ahamo(アハモ)を海外で使う方法。設定手順・料金・高額請求回避のポイント

目次

ahamoを海外で使う前に知っておくべきポイント

ahamoの海外ローミングサービスとは?

ahamoはNTTドコモが提供する格安プランの一つで、海外でも追加料金なしでデータ通信が利用できるローミングサービスを提供しています。

国内で契約したプランのまま、対象の国や地域でインターネットが使えるため、海外でSIMカードを購入したり、Wi-Fiルーターをレンタルしたりする手間が省けます。ahamoの海外ローミングはデータ通信のみ利用可能で、音声通話やSMSの送受信には別途料金が発生する点に注意が必要です。

海外で利用できる国とエリア

ahamoは91の国と地域で利用可能で、日本人の渡航先の約98%をカバーしています。主要な旅行先であるアメリカ、ハワイ、韓国、タイ、台湾、シンガポールなどの観光・ビジネスで訪れることが多い国では問題なく利用できます。ただし、一部の国や地域ではahamoのローミングサービスが提供されていないため、旅行前に対応エリアを公式サイトで確認することが重要です。例えば、パラオやモルディブなどのリゾート地では利用できない場合があるため、代替手段を検討する必要があります。

料金とデータ容量

ahamoの海外ローミングは、追加料金なしで国内と同じ30GBまで利用できます。ただし、この30GBは国内と海外で合算の上限となっており、国内で大量のデータを消費した後に渡航すると、海外で使えるデータ量が減ってしまう可能性があります。もしデータ容量を超過すると、通信速度が最大1Mbpsに制限されます。また、「大盛りオプション」に加入していても、海外で利用できるのは最大30GBまでとなるため、長期滞在や大容量通信を予定している場合は、eSIMや海外用Wi-Fiの活用も検討するとよいでしょう。

海外利用時の速度制限

ahamoでは、海外でのデータ通信を開始した日から15日が経過すると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。この制限は、利用可能データ量を追加購入しても解除されず、日本に帰国しデータ通信を行うまで続きます。そのため、海外で15日以上滞在する場合は、現地のSIMカードやeSIMを準備しておくと、通信環境の確保が容易になります。特に、長期間の出張や留学を予定している場合は、ahamoだけに頼らず、事前に別の通信手段を用意するのが賢明です。

通話やSMSの料金

海外ローミングでは、データ通信は無料で利用できますが、通話やSMSには別途料金が発生します。通話料金は国ごとに異なりますが、例えばアメリカ本土では日本への発信が1分あたり140円、着信が1分あたり175円と高額です。SMSの送信は1通あたり100円かかり、受信は無料です。これらのコストを抑えるためには、LINEやSkypeなどの無料通話アプリを活用するのが有効です。Wi-Fi環境が整っている場所では、モバイルデータ通信を使わずにWi-Fi経由で通話やメッセージのやり取りを行うことで、コストを削減できます。

ahamoが海外で繋がらない場合の対処法

海外でahamoが繋がらない場合は、以下の方法を試すことで解決できる場合があります。

  • 通信設定の確認: データローミングがオンになっているか、機内モードがオフになっているかをチェックする。
  • スマホの再起動: 一時的な通信不具合は再起動で解消されることが多い。
  • 電波の良い場所へ移動: 建物の内部や地下では電波が届きにくいため、屋外や高層階へ移動してみる。
  • データ上限の確認: 30GBを超過していないか、15日間の制限が適用されていないかを確認する。

ahamoを海外で使う際に準備すべきこと

海外でahamoをスムーズに使うために、以下の準備を行っておくと安心です。

  • 事前に対応国を確認: 渡航先がahamoのローミング対象国かどうかを公式サイトでチェックする。
  • データ使用量の管理: 旅行前に国内でのデータ使用量を確認し、30GBを超えないよう調整する。
  • 通話・SMSの代替手段を用意: LINEやWhatsAppなどの無料通話アプリをインストールし、家族や友人と事前に使い方を確認しておく。
  • 緊急時のサポート情報を確認: 海外でのトラブルに備え、ahamoのサポート窓口の連絡先をメモしておく。

