AdGuard VPNの評判は?AdGuard VPN(アドガードVPN)の実際の使用感やメリット・デメリット

AdGuard VPNとは?

AdGuard VPNは、プライバシー保護や広告ブロックで知られるAdGuard社が提供するVPNサービスです。開発元のAdGuard Software Limitedは2009年に設立され、これまでに広告ブロッカーやトラッキング防止ツールなど多数のセキュリティ製品を展開してきました。AdGuard VPNはその流れを受け、より広範なオンライン保護を目的に2021年にリリースされました。

このVPNの大きな特徴は、広告ブロック機能との親和性の高さにあります。AdGuard広告ブロッカーとの連携が可能で、VPNを通じて安全な通信を行いながら、迷惑な広告やトラッキングを同時に排除する仕組みが構築されています。単にIPアドレスを隠すだけでなく、ウェブ体験そのものを快適にする機能が統合されている点が、他のVPNサービスとは異なるポイントです。

さらに、ユーザーの使いやすさも重視されています。設定画面はシンプルで直感的に操作でき、VPN初心者でも迷わず接続を行える設計です。また、WindowsやMac、iOS、Androidといった主要なOSに対応しており、複数のデバイスで同時に利用することも可能です。

運営元のAdGuard Software Limitedはキプロス共和国に本社を置いていますが、公式サイトやアプリは日本語に対応しており、国内ユーザーにとっても使いやすいサービス構成となっています。特に日本語によるサポートが整備されているため、困ったときも安心して対応を受けることができます。

セキュリティ面では、VPN接続が突然切れた場合に通信を遮断する「キルスイッチ」機能を搭載。これにより、意図せずVPN接続外で通信してしまうリスクを軽減できます。また、暗号化技術には業界標準であるAES-256を採用しており、情報漏洩のリスクも最小限に抑えられています。

AdGuard VPNは、単なるVPNサービスではなく、広告・追跡ブロックのノウハウを活かした総合的なオンラインプライバシー保護ツールとして評価されています。特に、セキュリティ対策やインターネットの使いやすさを重視するユーザーにとって、検討する価値のある選択肢と言えるでしょう。

AdGuard VPNの良い評判とメリット

広告ブロックとの高い連携性が便利

AdGuard VPNは、同じ開発元による「AdGuard広告ブロッカー」との連携により、VPN接続中でも広告やトラッキングを除去できるのが大きな特徴です。
Web閲覧中に表示される迷惑なバナー広告や、個人情報を追跡するスクリプトを自動でブロックしてくれるため、より快適で安全なインターネット環境を構築できます。プライバシー保護を重視するユーザーから高く評価されています。

無料プランで気軽に試せる

初めてVPNを利用する方にとって、無料で使えるプランがあるのは大きな安心材料です。AdGuard VPNでは、月間3GBまでの通信量であれば無料で利用できます。
SNSやウェブ閲覧などの軽めの用途であれば十分で、セキュリティの低い公共Wi-Fi環境でも安全に通信を行うことが可能です。

設定がシンプルで初心者にも優しい

AdGuard VPNのアプリはシンプルなインターフェース設計になっており、ITに不慣れな方でも直感的に操作できます。
「VPN接続=難しい」というイメージを持っている方でも、数タップで接続が完了するため、迷わず使い始められるのが魅力です。

また、主要なOS(Windows・Mac・iOS・Android)に対応しており、スマホとパソコンを併用している人でもスムーズに利用できます。

同時接続台数が多く家族でも使いやすい

有料プランでは、最大10台までの端末を同時に接続することができます。
自分のスマートフォンやPCはもちろん、家族のデバイスでも一つの契約で利用できるため、コストパフォーマンスに優れています。

サポート体制が充実していて安心

何かトラブルがあった際には、日本語でのメールサポートが24時間365日対応しています。
時間帯を気にせず問い合わせできるため、急なトラブルでも安心です。
また、公式サイトのFAQやナレッジベースも充実しており、よくある疑問にはすぐに答えを見つけられる点も高評価です。

運営元の対応が丁寧で信頼できる

AdGuard VPNは、ユーザーからの口コミや不具合報告に対して、運営元が丁寧に対応している点も評価されています。
アプリストアなどで見られる開発者からの返信も一つ一つ丁寧で、改善要望が反映された例も多くあります。
こうした姿勢から、安心して長期的に使えるVPNサービスと感じているユーザーも少なくありません。

