやiPhoneの最新モデルこそ少ないものの、「OPPO Reno9 A」や「motorola razr 40 ultra」などの注目モデルを割引価格で提供しているため、新しいスマートフォンを手に入れたい人にとって魅力的な選択肢となります。

デメリットは、混雑する時間帯に通信速度が遅くなりやすい点です。MVNOの特性上、キャリア回線を間借りしているため、昼休み時間帯や通勤時間帯には回線が混雑し、速度が低下することがあります。特にドコモ回線・au回線ともに昼休み時間帯ではSNSやサイトの読み込みに時間がかかることがあるため、常に高速通信を求める人には不向きといえるでしょう。

最安月額料金850円~
~1GB850円/月
2~3GB990円/月
4~10GB990円/月
11~20GB2,000円/月
21~30GB2,700円/月
50GB~3,900円/月
利用回線ドコモ回線、au回線
回線の種類MVNO
選べるプラン2GB、5GB、10GB、15GB、20GB、30GB、40GB、50GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)3.8Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)213.5Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)213.0Mbps
問い合わせ方法電話、メール、チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題、10分かけ放題、無制限かけ放題
基本通話料11円/30秒、8.8円/30秒(ファミリー通話割引利用時)
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間利用開始日の翌月末日まで
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用3,733.4円(ドコモ回線の場合)
テザリング可能
支払方法クレジットカード
追加データ料金1GB:220円
速度制限時の最大速度300kbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM、microSIM、標準SIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり
海外利用可能
Apple Watchプラン対応

ahamoのデメリットとして挙げられる「プランの少なさ」「通話料の高さ」「サポートの受けにくさ」を、それぞれ異なる角度でカバーしているのが楽天モバイルとIIJmioです。いずれも大手メディアやユーザーからの評価が高く、価格面・機能面ともにバランスの取れた格安SIMとして注目されています。ahamoに違和感がある方は、一度この2社を比較検討してみると、自分に合った最適なプランが見つかるはずです。

ahamoにはどんなメリットがある?

ahamoにはいくつかのデメリットがあるものの、それを上回る魅力的なメリットも多数存在します。特に、通信品質とコストのバランスにおいては、格安SIMの中でも非常に優れた選択肢といえます。ここでは、ahamoの具体的なメリットをわかりやすく紹介していきます。

1. ドコモと同等の通信品質がそのまま使える

ahamoの最大の強みは、NTTドコモの回線をそのまま使用している点です。通信エリアや品質がドコモと同じなので、地方や地下、ビルの中などでもつながりやすく、格安SIM特有の「昼間や夕方に極端に遅くなる」といったストレスが少ないのが特徴です。

実際に、fast.comやSpeedTestでの測定でも、下り100Mbps前後という高速通信が安定して出ているという報告が多くあります。YouTubeの4K動画視聴やZoom会議、オンラインゲームといった高負荷な通信でも問題なく対応できます。

2. 月額2,970円で30GB使える高コスパ

ahamoの通常プランでは、月額2,970円で30GBの大容量が利用できます。これは他の格安SIMと比較しても破格の内容であり、同等のデータ容量を他社で契約しようとすると4,000円〜5,000円程度になることもあります。

加えて、110GB使える「大盛りオプション」も月額4,950円と非常に安く、動画視聴やテザリングを多用するヘビーユーザーにとっても魅力的なプラン構成となっています。データ量を多く使いたい人にとっては、料金と容量のバランスが取れた非常にコスパの高い選択肢です。

3. 国内通話5分かけ放題が標準搭載

ahamoでは、どのプランにも「国内通話5分無料」が標準で含まれています。これにより、ちょっとした連絡や確認の電話で通話料を気にする必要がなくなります。

通話時間が長くなる人は、月額1,100円の「かけ放題オプション」を追加すれば、通話時間の制限なく電話がかけられるため、用途に応じた柔軟な選択が可能です。

4. 海外でも追加料金なしで使える

ahamoは海外91の国と地域で、追加料金なしでそのまま日本と同じように30GBまでデータ通信が利用できます。これは大手キャリアの中でも非常に珍しい仕様で、海外旅行や出張が多い方には大きなメリットです。

15日を超えると速度制限がかかる制限はあるものの、短期滞在なら特別な設定や追加SIMを用意する必要がないため、余計な手間がかかりません。

5. 契約期間の縛りなし・解約金なし

ahamoは最低利用期間の制限がなく、いつでも無料で解約できます。ドコモや他の大手キャリアによくある「2年契約」「違約金」といった縛りが一切ないため、気軽に乗り換えたり、試してみたりすることが可能です。

試しに使ってみて合わなければすぐ解約できるという気軽さも、ahamoを選ぶ理由のひとつになるでしょう。

6. eSIM対応で即日開通も可能

ahamoはeSIMにも対応しており、物理SIMを郵送で受け取る必要がないため、最短1時間程度で開通が完了します。急ぎでスマホを使いたいときや、海外滞在中にすぐ利用を開始したいときにも便利です。