これらのポイントを押さえておけば、ahamoを海外で快適に利用し、通信トラブルを最小限に抑えることができます。

ahamoの海外利用に必要な設定方法

iPhoneでの設定方法

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「モバイル通信」を選択
    メニューの中から「モバイル通信」をタップします。
  3. 「通信のオプション」を開く
    「通信のオプション」を選択し、現在の設定を確認します。
  4. 「データローミング」をオンにする
    データローミングがオフになっている場合は、スイッチをオンに切り替えます。
  5. ネットワーク選択を自動に設定
    「ネットワーク選択」の項目で「自動」を選択すると、現地の提携ネットワークに自動で接続できます。
  6. APN設定が必要な場合
    通信がうまくいかない場合は、設定→モバイル通信→モバイルデータ通信ネットワークでAPN設定を確認し、「spmode.ne.jp」に設定されていることを確認してください。
  7. スマホを再起動
    設定が完了したら、一度スマホを再起動すると通信が安定しやすくなります。

Androidでの設定方法

  1. 設定アプリを開く
    ホーム画面から「設定」アプリをタップします。
  2. 「ネットワークとインターネット」または「モバイルネットワーク」を開く
    機種によって名称が異なるため、「モバイルネットワーク」や「接続」などの項目を選びます。
  3. 「データローミング」をオンにする
    「データローミング」のスイッチをオンに切り替えます。オフのままだと海外でデータ通信が利用できません。
  4. APN設定の確認
    「アクセスポイント名(APN)」の項目を開き、「spmode.ne.jp」に設定されていることを確認します。
  5. ネットワークモードを「4G/5G優先」に設定
    一部の国では5Gが利用できないため、「4G/5G優先」または「LTE優先」に設定しておくと通信が安定しやすくなります。
  6. ネットワークの自動選択を有効にする
    「ネットワークの選択」で「自動」を選ぶことで、現地の通信会社の回線に自動で接続できます。
  7. スマホを再起動
    設定を反映させるため、最後にスマホを再起動します。

設定後の確認ポイント

  • インターネットが繋がるか確認
    設定後、ブラウザを開いてWebページが正常に表示されるかを確認します。
  • 機内モードがオフになっているかチェック
    機内モードがオンのままだと通信ができないため、オフに切り替えます。
  • 通信状況が不安定な場合は手動でネットワークを選択
    自動設定でも繋がらない場合は、ネットワーク選択を手動に切り替え、利用可能なキャリアを選択して接続を試みます。
  • データ通信ができない場合はAPN設定を再確認
    設定→モバイル通信→APN設定で「spmode.ne.jp」になっているか確認し、異なっている場合は手動で修正します。

設定が完了すれば、ahamoの海外ローミングをスムーズに利用できます。通信が安定しない場合は、一度端末を再起動し、手動でネットワークを切り替えることで改善することがあります。

ahamoを海外で使う際の注意点

15日以上の利用で速度制限がかかる

ahamoの海外ローミングは、日本時間のカウントで15日を超えて利用すると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。この速度では、テキストの送受信や簡単なWebページの閲覧はできるものの、動画視聴や地図アプリの利用には支障が出る可能性があります。

また、一度この制限がかかると、日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されません。長期滞在予定の方は、eSIMや現地SIMカードの利用も検討しましょう。

通話やSMSには追加料金が発生

データローミングは無料で利用できますが、通話やSMSの利用には追加料金がかかります。

  • 通話料金(例:アメリカの場合)
    • 日本への発信:140円/分
    • 現地への発信:125円/分
    • 着信:175円/分
  • SMS料金
    • 送信:100円/通
    • 受信は無料

これらの料金は利用する国によって異なるため、事前に確認しておくことをおすすめします。LINEやWhatsAppなどの無料通話アプリを活用することで、コストを抑えることができます。

一部の国では利用不可

ahamoの海外ローミングは91の国と地域で利用可能ですが、一部の国では使えません。例えば、パラオやモルディブ、アルゼンチンなどは非対応です。

渡航前にahamoの公式サイトで利用可能な国を確認し、対応していない場合は海外用Wi-Fiや現地SIMカードの利用を検討しましょう。

Wi-FiやeSIMとの併用も検討

長期滞在や通信量の多い方は、ahamoのローミングだけでなく、Wi-Fiスポットの活用やeSIMの導入もおすすめです。

  • ホテルやカフェのWi-Fiを活用
    公共Wi-Fiを使えば、データ消費を抑えられます。ただし、セキュリティリスクがあるため、VPNの利用を推奨します。
  • eSIMや現地SIMの利用
    ahamoのローミング制限(15日間・30GB上限)を回避するため、eSIMを契約して併用するのも有効です。eSIMなら、SIMカードの入れ替え不要で、渡航前に設定しておくことも可能です。