これらのポイントから、AdGuard VPNは「広告ブロック機能付きVPNを試してみたい」「使いやすくて安全なVPNがほしい」という方にとって、非常にメリットの多い選択肢といえます。

AdGuard VPNの悪い評判とデメリット

通信速度が不安定になるケースがある

AdGuard VPNを利用しているユーザーからは、通信速度に関する不満の声が一定数見られます。特に、無料プランや混雑時には接続が遅くなるといった報告があり、動画視聴や大容量ファイルのダウンロードには向かないと感じるユーザーもいます。高速回線を求める用途では不便に感じることがあるかもしれません。

また、地域によってはサーバー数が限られているため、接続先によって速度にばらつきが出ることもあります。安定した通信環境を重視する方には、ストレスを感じる可能性があります。

ロケーションの誤認識で別の国に接続されることがある

VPNのロケーション設定を「日本」にしているにもかかわらず、実際には別の国(例:ルーマニア)を経由して通信されていたという報告があります。これにより、接続先のサービスから不正アクセスと判断され、ログイン制限がかかるといったトラブルにつながる可能性もあります。

この問題は開発元により改善が進められているとされていますが、完全に解消されたとは言い切れず、一部ユーザーの間で現在も発生しているようです。

一部アプリとの相性に難がある

Discordや一部のゲームアプリなど、特定のサービスとAdGuard VPNの相性が悪く、正常に動作しないことがあります。たとえば、VPNを有効にしているとボイスチャットが聞こえなくなる、映像配信が再生されないといった不具合が確認されています。

このようなケースでは、対象のアプリをVPNの例外リストに登録することで解決できる場合もありますが、設定に慣れていない方にとってはややハードルが高く感じられるでしょう。

退会後に届くメールが多く感じられることがある

AdGuard VPNを退会した後でも、プロモーションメールや再ログインを促す案内が届くことがあります。内容が英語や不自然な日本語で書かれている場合もあり、不快に感じるという声もあります。

メール内のリンクから配信停止手続きを行うことで対処可能ですが、初めて利用する方にはわかりづらいと感じられる場合があります。こうした点が、運営側の信頼性に疑問を持つ一因になることもあります。

AdGuard VPNは多くのメリットを持つ一方で、通信速度や一部アプリとの相性、退会後のフォロー体制に課題が見られる点は理解しておく必要があります。特にITに不慣れな方にとっては、問題が発生した際にすぐ対処できるかどうかが選定の大きなポイントになるでしょう。

AdGuard VPNの料金プランと無料版の制限

有料プランの料金と内容

AdGuard VPNでは、契約期間ごとに3つの料金プランが用意されています。短期的に試したい人から、コストを抑えて長期間使いたい人まで、ニーズに応じて選べるのが特徴です。

  • 1ヶ月プラン:月額約1,630円($11.99)
  • 1年プラン:月額約542円($3.99)※年額 約6,504円
  • 2年プラン:月額約406円($2.99)※2年で約9,744円

長期プランほど割引率が高く、コストパフォーマンスを重視する場合は2年プランがもっともお得です。いずれのプランも最大10台までの同時接続が可能で、速度制限もなくすべてのサーバーにアクセスできます。

無料プランの利用条件と制限

AdGuard VPNには無料プランもあり、初めてVPNを使う人が操作感や動作を試すには十分な内容となっています。ただし、いくつかの制限があるため、用途によっては物足りなさを感じる可能性もあります。

  • 月間通信容量:3GBまで
  • 同時接続可能端末:最大2台
  • 利用できるサーバー:一部地域に限定
  • 通信速度:最大20Mbpsまでに制限

ウェブの閲覧やSNS利用といった軽い用途であれば問題ありませんが、動画視聴や大容量ファイルの送受信には制限が影響します。特に速度と接続先の自由度を重視する場合は、有料版への移行を検討した方が良いでしょう。