特に、スマホに詳しい人やサブ回線としてeSIMを活用したい人にとっては、導入の手軽さも魅力のひとつです。

7. 支払い方法が豊富で柔軟

多くの格安SIMではクレジットカード支払いに限定されがちですが、ahamoでは「口座振替」にも対応しています。クレジットカードを持っていない方でも契約しやすく、家計管理をしやすい支払い方法を選ぶことができます。

また、dポイントが貯まる・使えるため、ドコモ経済圏に属している方にとってもお得に利用しやすい環境が整っています。

ahamoには対面サポートの不足やプランの選択肢の少なさといった課題もありますが、それらを上回るほどのメリットを持っています。特に「通信品質」「料金の安さ」「通話のしやすさ」「海外利用の利便性」といった点で他社をリードしており、月に30GB前後使うユーザーには非常におすすめできる選択肢です。

まとめ|デメリットが気になるなら他の選択肢も視野に

ahamoは「30GBまたは110GBの大容量データを手頃な価格で使いたい」「ドコモ品質の通信をそのまま維持したい」という方には最適な選択肢です。しかしその一方で、料金プランの柔軟性のなさ、対面サポートの少なさ、留守番電話やキャリアメールといった基本機能の省略など、万人にとって使いやすいとは言えない側面もあります。

特に、データ使用量が10GB未満の方や長電話をする方、スマホやネットの操作に不安がある方にとっては、ahamoの仕様はむしろ不便で、毎月の支払額も結果的に割高になるケースがあります。加えて、サポートがWebチャット中心であったり、ドコモ以外のスマホではSIMロック解除や動作確認が必要になる点も、ITに不慣れな方にとっては大きなハードルです。

このような不安や不満を感じる場合は、無理にahamoにこだわる必要はありません。たとえば「楽天モバイル」なら、1GB〜無制限の段階制プランで使った分だけ支払える柔軟性があり、通話も専用アプリでかけ放題です。さらに全国に実店舗があり、直接サポートを受けることも可能です。

また「IIJmio」は月額550円から利用できる超低容量プランをはじめとして、使い方に応じた細かなプランが豊富に用意されています。必要な分だけ選べるため、毎月の支払いを最小限に抑えたい方に最適です。データ繰り越しやeSIM対応もあり、サブ回線や節約目的でも無駄がありません。

ahamoは非常にバランスの取れたサービスですが、全員にとって最良の選択肢とは限りません。自分の通信スタイルやサポートへの不安、通話の頻度などに合わせて、本当に納得できるプランを選ぶことが、後悔のない契約につながります。デメリットが気になるときこそ、他の選択肢も視野に入れて、自分にぴったり合った通信サービスを見つけましょう。

19位

ahamo

NTTドコモ

サービス名ahamo
最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通信速度の速さ4.87
月1GB利用時の安さ1.00
月3GB利用時の安さ1.00
月10GB利用時の安さ1.00
月20GB利用時の安さ1.10
月50GB利用時の安さ2.84
機能の多さ3.36
総合2.17

ahamoがおすすめの理由

ahamoがおすすめの理由は「ドコモ回線を利用しているため通信が安定している点」「シンプルな料金プランで大容量データが利用できる点」です。

ahamoは、大手キャリアのドコモ回線をそのまま利用できるため、通信の安定性が高く、混雑する時間帯でも速度が落ちにくい点が大きな魅力です。特に、昼休みや通勤時間帯でも快適に利用できるため、動画視聴やSNSの利用が多い人にも適しています。さらに、全国どこでもドコモの広いエリアで通信可能で、山間部や地方でも電波がつながりやすい点もメリットです。

料金プランはシンプルで、月30GBまで2,970円という価格設定になっており、大容量データを使いたい人に最適です。さらに、追加料金を支払うことで110GBまで利用できる「大盛りオプション」も用意されているため、データ使用量が多い人にとってコストパフォーマンスの良い選択肢となります。また、5分以内の国内通話が無料で利用できるため、短時間の通話が多い人にとっては追加料金なしで利用できる点も魅力的です。

デメリットは、小容量プランがないため、データ通信をあまり利用しない人には向かない点です。最低でも30GBのプランとなるため、データをあまり使わない人にとっては割高に感じる可能性があります。また、基本的にオンライン専用のサービスであるため、申し込みやサポートはWebやアプリ経由で行う必要があります。ドコモショップでの対面サポートを受ける場合は、1回3,300円の手数料がかかるため、店舗でのサポートを重視する人には不向きです。

総じて、ahamoは通信の安定性と大容量データを求める人にとって優れた選択肢であり、コストを抑えつつ快適なモバイル環境を手に入れたい人におすすめの格安SIMです。

最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)646.5Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)594.0Mbps
問い合わせ方法チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題(プランに付帯)、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円
テザリング可能
支払方法口座振替、クレジットカード
追加データ料金1GB:550円/80GB:1,980円
速度制限時の最大速度1Mbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり△(有料)
海外利用可能
Apple Watchプラン対応