海外で快適にahamoを利用するためには、これらの注意点を理解し、必要に応じて代替手段を準備しておくと安心です。

ahamo海外利用で高額請求を回避する方法

通話やSMSを極力使わない

ahamoの海外ローミングはデータ通信が無料で利用できますが、音声通話やSMSの送受信には追加料金が発生します。例えば、アメリカから日本に電話をかけると1分あたり140円、着信の場合も1分あたり175円の料金がかかります。また、SMSの送信は1通あたり100円かかるため、頻繁に利用すると高額請求の原因になります。

対策

  • 通話アプリを活用
    通話が必要な場合は、LINE、Skype、WhatsApp、Google Meetなどの無料通話アプリを活用しましょう。これらのアプリを使えば、データ通信内で音声通話が可能となり、追加料金を防げます。
  • SMSの代替手段を利用
    メッセージのやり取りには、LINE、iMessage、WhatsApp、Telegramなどのインターネットメッセージアプリを使用することで、SMSの送信コストを削減できます。

Wi-Fiスポットを活用する

海外では、無料のWi-Fiスポットをうまく活用することでデータ消費を抑え、高額請求を避けることができます。特にホテル、カフェ、空港などではWi-Fiが提供されていることが多いため、利用可能な場所ではWi-Fiに接続し、ahamoのデータ通信を節約するのが賢明です。

対策

  • 公衆Wi-Fiを利用する
    ホテルやカフェのWi-Fiを積極的に活用し、動画視聴や大容量のデータ通信はWi-Fi環境下で行いましょう。
  • VPNを導入する
    公衆Wi-Fiのセキュリティは不安定な場合があるため、VPNを導入して通信を暗号化し、個人情報の漏えいを防ぐことをおすすめします。

使わない時はデータローミングをオフにする

海外滞在中、意図せずデータ通信を行ってしまうことが高額請求につながるケースもあります。特に、アプリのバックグラウンド通信や自動アップデートによって不要なデータ消費が発生する可能性があるため、不要なときはデータローミングをオフにしておくことが大切です。

対策

  • データローミングをオフに設定する 必要ないときは、設定からデータローミングをオフにしておくことで、不意なデータ通信を防げます。
    • iPhoneの場合:「設定」→「モバイル通信」→「通信のオプション」→「データローミングをオフ」
    • Androidの場合:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「データローミングをオフ」
  • アプリのバックグラウンド通信を制限する
    設定で、アプリごとのデータ通信を制限し、必要なアプリだけがデータを使用できるようにしましょう。

長期滞在の場合はeSIMや現地SIMの活用を検討

ahamoの海外ローミングは、15日以上利用すると通信速度が128kbpsに制限され、低速になってしまいます。長期滞在予定の場合は、eSIMや現地SIMカードの活用を検討することで、快適な通信環境を確保しつつ、高額請求を回避できます。

対策

  • eSIMを利用する
    事前にeSIMを購入しておけば、現地でSIMを入れ替える必要がなく、設定だけで利用できます。Airalo、Ubigi、Nomadなどのサービスを利用すると、簡単に設定が可能です。
  • 現地SIMカードを購入する
    現地の通信キャリアのSIMカードを購入すれば、比較的安価で安定したデータ通信が利用できます。ただし、SIMフリー端末が必要なため、事前に確認しておきましょう。

データ使用量を管理し、30GBを超えないようにする

ahamoの海外ローミングは月30GBまで無料で利用できますが、それを超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。動画視聴やデータの大量ダウンロードを行うと、すぐに上限に達してしまうため、データ使用量を管理することが重要です。

対策

  • データ使用量を確認する
    ahamoアプリから現在のデータ使用量を確認し、30GBを超えないように管理しましょう。
  • データ節約モードを活用する
    • 動画の画質を下げる(YouTubeなら「自動」→「360p〜480p」)
    • スマホの「低データモード」を有効にする
    • クラウド同期をオフにする