返金保証と注意点

有料プランには30日間の全額返金保証が付いています。購入後に使い勝手や速度に満足できなかった場合でも、期間内であれば返金依頼が可能です。ただし、返金を希望する場合は公式サイトのサポートページから手続きを行う必要があり、決済方法や返金対象条件によっては一部対応できないケースもあります。

料金や制限内容は為替変動やキャンペーンなどにより変わる場合があるため、契約前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。

AdGuard VPNの料金体系はシンプルで分かりやすく、無料版から気軽に試すことができるのが魅力です。コストを抑えつつも、安全なインターネット環境を実現したい方にとって、有力な選択肢の一つとなるでしょう。

他の主要VPNサービスとの比較

VPNを選ぶ際には、自分の使い方に合ったサービスを見極めることが重要です。ここでは、AdGuard VPNと人気の高い3つの主要VPNサービス「NordVPN」「Surfshark」「MillenVPN」を比較し、各サービスの強みと注意点を整理します。

通信速度と安定性

  • NordVPN:業界トップクラスの通信速度を誇ります。独自プロトコル「NordLynx」を採用しており、動画視聴やゲームも快適に利用できます。
  • Surfshark:高速な通信が可能で、同時接続数が無制限でも安定性を保っています。
  • MillenVPN:日本国内に特化したサーバー構成で、国内利用には強みがあります。速度は平均的です。
  • AdGuard VPN:通常利用には問題ないレベルですが、混雑時や一部ロケーションでの速度低下が指摘されています。

サマリー

  • NordVPN:通信速度重視ならこれ一択
  • Surfshark:高速かつ安定、同時接続の多さでも優秀
  • MillenVPN:国内利用に安定した選択肢
  • AdGuard VPN:軽い用途向け。混雑時は注意

価格とコストパフォーマンス

  • NordVPN:2年プランで月額約500円。セール期間中はさらに割引があり、長期利用でのコスパは高いです。
  • Surfshark:2年契約時は月額300円台と、コスト面で非常に優秀です。
  • MillenVPN:日本企業が提供しており、1年プランで月額500円台。国内サポート付きで安心感があります。
  • AdGuard VPN:2年プランで月額約406円。広告ブロック機能も付いてこの価格は良心的です。

サマリー

  • NordVPN:機能に対してコストバランスが良好
  • Surfshark:最安級の価格でフル機能が魅力
  • MillenVPN:日本語サポート付きで安心感あり
  • AdGuard VPN:広告対策付きでコスパ良好

セキュリティ機能とプライバシー保護

  • NordVPN:AES-256暗号化、キルスイッチ、マルウェア対策など豊富な保護機能を標準搭載。
  • Surfshark:広告・トラッカー・マルウェアのブロック機能を備え、個人情報保護にも注力。
  • MillenVPN:暗号化やノーログポリシーを明確に掲げ、安全性を重視した設計。
  • AdGuard VPN:AES-256暗号化に加え、独自の「AdGuardプロトコル」によりトラッキング対策を強化。広告ブロック機能が統合されている点は他社にない特長です。

サマリー

  • NordVPN:セキュリティ対策が万全で信頼性が高い
  • Surfshark:広告ブロック付きで情報保護にも強い
  • MillenVPN:基本機能を丁寧に押さえた設計
  • AdGuard VPN:広告と追跡ブロックに特化した独自仕様

同時接続台数

  • NordVPN:最大10台まで接続可能
  • Surfshark:無制限の同時接続に対応
  • MillenVPN:最大10台
  • AdGuard VPN:有料版で最大10台まで対応。無料版は2台まで

サマリー

  • NordVPN:家庭内の複数端末に十分対応
  • Surfshark:制限なしで大家族や複数端末に最適
  • MillenVPN:一般的な利用には問題なし
  • AdGuard VPN:有料なら十分、無料は最小構成

サポート体制と使いやすさ

  • NordVPN/Surfshark:24時間年中無休のチャット対応で、初心者でも安心です。
  • MillenVPN:日本語での問い合わせに対応。平日営業時間内のサポート提供。
  • AdGuard VPN:24時間メールサポート対応。日本語対応あり。ただしチャットサポートはなし。

サマリー

  • NordVPN/Surfshark:いつでもすぐ相談できる体制
  • MillenVPN:日本語での手厚いサポートが魅力
  • AdGuard VPN:時間を気にせず問い合わせ可能だが返信は即時ではない

主要VPNサービス比較表(2025年版)

項目AdGuard VPNNordVPNSurfsharkMillenVPN
通信速度普通(混雑時に低下あり)非常に高速高速普通(国内特化)
価格(月額/2年契約)約406円約500円約308円〜約360円〜
セキュリティ機能AES-256+広告ブロックAES-256+マルウェア対策AES-256+広告・追跡対策AES-256
同時接続台数最大10台(無料版は2台)最大10台無制限最大10台
日本語サポートメール24時間チャット24時間チャット24時間平日10時〜18時
広告ブロック機能あり(標準搭載)ありありなし
無料プランあり(月3GBまで)なしなしなし
返金保証30日間30日間30日間30日間

自分にとって重要なのが「価格」なのか「速度」なのか「セキュリティ」なのかを見極めることで、最適なVPNを選ぶことができます。AdGuard VPNは広告ブロック重視の方に、NordVPNは高速かつ万全のセキュリティを求める方に、Surfsharkは価格と利便性のバランスを求める方に適しています。MillenVPNは日本語サポートを重視する国内ユーザーにとって心強い選択肢です。

VPN・VPNアプリ・VPNサービス比較

順位サービス名運営会社ポイント本拠地月額料金最低価格年額料金最低価格無料体験VPNサーバー台数VPNサーバー設置国数対応OS同時接続台数ノーログポリシーサポート日本語対応月額料金の安さ年額料金の安さVPNサーバー台数VPNサーバー設置国数セキュリティの充実総合公式
1位NordVPNNordVPN圧倒的なサーバー台数・サーバー設置国の多さで安定・高速通信パナマ1960円10350円○30日間6327台以上111カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOSベーシック:6(プラスワン:10、コンプリート:無制限)ライブチャット、メール1.852.583.044.803.733.20公式サイト
2位MillenVPNアズポケット日本国産のVPNで使い勝手抜群。月額396円と料金も激安日本1738円7128円○30日間1300台以上72カ国Windows、macOS、Android、iOS10台メール2.393.601.412.892.792.62公式サイト
3位SurfsharkSurfsharkセキュリティ機能が充実。サーバー台数も多く通信は安定オランダ2308円5856円○30日間3200台以上100カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge、tvOS無制限ライブチャット、メール1.003.992.074.245.003.26公式サイト
4位PIAPrivate Internet Access業界1位、2位を争うサーバー台数で高速通信。料金も格安アメリカ1304円4359円○30日間30000台以上91カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge無制限ライブチャット、メール3.304.445.003.783.013.90公式サイト
5位ExpressVPNExpressVPN無制限のプレミアム帯域による高速通信。ルーター利用のVPNが可能英領ヴァージン諸島1943円14976円○30日間3000台以上105カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox、Edge8台ライブチャット、メール1.891.002.004.493.012.48公式サイト
6位CyberGhostCyberGhost S.R.L.高速通信にこだわったVPNサービス。115カ国にサーバー設置し、高速通信が可能ルーマニア1790円12000円○45日間6800台以上115カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Amazon7台ライブチャット2.272.023.085.002.853.04公式サイト
7位PureVPNPureVPN20Gbpsの高速通信が可能。料金も安くコスパ良し香港1643円6732円○31日間6500台以上70カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome、Firefox10台ライブチャット、メール2.633.723.052.822.853.02公式サイト
8位Glocal VPNグローカルネット日本国産のVPN。目的によってプランが選べる。中小企業利用も可能日本990円9350円○7日間100台以上15カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS1台メール3.812.931.001.151.502.08公式サイト
9位セカイVPNインターリンク日本国産のVPN。設定がほぼ不要のセカイブラウザが利用可能日本1100円13200円○最大2カ月10カ国Windows、macOS、Android、iOS、Chrome3台メール3.631.611.001.001.001.65公式サイト
10位RAKULINKDIRECT PROVIDER年間契約なら費用が安い。お得なキャンペーンがあるモンゴル1950円14400円○1週間Windows、macOS、Android、iOS、Amazon、ルーター1台メール1.871.201.001.001.501.32公式サイト
11位スイカVPNMAJ Tech日本国産のVPNサービス。土日祝日対応、同時接続数50台と多い日本1097円11258円○30日間45カ国Windows、macOS、Android、iOS50台メール3.632.271.002.061.792.15公式サイト
12位Proton VPN PlusProton AG10GbpsサーバーとVPN Acceleratorで高速接続スイス823円9880円○30日間4461台以上91カ国Windows、macOS、Linux、Android、iOS、Chrome10台メール4.072.742.513.782.183.06公式サイト
13位IPVanishIPVanishWireGuardで高速接続。同時接続数も無制限で使い勝手が良いアメリカ1949円5999円○30日間2400台以上90カ国Windows、macOS、Android、iOS、Chrome、Amazon、ルーター無制限ライブチャット、メール、電話1.883.951.793.732.462.76公式サイト
14位VyprVPNCertida信頼性抜群のVPNサービス。中国、ロシアも対応可能スイス1500円9000円○30日間700台以上70カ国Windows、macOS、Android、iOS5台ライブチャット、メール2.973.041.212.823.062.62公式サイト