これらの対策を実施することで、ahamoの海外利用時に高額請求を避け、安心してインターネットを利用できます。

海外でahamoが繋がらない場合の対処法

海外でahamoが繋がらない場合、以下の対処法を試すことで通信が復旧する可能性があります。スマホの設定や通信環境によって問題が発生することがあるため、一つずつ確認しながら対応を進めてください。

1. 通信設定を再確認する

最初に、データローミングの設定が正しく有効になっているか確認しましょう。誤った設定のままでは通信ができません。

iPhoneの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」をタップ
  3. 「通信のオプション」を開く
  4. 「データローミング」がオンになっているか確認
  5. 「ネットワーク選択」を自動に設定

Androidの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」または「モバイルネットワーク」を選択
  3. 「データローミング」がオンになっているか確認
  4. 「ネットワークの自動選択」を有効にする

もし設定が正しくても繋がらない場合は、一度オフにしてからオンに切り替えることで改善することがあります。

2. スマホを再起動する

スマホの一時的な不具合や通信の不安定さは、再起動することで解決することが多いです。以下の手順でスマホを再起動してください。

  • iPhoneの場合:「電源ボタン」+「音量ボタン(機種による)」を長押しし、「スライドで電源オフ」をスライドし、30秒ほど待ってから再起動する。
  • Androidの場合:「電源ボタン」を長押しし、「再起動」を選択する。

再起動後、通信が回復しているか確認してください。

3. 機内モードのオン・オフを試す

機内モードの切り替えは、ネットワーク接続のリセットに有効です。以下の手順を試してください。

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「機内モード」をオンにする
  3. 30秒〜1分待つ
  4. 「機内モード」をオフにする
  5. 通信が回復するか確認する

この方法は、一時的な接続不良を解消するのに効果的です。

4. 電波の良い場所へ移動する

海外では、日本とは異なる通信環境のため、場所によって電波が届きにくいことがあります。以下のような方法で電波状況を改善できます。

  • 建物の内部や地下にいる場合は、屋外に移動する
  • 高層ビルの上層階や窓際に移動する
  • 人口の多い都市部であれば、通信エリアの中心に移動する

スマホの画面上に表示される電波状況を確認しながら、電波の良い場所へ移動してみてください。

5. 手動でネットワークを選択する

デフォルトでは、ahamoの回線は現地の提携キャリアに自動で接続されます。しかし、自動接続がうまくいかない場合、手動でネットワークを選択することで改善できることがあります。

iPhoneの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」→「ネットワーク選択」をタップ
  3. 「自動」をオフにし、表示される通信キャリアから適切なものを選択

Androidの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイルネットワーク」→「ネットワークオペレーター」または「ネットワークの選択」
  3. 「自動」をオフにし、利用可能なネットワークを手動で選択

対応しているキャリアが表示されない場合は、再起動して再度試してみましょう。

6. SIMカードの抜き挿しを試す

SIMカードの接触不良が原因で通信ができないことがあります。以下の手順でSIMカードを抜き挿ししてみてください。

  1. スマホの電源をオフにする
  2. SIMカードを取り出す
  3. SIMカードに傷や汚れがないか確認する
  4. 問題がなければSIMカードを再度挿入する
  5. スマホの電源を入れ、通信が回復するか確認する

SIMカードを抜き挿しする際は、小さい部品なので紛失しないよう注意してください。

7. データ容量と速度制限を確認する

ahamoの海外ローミングは月30GBまで無料で利用できますが、それを超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。また、海外で15日以上利用すると速度制限(128kbps)がかかります。

データ使用量の確認方法

  • ahamoアプリを開く
  • 「データ通信量」メニューから現在の使用量を確認
  • 30GBを超えている場合は、日本に帰国するまで速度制限がかかる

もし速度制限にかかっている場合は、Wi-FiスポットやeSIMを活用することを検討しましょう。

8. 現地Wi-FiやeSIMの利用を検討する

どうしてもahamoの通信が復旧しない場合は、現地のWi-FiやeSIMの活用も選択肢に入れましょう。

  • ホテルやカフェの無料Wi-Fiを利用
  • モバイルWi-Fiルーターをレンタルする
  • eSIMサービスを活用する(例:Airalo、Ubigi、Nomadなど)

eSIMなら、日本で事前に準備しておくことも可能です。

これらの対処法を試せば、多くの場合ahamoの通信トラブルを解決できるでしょう。もしすべて試しても繋がらない場合は、ahamoのサポートセンターに問い合わせて、現在の通信状況を確認するのも有効な方法です。