AdGuard VPNの利用が向いている人・向かない人

AdGuard VPNは特徴的な機能を持つ反面、すべてのユーザーに最適とは限りません。ここでは、どのような方に向いているか、またどんな人には合わないかを具体的に解説します。

向いている人

公共Wi-Fiでの通信に不安を感じている人

外出先でカフェやホテルの無料Wi-Fiを使うことが多い方には、AdGuard VPNの暗号化機能が大きな安心材料になります。悪意のある第三者からの盗聴や不正アクセスを防ぐための基礎的なセキュリティ対策として、有効に機能します。

  • 公共Wi-Fiでも安全に通信できる
  • 個人情報の漏洩リスクを軽減できる

広告表示にストレスを感じる人

広告ブロック機能が統合されているため、バナー広告や追跡スクリプトを自動で除去してくれます。ウェブ閲覧のストレスを減らしたい方、特にセキュリティ意識の高い方に適しています。

  • 迷惑な広告を非表示にできる
  • 個人データの追跡を防止できる

ITに不慣れな初心者

設定画面がシンプルで、操作も直感的。VPN初心者でも数タップで接続が可能なため、ITが苦手な方でも安心して使い始められます。

  • 設定が簡単で操作しやすい
  • 専門用語が少なくて分かりやすい

少ないデバイスで軽く使いたい人

無料プランでも月3GBまで通信でき、同時に2台まで接続可能です。スマホやノートパソコンだけの利用など、ライトユーザーにとってはコストゼロでVPNの保護を体験できます。

  • 無料でVPNの恩恵を実感できる
  • SNSや軽いブラウジングに向いている

家族でVPNを使いたい人

有料版では10台まで同時接続可能なため、自宅の複数端末にインストールしても追加料金は不要です。家族全員での利用にも適しています。

  • コストを抑えて複数人で使える
  • 家族のネット環境も安全に守れる

向かない人

通信速度を重視する人

動画のストリーミングやオンラインゲーム、大容量ファイルのダウンロードなど、高速通信が必要な用途では不満を感じる可能性があります。特に混雑時や一部サーバーでは速度が不安定になる傾向があります。

  • 動画が止まる、読み込みが遅いと感じやすい
  • 通信品質の一貫性を求める人には不向き

VPNを使いながら特定アプリを使いたい人

Discordなど一部アプリケーションとの相性が悪く、正常に動作しないことがあります。ゲームやライブ配信などを頻繁に行う方は、利用前に事前確認が必要です。

  • ボイスチャットや配信機能に不具合が出る可能性あり
  • アプリによってはVPNを切断しないと使えないこともある

常に正確なロケーションが必要な人

接続設定を「日本」にしても、まれにルーマニアなど別の国に接続される不具合が報告されています。IPアドレスの地域に厳しい制限のあるサービスを利用している方にとっては、問題となるケースがあります。

  • ログインエラーやアクセス拒否のリスクがある
  • IP制限のあるサービスをよく使う人には不便

セールスメールや通知が気になる人

退会後もプロモーションメールが届くことがあり、一部ユーザーからは「しつこい」と感じられています。メールの配信解除設定もややわかりにくく、気になる方にはストレスになるかもしれません。