海外でのahamo利用に関するよくある質問(FAQ)

ahamoと海外用Wi-Fi、どちらがコストを抑えられる?

ahamoの海外ローミングは、追加料金なしで91の国と地域で30GBまでデータ通信を利用できます。そのため、短期間の旅行やビジネス出張では、Wi-Fiルーターのレンタルよりもコストを抑えやすいです。ただし、30GBを超えると速度が1Mbpsに制限され、15日を超えると128kbpsに低速化されるため、長期滞在や大容量データを使う場合は、海外用Wi-FiやeSIMの活用も検討しましょう。

海外でのahamo利用時に速度制限を回避する方法は?

ahamoでは、海外利用開始から15日を超えると速度が最大128kbpsに制限され、日本に帰国するまで解除されません。速度制限を回避するためには、以下の方法を検討してください。

  • 短期滞在にとどめる(15日以内で帰国する)
  • eSIMや現地SIMを利用する(デュアルSIM対応端末ならahamoと併用可能)
  • Wi-Fiスポットを活用する(ホテルやカフェの無料Wi-Fiを利用)

海外から日本へ電話をかける場合の料金は?

ahamoの海外ローミングでは、データ通信は無料ですが、音声通話は別料金です。主要な国での通話料金の例を示します。

滞在国日本への発信 (円/分)現地での発信 (円/分)着信 (円/分)
アメリカ140円125円175円
韓国125円50円70円
イギリス180円80円110円
オーストラリア180円80円80円

LINEやSkypeなどのインターネット通話アプリを活用すれば、音声通話料金を抑えられます。

海外でahamoのデータローミングをオフにする方法は?

渡航先で意図せずデータ通信が発生しないように、データローミングをオフにすることをおすすめします。

iPhoneの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「モバイル通信」をタップ
  3. 「通信のオプション」を選択
  4. 「データローミング」をオフにする

Androidの場合

  1. 「設定」アプリを開く
  2. 「ネットワークとインターネット」または「モバイルネットワーク」を選択
  3. 「データローミング」をオフにする

帰国後は、通信環境を正常に戻すために再度ローミング設定を確認しましょう。

ahamoの海外利用で30GBを超えた場合はどうなる?

ahamoの海外ローミングは、月30GBまで無料ですが、それを超えると通信速度が最大1Mbpsに制限されます。この速度では、動画の視聴や大容量データのやり取りに影響が出る可能性があります。

対策として、

  • ahamoアプリでデータ使用量を定期的に確認
  • Wi-Fiスポットを活用し、モバイルデータの使用を抑える
  • 必要に応じてデータ追加購入(1GBあたり550円)
    を行うと快適に利用できます。

帰国後、ahamoの設定は変更する必要がある?

帰国後、基本的には自動で日本国内の通信環境に戻りますが、念のため以下の点を確認しましょう。

  • データローミングをオフにする(海外利用時にオンにしていた場合)
  • ネットワーク設定を自動に戻す(手動で現地キャリアを選択していた場合)
  • モバイルデータ通信が有効になっているか確認

これらの設定を行えば、帰国後もスムーズにahamoを利用できます。

まとめ

ahamoの海外ローミングは、91の国と地域で追加料金なしで利用可能な便利なサービスです。設定を正しく行い、データローミングをオンにするだけで、海外でもインターネットを利用できます。Wi-Fiルーターのレンタルや現地SIMの購入が不要なため、短期間の旅行やビジネス出張ではコスト面で大きなメリットがあります。

一方で、海外での利用にはいくつかの制約や注意点もあります。特に、15日を超えると通信速度が最大128kbpsに制限され、日本に帰国するまで解除されない点や、月30GBのデータ上限を超えると1Mbpsの速度制限がかかる点には注意が必要です。長期滞在の場合は、eSIMや現地SIMの活用を検討することで通信環境を快適に保つことができます