  • 不要な通知が多いと感じやすい
  • 英語や不自然な日本語のメールに戸惑うことも

AdGuard VPNは、広告ブロックと簡単操作を重視した設計が特徴のVPNです。軽い用途でセキュリティを高めたい人、初心者や家族で使いたい人には向いています。一方で、高速性やアプリとの互換性を重視するヘビーユーザーには、他のVPNサービスのほうが適している可能性があります。利用目的や重視したい点を明確にした上で、自分に合ったサービスかどうかを見極めることが大切です。

AdGuard VPNの始め方・使い方ガイド

AdGuard VPNは、インストールから利用までの操作が非常にシンプルで、VPN初心者でも迷わず使い始めることができます。ここでは、無料版の試し方から、スマホ・PCそれぞれのインストール手順、基本的な設定画面の使い方までを解説します。

無料版を試す方法

AdGuard VPNには月3GBまで使える無料プランが用意されています。有料契約の前に動作確認したい方や、軽めの用途で使いたい方にとって最適な選択肢です。

  1. 公式サイト(https://adguard-vpn.com)にアクセス
  2. 対応端末(Windows/Mac/Android/iOS)の中から使用するデバイスを選択
  3. ダウンロードボタンをクリックしてアプリを取得
  4. インストール後、無料アカウントを作成
  5. ログインすれば、無料プランが即時利用可能
  • 無料で試せるため、リスクなし
  • 月3GB/最大20Mbpsで制限あり
  • 同時接続は2台まで

インストールと接続の流れ(スマホ編)

AdGuard VPNアプリは、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playからダウンロード可能です。

  1. App StoreまたはGoogle Playで「AdGuard VPN」と検索
  2. アプリをインストール
  3. 初回起動後、メールアドレスとパスワードでアカウント作成
  4. メール認証を済ませてログイン
  5. アプリ内の「接続」ボタンをタップ
  6. 国や地域を選んで接続すればVPNが有効化
  • アプリデザインが直感的で迷わない
  • 地域選択は一覧からワンタップで選べる
  • VPN接続中は通知バーにアイコンが表示される

インストールと接続の流れ(PC編)

WindowsやMacでも手順は簡単です。以下の流れで設定できます。

  1. AdGuard VPNの公式サイトからPC版をダウンロード
  2. ダウンロードしたファイルを開いてインストール
  3. インストール後、アプリを起動
  4. メールアドレスでログインまたは新規登録
  5. メイン画面の「接続」ボタンをクリック
  6. 接続したい国を選ぶだけでVPN接続が開始
  • Windows/Macの両方に対応
  • タスクバーのアイコンで接続状況を確認できる
  • セキュリティ設定や広告ブロックのON/OFFもアプリ内で調整可能

設定画面の基本操作

AdGuard VPNは、ITに不慣れな方でも扱いやすいように設計されています。特に注目すべき設定項目を紹介します。

接続モード(VPNプロトコル)

  • 「通常モード」か「スマートモード」を選択可能
  • スマートモードでは特定のアプリやサイトのみVPNを適用対象にできる
  • 動作が不安定なアプリを除外するのに便利

ホワイトリスト/除外リスト

  • VPNの影響を受けさせたくないアプリやWebサイトを登録できる
  • たとえば、銀行サイトや特定のゲームなどは除外しておくとトラブル回避に有効

起動時に自動接続

  • デバイス起動時に自動でVPN接続を開始する設定が可能
  • 公共Wi-Fiの使用が多い人におすすめ

Kill Switch(キルスイッチ)

  • VPN接続が切れたときに自動的にインターネット通信を遮断する安全機能
  • ONにしておくことで、VPN未接続状態での情報漏えいを防止できる

AdGuard VPNは、アプリの設計が非常に分かりやすく、複雑な操作や専門知識がなくても、誰でも簡単にVPNの保護を体験できます。無料プランで気軽に始められるため、まずはスマホかPCどちらか1台で試してみるのがおすすめです。

よくある質問(FAQ)

Q:AdGuard VPNはどのような通信をブロックしますか?
AdGuard VPNは、広告やトラッキングスクリプト、悪質なWebサイトなどをブロックする機能を搭載しています。AdGuard独自のプロトコルを利用することで、一般的なVPNでは対応できないレベルの広告・追跡防止も可能です。ただし、ブロック対象は設定画面からカスタマイズできるため、意図しないサイトのブロックを防ぐことも可能です。

Q:AdGuard VPNは日本国内から利用しても大丈夫ですか?
問題なく利用できます。アプリ・公式サイトともに日本語に対応しており、日本国内のサーバーも用意されています。日本の動画サービスやSNSも通常通り利用可能ですが、ごくまれにロケーション誤認識が発生し、別の国(例:ルーマニア)からのアクセスと判断されることがあります。その際は、接続先を手動で再設定することで対処できます。

Q:AdGuard VPNの無料プランだけで十分でしょうか?
使用目的によります。軽いSNS閲覧やニュースチェック、公衆Wi-Fi利用時の通信保護程度であれば、無料プラン(月3GB・最大2台接続)でも十分です。一方で、動画視聴や大容量ファイルのやりとり、複数端末での長時間利用を考えている場合は、有料プランに切り替えることで通信量や速度の制限を回避できます。

Q:退会後のメールが多いという声がありますが対処できますか?
はい、可能です。退会後に届くプロモーションメールや通知は、メール内の配信停止リンクから簡単に解除することができます。初期設定ではメール通知が有効になっているため、必要がなければ早めにオプトアウト設定を行うと安心です。なお、AdGuardはメールアドレスを第三者に提供しないと明言しており、セキュリティ面の心配は不要です。

Q:VPN利用中に一部アプリが正常に動作しないことはありますか?
はい、一部のアプリ(例:Discordのライブ配信や特定のゲームなど)では、VPNとの相性により通信が遮断されたり、機能が制限されたりすることがあります。そうした場合は、AdGuard VPNの「スマートモード」機能を使って、そのアプリをVPNの対象外に設定することで解決できることが多いです。

Q:通信速度が遅くなるのは無料版だからですか?
無料プランでは最大20Mbpsに速度が制限されているため、体感的に遅く感じることがあります。また、有料プランであってもサーバーが混雑している時間帯や地域によっては速度が落ちる場合があります。安定した速度を求める場合は、比較的空いているサーバーを選ぶことで改善が見込めます。

Q:AdGuard VPNはログを保存しますか?
AdGuard VPNは、ユーザーのオンライン活動を記録しない「ノーログポリシー」を明確に掲げています。これは、利用者のプライバシーを重視する姿勢の現れであり、セキュリティ意識の高いユーザーからも信頼を得ています。

Q:AdGuard VPNはどのデバイスで使えますか?
Windows、Mac、iOS、Androidといった主要OSに対応しています。有料プランでは最大10台まで同時接続が可能なため、自分のスマホやPCに加えて、家族のデバイスでも活用できます。設定もシンプルなため、複数端末の管理も手間なく行えます。

AdGuard VPNは、ITに不慣れな方でも安心して利用できる設計が特徴です。初めてのVPN利用で不安な場合でも、このFAQを参考にしながら進めることで、スムーズに使いこなせるようになります。

まとめ:AdGuard VPNは安心して使える?

AdGuard VPNは、広告ブロック機能との高い連携性やシンプルな操作性により、ITに不慣れな方でも扱いやすいVPNサービスです。特に、「無料で試せる」「日本語サポートがある」「家族での利用にも対応」など、初心者向けの安心ポイントがしっかりと押さえられています。

口コミや評判を見ても、プライバシー保護や広告対策に対する満足度は高く、公共Wi-Fiでの安全な通信や、ストレスのないウェブ閲覧環境を求めているユーザーにとって、実用性のあるサービスであることがわかります。

一方で、通信速度の不安定さや、一部アプリとの相性、ロケーション誤認識などの課題があるのも事実です。こうした点に不安がある場合は、有料プランの30日返金保証を活用して、自身の利用環境との相性を確認するのがおすすめです。

全体として、AdGuard VPNは「セキュリティを強化したいが、難しい操作には不安がある」「広告や追跡にストレスを感じる」といったユーザーにとって非常に相性が良く、安心して利用できる選択肢と言えます。コストを抑えつつも、必要十分な保護機能を備えているため、VPNデビューにも最適なサービスです。