また、通話やSMSには追加料金が発生し、高額になる可能性があるため、LINEやSkypeなどの無料通話アプリを活用することが推奨されます。Wi-Fiスポットを利用すれば、データ通信の消費を抑えることも可能です。

万が一、海外でahamoが繋がらない場合は、通信設定の確認、スマホの再起動、ネットワークの手動選択などの対処法を試すことで解決できる場合が多いです。それでも問題が解決しない場合は、ahamoのサポートセンターに問い合わせるのも一つの方法です。

帰国後は、データローミングをオフにする、ネットワーク設定を自動に戻す、モバイルデータ通信の有効化を確認するなどの設定を見直すことで、スムーズに国内通信に戻ることができます。

ahamoを海外で利用する際は、これらのポイントを押さえておくことで、無駄なコストを抑えつつ、快適にインターネットを活用できます。計画的にデータ通信を管理しながら、安全で快適な海外滞在を楽しみましょう。

19位

ahamo

NTTドコモ

サービス名ahamo
最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通信速度の速さ4.87
月1GB利用時の安さ1.00
月3GB利用時の安さ1.00
月10GB利用時の安さ1.00
月20GB利用時の安さ1.10
月50GB利用時の安さ2.84
機能の多さ3.36
総合2.17

ahamoがおすすめの理由

ahamoがおすすめの理由は「ドコモ回線を利用しているため通信が安定している点」「シンプルな料金プランで大容量データが利用できる点」です。

ahamoは、大手キャリアのドコモ回線をそのまま利用できるため、通信の安定性が高く、混雑する時間帯でも速度が落ちにくい点が大きな魅力です。特に、昼休みや通勤時間帯でも快適に利用できるため、動画視聴やSNSの利用が多い人にも適しています。さらに、全国どこでもドコモの広いエリアで通信可能で、山間部や地方でも電波がつながりやすい点もメリットです。

料金プランはシンプルで、月30GBまで2,970円という価格設定になっており、大容量データを使いたい人に最適です。さらに、追加料金を支払うことで110GBまで利用できる「大盛りオプション」も用意されているため、データ使用量が多い人にとってコストパフォーマンスの良い選択肢となります。また、5分以内の国内通話が無料で利用できるため、短時間の通話が多い人にとっては追加料金なしで利用できる点も魅力的です。

デメリットは、小容量プランがないため、データ通信をあまり利用しない人には向かない点です。最低でも30GBのプランとなるため、データをあまり使わない人にとっては割高に感じる可能性があります。また、基本的にオンライン専用のサービスであるため、申し込みやサポートはWebやアプリ経由で行う必要があります。ドコモショップでの対面サポートを受ける場合は、1回3,300円の手数料がかかるため、店舗でのサポートを重視する人には不向きです。

総じて、ahamoは通信の安定性と大容量データを求める人にとって優れた選択肢であり、コストを抑えつつ快適なモバイル環境を手に入れたい人におすすめの格安SIMです。

最安月額料金2,970円~
~1GB2,970円/月
2~3GB2,970円/月
4~10GB2,970円/月
11~20GB2,970円/月
21~30GB2,970円/月
50GB~4,950円/月
利用回線ドコモ回線
回線の種類MNO
選べるプラン30GB、110GB
昼休み時間帯通信速度(12~13時)316.5Mbps
通常時間帯通信速度(14~16時)646.5Mbps
通勤時間帯通信速度(17~19時)594.0Mbps
問い合わせ方法チャット
専用通話アプリ不要
かけ放題プラン5分かけ放題(プランに付帯)、無制限かけ放題
基本通話料22円/30秒
5G対応
セット割引あり
カウントフリー・エンタメフリー
最低契約期間
データ容量の翌月繰越可能
解約金なし
留守番電話あり
初期費用0円
テザリング可能
支払方法口座振替、クレジットカード
追加データ料金1GB:550円/80GB:1,980円
速度制限時の最大速度1Mbps
取り扱いSIMのサイズnanoSIM
eSIM対応
MNPワンストップ対応
プラチナバンド対応
専門ショップあり△(有料)
海外利用可能
Apple Watchプラン対応